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三菱商事が目指すDX(デジタル・トランスフォーメーション)とは?

三菱商事が目指すDX(デジタル・トランスフォーメーション)とは?三菱商事が目指すDX(デジタル・トランスフォーメーション)とは?

デジタル・トランスフォーメーションとは

三菱商事が目指すDX

DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは?

DXとは、データやデジタル技術を活用してビジネスモデルを変革することを指します。デジタル化と混同されがちですが、社内システムの構築やペーパーレス化などで効率化やコストダウンを図るデジタル化とは異なり、既存の枠組みに捉われない新たな発想で、ビジネスの手法やお金の稼ぎ方そのものを変えていくことを目指します。

事業のデジタル化とDXの違い

DXは事業のデジタル化だけでなく、ビジネスモデルそのものを変革する。差別化要素としてのデジタル技術活用や、新たな事業価値創出に向けた構想が重要となる。

事業のデジタル化とDXの違い

事業のデジタル化とDXの違い

例えばある映像配信企業は、オンラインでのDVDレンタルを行っていましたが、技術の革新に伴ってストリーミング配信を開始し、世界でシェアを拡大。既存作品の配信に加えてオリジナル作品の制作も手掛け、従来のビジネスモデルに変革をもたらしました。このように、デジタル技術の進歩を捉え、企業自らがビジネスモデルの変革に取り組み、競争力の強化や事業価値の向上を図ることがDXの目的といえます。

DXの成功事例

ある映像配信企業の事例

顧客ニーズがビデオ・オン・デマンドに移ることを敏感に察知。いち早くストリーミング配信へと参入し、デジタル・プラットフォーマーとしての地位を確かにする。

ある映像配信企業の事例

ある映像配信企業の事例

三菱商事が目指すDXは?

三菱商事が目指すのは、産業全体の変革を促進する「産業DXプラットフォーム」の構築です。三菱商事は総合商社として、サプライチェーン全体にわたって幅広い事業を展開し、全産業と接点を持っています。この強みを活かし、需要予測や位置情報など、事業の効率化や生産性向上に資する機能をプラットフォーム化し、あらゆる産業に対して企業の垣根を越えて提供します。それぞれの企業が主体的にDXを進め、三菱商事はいわば裏方としてその取り組みを支える、オープンな連携の枠組みをつくり上げることで、産業構造の変革を加速し発展につなげるとともに、社会課題の解決を図ることを目指しています。

DXの対象となる分野は、流通、資源、電力など、あらゆる産業に無数に存在します。三菱商事は、長年培ってきたノウハウと膨大なデータに、デジタル技術を掛け合わせ、まだ誰も達成していない産業を跨いだDXを成し遂げるために、チャレンジを続けています。

DXは、環境課題の解決とも密接に関係しています。例えば、需要予測や物流の効率化により、食品ロスや自動車からのCO₂排出を削減することが可能です。脱炭素化は重要な社会課題であり、三菱商事もその実現に向けてさまざまな取り組みを進めています。DXにより産業のデジタル化を進め、効率化を図るとともに脱炭素社会を推進し、社会課題の解決に貢献できる仕組みづくりを目指しています。

MCグループのデジタル戦略:
産業DXプラットフォーム

産業の効率化や付加価値向上に資する機能をデジタル化し、企業の垣根を越えて提供するプラットフォームを構築することで、産業・社会課題解決を目指す。

MCグループのデジタル戦略 産業DXプラットフォーム

MCグループのデジタル戦略 産業DXプラットフォーム

具体的な取り組みは?

食品流通

需要予測で食品ロス削減に挑む

食品流通では、販売の機会ロスを減らすためにメーカー、卸、小売りのサプライチェーン全体で過剰に在庫を抱えた結果、多くの食品ロスが発生する問題を抱えており、その規模は年間約1兆円ともいわれています。この現状を打破するため、需要予測のモデルづくりに取り組んでいます。AI技術を活用し、サプライチェーンに関わる受発注や在庫等のデータを総合的に解析することで、余剰在庫の大幅な削減が期待できます。

DXによる食品流通の変革

DXによる食品流通の変革

位置情報

位置情報が生み出す新たなビジネス

ヒトやモノがどこにあり、どう動くのかを示す位置情報は、DXを進める上で重要な役割を持ちます。三菱商事はNTTと共同で、世界最大規模の位置情報データベースを持つ「HERE Technologies」に出資し、物流、都市交通を中心領域として、さまざまな取り組みを進めています。物流では、ドライバー不足や買い物難民といった課題の解決をめざし、都市交通ではAIオンデマンドバスや市民間ライドシェアなどのサービスを展開していきます。

短期テーマ

物流車両動態管理・ルーティング技術を活用した物流サービス

ラストワンマイル・デリバリー

ラストワンマイル・デリバリー

ラストワンマイル・デリバリー

ドライバー不足や市民の買い物利便性不足といった物流業界課題解決のために、新しいスタイルの配送、物流ハブ拠点の設置、ユーザーによる受取促進などに挑戦。

都市交通乗合ソリューションを活用したMaaS・オンデマンド交通

AIオンデマンドバス

AIオンデマンドバス

AIオンデマンドバス

乗り降りする場所を柔軟に指定可能なオンデマンドバスを提供。時間・場所・ルートの最適化により、利便性向上と採算性向上を目指す。

モビリティシェアリング

モビリティシェアリング

モビリティシェアリング

観光客に対して、より利便性・回遊性の高い新たなマイクロモビリティも含めたモビリティシェアリング・サービスを提供する。

中長期テーマ

マイニング

マイニング

鉱山事業で利用しているフリート・マネジメント状況をデジタル化し、オペレーションコストを削減

スマートシティ

スマートシティ

位置情報関連技術を用いた都市機能高度化(人流・物流最適化、渋滞緩和、セキュリティー向上)

次世代モビリティ

次世代モビリティ

ITS(高度道路交通システム)
ADAS(先進運転支援システム)
自動運転等を組み合わせた次世代モビリティ

HERE Technologies

HERE Technologies

HERE Technologies

25年間自動車業界に対しカーナビ向けの位置情報サービスを提供。位置情報サービスの第一人者HEREのデジタルマップは、北米と西欧で販売されるカーナビ搭載車の5台中4台に採用されている。

創業:
1985年/シリコンバレー
株主:
ドイツ自動車・部品メーカー(ダイムラー/BMW/アウディ/ボッシュ/コンチネンタル)によるコンソーシアム、インテル、パイオニア
事業領域:
主に自動車メーカー・カーナビメーカー向け位置情報の提供
展開地域:
200カ国・地域でサービスを提供
従業員数:
約9,000人(米国、ドイツ、オランダ、インドなどが中心)

DXの最前線

産業に変革をもたらすプロフェッショナル集団ーMC Digital

三菱商事が進めるDXの中核を担うのが、2019年に誕生したMCデジタルです。これまで三菱商事では、デジタル技術を活用したプロジェクトを行う際、外部企業に開発を依頼するケースが多く、データ活用や分析の知見が流出し、社内に蓄積されないという課題がありました。そこで、三菱商事グループが持つサプライチェーン全体の膨大なデータや、その活用ノウハウ、コアとなる情報技術を集結し、DXの肝となるビジネスモデル変革のノウハウを内製化するべく設立されました。

MCデジタルの社員

MCデジタルの社員

幅広い産業に関する豊富なデータがあること、スペシャリストとしての技術を最大限に活かせること、社会的なインパクトが大きい仕事ができること、MCデジタルで働く理由はさまざまですが、デジタル技術で社会の進歩に貢献するというミッションの下、データサイエンティストやソフトウェアエンジニアなど、世界で活躍できる多彩な人材が集結。「要求を超える成果を達成し、顧客にバリューを提供しよう」を合言葉に、さまざまな課題の解決に取り組んでいます。

MCデジタルの社員

Message from MC×me

平栗拓也

平栗拓也
三菱商事デジタル戦略部 部長 兼
MCデジタル代表取締役社長兼CEO

従来の仕事のやり方を見直し、デジタルを使ってビジネスモデルを変革する挑戦、それがDXです。日々の仕事の中から課題を見つけ出す力、関係者の共感を得ながら解決に導いていく実行力が求められます。壁に直面することもありますが、つくり上げたシステムが社会に実装され、大きなインパクトを与えられる、あらゆる産業と接点のある三菱商事のDXならではの醍醐味だと感じています。

私は、ITを使って世の中を変える仕事をしたいという強い思いを持って三菱商事に入社しました。その思いを今も変わらず持ち続け、DXに取り組んでいます。みなさんも、自分が何をしたいのか、社会にどんな価値を提供したいのかを考え、ぜひやりたいことを持って社会に出てほしいと思います。