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DREAM AS ONE. パラスポーツの"アツさ"を伝えたい!

車いす

DREAM AS ONE.

パラスポーツの
"アツさ"を
伝えたい!

三菱商事では、社会貢献の一環としてパラスポーツの支援に取り組んできた。2014年には、「DREAM AS ONE.」を発足。
「ともに一つになり、夢に向かって」をスローガンに、パラスポーツの競技者と応援者、双方への働きかけを通じてさらなる支援を展開している。

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目次

車いす同士がぶつかり合い、その衝撃音が体育館中に響く。ここで行われていたのは、車いすラグビーの選手たちの練習だ。

パラスポーツと聞くと、一般的なスポーツよりも控えめな印象を受けるかもしれないが、そんなことはない。

むしろ、車いすラグビーからはどんなハードなスポーツにも引けを取らない激しさと熱が感じられる。

車いすラグビー今井
今井は日本代表の守備の要として、さまざまな国際大会で活躍
車いすラグビー池崎
日本代表のエースである池崎は、世界でも指折りのポイントゲッターだ
車いす
パラスポーツで唯一、車いす同士のぶつかり合いが許されている車いすラグビー。
車体の傷やへこみが、その激しさを物語っている。

社会貢献として40年以上続くパラスポーツへの支援

三菱商事が2 0 1 4 年に立ち上げた「DREAM AS ONE.」の目的は、パラスポーツの裾野を広げることと、パラスポーツに対する世間の理解度・認知度を高めること。パラスポーツを“する人”と“見る人”の双方に働きかけることで、障がいの有無に関係なく、スポーツを通じみんなで支え合うことができる社会づくりを目指している。

その目的のもと「DREAM AS ONE.」では、パラスポーツの裾野を広げるため、さまざまな大会への協賛や障がい児のためのスポーツ教室を開催。また、パラスポーツ振興を目的とした体験会やボランティア養成講座を、社員はもちろん広く一般の人々も対象にして開催してきた。車いすラグビーへの支援も、こうした活動の一環なのである。

「DREAM AS ONE.」の活動をスタッフとして支えるサステナビリティ・CSR部の小川向日葵は、「アツく盛り上がれる競技がたくさんあることが、パラスポーツの魅力」だと語る。
「この魅力を一人でも多くの人に伝えたいという想いで、さまざまなイベントの企画や運営をしています」(小川)

車いすラグビー今井

三菱商事に入ってからは、練習と遠征に割ける時間が増え、競技に集中できています。それがリオデジャネイロパラリンピックでのメダル獲得や2018年の世界選手権での優勝につながったと思います!

パラアスリートの方々は、「障がい」をも武器にして競技に挑んでます。彼らの「カッコよさ」も伝えたいですね!

サステナビリティ・CSR部小日向

所属アスリートの活躍を全社員が一丸となって応援

三菱商事は、パラアスリートを支える活動にも力を入れている。2004年のアテネパラリンピック男子マラソン(視覚障がい)で金メダルを獲得した高橋勇市を筆頭に、2016年には車いすラグビー日本代表にも名を連ねる池崎大輔と今井友明をアスリート採用。同年のリオデジャネイロパラリンピックで車いすラグビーが銅メダルを獲得、さらに2018年の世界選手権で初の金メダルに輝くと、社内での彼らに対する注目度が一気に高まった。また、所属アスリートを応援することで、社員がパラスポーツを身近に捉えるようになったという。

所属アスリートの一人である今井は、「中学生時代に障がいを負った私は車いすラグビーに出合い、障がいがあっても車いすをぶつけ合うような激しいスポーツができることを知り、光を感じました」と振り返る。現在は、競技と並行して「DREAM AS ONE.」が主催する車いすラグビーの体験会などでサポーターとしても活動。彼ならではの目線でイベントの企画にも携わり、障がいのある子どもたちの希望となるよう、パラスポーツの魅力を伝えている。

「そのためには自分たちの活躍も必須です。国際大会では日本代表として日の丸を背負って戦うことに誇りを持ち、一つひとつのプレーで応援してくださる方々に勇気や感動を与えたい。それが“世界中の人々が、ともに一つになる”という三菱商事の願いを実現するきっかけになると思い、日々の練習に励んでいます」(今井)

最近は、パラスポーツがメディアなどで取り上げられる機会が増えている。三菱商事も世間の関心が高まりつつあるなか、その魅力を継続して発信。そして、健常者と障がい者が心を一つにして、ともに支え合う共生社会の持続と発展に貢献できるよう、今日も「DREAM AS ONE.」のプロジェクトは続いている。

パラスポーツの裾野を広げるさまざまな取り組みを続けています!

sportsevent
Sports Event
大分国際車いすマラソン大会など、さまざまな競技大会・イベントへの協賛を行っている
experience
Experience
障がいの有無に関係なく、多くの方が一緒に参加できる各種のパラスポーツ体験会を実施し、認知と理解を高めている
sports lesson
Sports Lesson
水泳やサッカーなど、障がい児を対象としたスポーツ教室を開催。障がい児がスポーツに触れる機会を提供している
seminar
Seminar
各種競技大会へのボランティア参加を促進するため、パラスポーツに関連した「基礎セミナー」や「ボランティア養成講座」も定期的に実施

三菱商事には、車いすラグビーと陸上競技、競泳、車いすテニスの分野で、7人のアスリートが所属

athletes

左列上から、競泳選手(身体障がい S7クラス)/西田 杏、陸上(T11)トライアスロン(PTVI)選手/高橋勇市、競泳選手(視覚障がい(弱視)S13、SB13、SM13クラス)/辻󠄀内彩野

右列上から、車いすテニス選手/船水梓緒里、競泳選手(知的障がいクラス)/東海林 大

※記事発行日2021年3月8日時点の情報です。