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プロフェッショナルが集う現場に飛び込む 手探りの挑戦で得た生きた知識

プロフェッショナルが集う現場に飛び込む
手探りの挑戦で得た生きた知識

佐々木 陽菜佐々木 陽菜

2018年入社。天然ガスグループ所属。

仕事を通して世界規模の課題解決に取り組みたいとの思いから入社。一貫してLNG(液化天然ガス)事業に携わり、売買契約や配船に関わる業務を経験。シンガポールの事業会社での研修を経て、現在は豪州事業会社の東京拠点で、同国のLNG事業を担当。(2021年6月取材当時)

注:新型コロナウイルス感染対策のため、密を避け、換気などに十分配慮して取材撮影しています。

努力を積み重ね、
「必要とされる存在」になる

努力を積み重ね、「必要とされる存在」になる努力を積み重ね、「必要とされる存在」になる

 
 

入社3年目の2020年、グローバル研修で赴任したのが、LNGの販売・マーケティングに特化したシンガポールの事業会社です。三菱商事が世界各国で参画するプロジェクトから得たLNGや新しくマーケットから購入したLNGを、誰にどう売るのが最適かを考え、船の調達やLNGの運搬も担う会社です。多くの資源会社が拠点を置くシンガポールは、LNG販売・マーケティングに携わる人材や情報が集まる場所。研修先の事業会社も、国際色豊かな社員が活躍しています。日本でもLNG事業を担当し、ある程度の知識や経験はあったものの、初めての海外勤務に加え、コロナ禍での100%テレワークという状況。現地社員の方々といかに関係性を築き、業務の幅を広げていけるか、試行錯誤の毎日でした。

研修といっても特別なプログラムが用意されているわけではなく、自分で仕事を探すことからのスタート。LNG運搬に使う船の調達(チャーター)や運航業務は初めての経験で、まずは現地社員とのコミュニケーションを通し、業務知識を増やすことから始めました。どうすればチームに貢献できるのか。教えてもらうだけでなく相手の役にも立ちたいと、会議の議事録作成や契約書の細かいチェックなどのコミュニケーションの小さなきっかけも逃さぬよう自ら必死に取り組むうち、徐々に任せてもらえる仕事が増え、新しい業務にも挑戦できるようになっていきました。

中でも印象的だったのは、船のチャーターです。どんな船が調達可能で、妥当な金額はどのくらいなのかといった情報を、人づてで得ていく独特な世界。船のオーナーや、船主と荷主の間で船舶の取引を仲介するブローカーと直接話す中で、いかに生の情報を入手できるかが重要なため、良好な関係づくりは仕事のカギ。チャーター業務を専門とする現地社員と行動を共にする中で、コミュニケーションの取り方や交渉術など、まさに生きた知識、経験を得られたと感じています。専門性が高い業務だけに、最初はなかなか認めてもらえなかったのですが、地道に情報分析を重ね、知見を深めるにつれて信頼関係が生まれ、最後には「何とかしてシンガポールに残れないのか」と言っていただけるまでに。手探りで始まった研修でしたが、事業会社にとって必要とされる存在になれたと感じて本当にうれしく、今も強く記憶に残っています。

(*)グローバル研修生…若手社員を対象に、海外での実務研修、海外のビジネススクールへの派遣、世界各国の文化と言語を習得するための語学研修を実施。年間100人前後を派遣。
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/about/resource/training.html

佐々木 陽菜佐々木 陽菜

自分からアクションを起こし、学びの機会を広げる自分からアクションを起こし、学びの機会を広げる

自分からアクションを起こし、
学びの機会を広げる

プロフェッショナルが集う厳しい環境でしたが、上司も駐在員の先輩も、相談すれば真剣に向き合ってくださる方ばかり。新しい仕事に挑戦する機会もいただき、自分から積極的に周囲に働き掛け、思いや考えを伝えていく大切さを改めて実感しました。何事も自分からアクションを起こさなければ、できること、学べることの範囲は限られてしまいます。主体的に取り組み、周囲を巻き込んでいく姿勢は、今後も大切にしたいと思います。

さまざまなバックグラウンドを持つ社員が集まる事業会社では、仕事に対する考え方や価値観も千差万別。率直な意見が飛び交う中で、新たな視点に気付かされ、刺激を受けることも多くありました。現在は、三菱商事や各国の資源会社などが合同で設立した会社に出向していますが、まさにそれぞれの立場に立って考えることが求められる仕事。さまざまな視点に触れた経験が活かされていると感じます。

私は学生時代から、世界規模の社会課題に関わる仕事に関心があり、エネルギーの分野から課題解決に取り組めることに大きなやりがいを感じています。LNGは化石燃料に比べて相対的に環境負荷が低いエネルギー。まだ石炭に頼る部分も大きい新興国のエネルギーを転換し、経済成長を支える上で、当面LNGが果たす役割は大きいと感じます。一方で、脱炭素社会の実現のためには、LNGのカーボンニュートラル化にもパッケージで取り組む必要があります。エネルギー事業では、安定供給はもちろん、環境課題に応えていくことも大きな使命。そのためにも、LNGだけでなく全体を俯瞰して知見を深め、社会課題に応えていくための中長期的な視点を養うとともに、これまで得た経験や学びを活かし、地球のため、社会のために貢献できる仕事に挑戦していきたいと考えています。