【主な変動要因】〈増加〉 ・ 豪州原料炭事業(炭鉱売却) 〈減少〉 ・ 豪州原料炭事業(数量減少・市況下落)TOPICS高まる銅需要に応えるため更なる銅事業の拡大へ当社は、脱炭素社会実現の鍵を握る銅資源の開発を中核事業の一つと位置付け、複数の優良な銅鉱山を共同保有しています。2023年に本格操業へ移行したペルー・ケジャベコ銅鉱山は、2024年度も安定操業を継続し、着実な収益貢献を果たしました。更に、2030年頃の生産開始を目標として、チリ・マリマカ銅鉱山の開発に向けた検証やAnglo American Sur銅事業における隣接鉱山との一体操業に向けた取組を進捗させました。今後も更なる銅資源確保と安定供給に取り組みます。金属資源グループは、銅、原料炭、鉄鉱石、アルミ、リチウム、ニッケルといった金属資源への投資・開発等を通じて事業経営に携わるとともに、グローバルネットワークを通じた鉄鋼原料、非鉄原料・製品における質の高いサービスや機能を活かし、供給体制を強化しています。■当期純利益の推移(単位:億円)2023年に本格操業に移行したケジャベコ銅鉱山【主な変動要因】〈増加〉 ・ 海外不動産運用事業(前年度評価損の反動及び税効果計上) 〈減少〉 ・ 北米不動産開発事業(減損・売却損) ・ エネルギーインフラ関連事業(完工損益)・ 千代田化工建設(株)(米国ゴールデンパスLNGプロジェクト関連引当繰入)TOPICS社会課題の解決に資する次世代型インダストリアルパーク構想を推進当社は、「先端産業を核としたまちづくり」を目指し、パートナーと共同で複数の次世代型インダストリアルパーク構想※を推進しています。創薬研究施設である「アイパーク」を通じて、イノベーションの創出や、同施設を起点とした都市開発・都市運営を展開し、また、急拡大するAI需要への対応と持続可能な電力供給という社会課題を踏まえ、電力事業とデータセンター事業の一体開発を進めます。社会インフラグループは、国内外での都市開発・運営、不動産開発・運用、デジタル社会を支えるデータセンター、船舶、宇宙航空機、産業機械、エネルギーインフラ事業等に取り組んでいます。■当期純利益の推移(単位:億円)アイパーク神戸(仮称)建物イメージ※ 当社の産業接地面を活かし、複数の産業を連関・集約させた産業型都市開発△677(△23%)2024年度△111(△22%)2023年度2024年度532023年度金属資源グループ2,9552,278社会インフラグループ509398
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