9地域の課題である少子高齢化に向き合い、「若い世帯層が住みたいと思うまちづくり」「高齢社会における地域の健康増進」を目指し、本実証実験を実施しました。ご協力いただいた病院、妊産婦・ロータリークラブのモニターの方々には本実験の社会的意義について丁寧に説明を重ねながら、取り進めてまいりました。今後も、当該地区のヘルスイノベーションのコンセプト実現を目指し、同コンセプトに資する付加価値あるサービスを構築・実装しながら、魅力的なまちづくりに貢献していきたいと思っています。担当チームから複合都市開発グループ都市インフラ本部 国内事業開発室、コンシューマー産業グループ ヘルスケア本部 ヘルスケア部NTTデータ、リンクアンドコミュニケーション、ピーステックラボ等と協力し、2023年4月下旬より湘南鎌倉総合病院に通院する妊産婦の方々、及び5月下旬より地元ロータリークラブ会員様をモニターとし、ライフログ※1活用による「健康促進」及び「健康見守り」サービスの実証実験を、神奈川県藤沢市村岡地区/鎌倉市深沢地区で開始しました。対象の方にウェアラブルデバイスを配布し、そこから得られるライフログ※1をNTTデータが提供する健康管理システムやリンクアンドコミュニケーションが提供するAI健康アプリに活用し、見守りや健康意識の啓蒙を図ります。ヘルスイノベーションを核としたまちづくりの検討が進む同地区において、PHR※2の活用による次世代健康管理の取組を加速させていきます。※1:生活や行動に関するデジタルデータ※2:PHR=Personal Health Recordの略ヘルスイノベーションを核としたまちづくりに向けた「健康促進」及び「健康見守り」サービスの実証実験開始
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