三菱商事株主通信 - 2024年11月 No.58
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7 当社は本年7月に創立70年という節目を迎えました。 さかのぼること70年前。戦後、旧三菱商事は解散。その後設立された百数十の会社が集約・合併を重ね、「大合同」を成し遂げ、現在の三菱商事が生まれました。その後、「商社冬の時代」や「商社不要論」が叫ばれた厳しい時期を乗り越え、三菱商事グループは成長を続けています。 これまで事業環境の変化に応じて事業モデルを柔軟に変化させてきましたが、その変化を実現してきたのは、高い志を持って社会課題に挑戦してきた社員に他なりません。さらに、株主・投資家の皆様、事業パートナーの皆様やお客様など、多くのステークホルダーの皆様のご支援があったからこそ、70年という長い歴史を築き、持続的な成長を実現することができたと考えています。当社を日頃から支えてくださっている多くのステークホルダーの皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。 直近の業績に目を向けると、2022年度の連結純利益で過去最高となる1兆円超えを達成し、続く2023年度も過去2番目の水準となる9,640億円となりました。「稼ぐ力」の向上や「循環型成長モデル」の着実な実践は感謝の気持ちを心に刻む純利益1兆円は通過点三菱商事グループのさらなる進化を目指して

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