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Central Asia

三菱商事

プレスルーム

2009年4月1日

2009年度 新入社員への社長メッセージについて

 本日、弊社は195 名の新入社員を迎えました。新入社員は本日より研修に入りますが、研修の最初に、社長の小島順彦より、新入社員に対する挨拶がありましたので、添付の通り、内容をご案内申し上げます。
尚、7月下旬頃に新入社員が社長に対し、新人研修の成果を報告し、直接コミュニケーションをとることができる機会を設ける予定です。
また、2009 年度の採用実績及び2010 年度の採用計画については下記の通りです。併せてお知らせ申し上げます。



1.採用実績
昨年度の採用活動で内定し、本日入社した新卒者は195 名。内訳は以下の通り。
 
文系
理系
院卒
学部卒
院卒
学部卒
4(1)
132(28)
41(4)
18(3)
小計
136(29)
59(7)
合計
195(36)
※( )は女性数

 2.採用人員計画
2010 年度入社の新卒採用人員数は、150~180 名程度を目安とする。






 
2009年度新卒新入社員向け小島社長メッセージ

皆さん、おはようございます、社長の小島です。
本日ここに、195名の新たな仲間をお迎えできたことを、大変嬉しく思います。
皆さんの入社を心から歓迎します。


【わが社を取り巻く環境について】

さて、皆さんがまさに社会人生活をスタートさせようとしている今、日本の経済環境は非常に厳しい状況にあります。
米国に端を発した金融危機は瞬く間に世界のあらゆる産業に波及し、「100年に一度」ともいわれる劇的な環境変化に直面しています。
皆さんはこの厳しい時代に社会人となられるわけですから、平常時では経験しないような苦労や困難もあることでしょう。しかし、翻って、100年に1度と言われるような、歴史の転換点を、身をもって体験し、ビジネスパーソンとしての実力を身に付けることのできる、ある意味では絶好の機会だと前向きに捉えて頂きたいと思います。
 
私は、2004年の社長就任以来、「新・産業イノベーター」というビジョンを掲げてきました。
これは、「環境が大きく変化する中で、高い志を持って、新しい流れを創造していきたい」という想いを込めたものです。過去の歴史を振り返ってみると、大きなイノベーションは、景気後退の時期に起きているという指摘もあります。
世界経済のパラダイムは大きく転換し、産業構造の変化や業界再編が起こりつつあります。
このような時代にこそ、「新たな時代を創造し、社会と共に成長する『新・産業イノベーター』」としての、わが社の本領を発揮していきたいと思うのです。
 
皆さんには、フレッシュな発想や新しい視点で、この時代の転換期に大いにチャレンジすることを期待しています。
 
【心がけて欲しいこと】
 
今日は、社会人としての第一歩を踏み出される皆さんに、社長として、そしてまた社会人の先輩として、入社にあたり心掛けて欲しいことを3点お話しします。
 
1つ目は、「何事でも吸収する意気込みを持って、まずは与えられた現場でしっかりと基礎を身につけてほしい」ということです。
 
皆さんは、これから一連の研修を終えた後、コーポレートや営業グループなどわが社の様々な現場で、担当業務を持つことになります。
まずは先輩や上司の指導に対し素直に耳を傾け、ビジネスパーソンとしての基本動作、業務に関する知識・スキルをしっかりと習得して頂きたいと思います。
 
皆さんには、三菱商事単体だけでなく連結事業投資先を含めた三菱商事グループの事業展開を理解し、わが社に蓄積されたノウハウ・知見を貪欲に吸収してほしい。そして一日も早くビジネスのプロフェッショナルに育って欲しいと思います。
 
その為には、好奇心とチャレンジ精神を持って、自ら現場に足を運び、広く情報を集め、投資先や取引先と強固な信頼関係を築くことが重要です。
私はこれを「商人(あきんど)の志」と表現し、常日頃から社員に伝えています。
 
私自身、入社後15年間国内取引を担当しましたが、新人の頃、当時の部長に「昼間は会社にいるな、社内業務にばかり専念するより、毎日の様に自分の担当分野のお客様のところに行け」と叱られたことがありました。
それ以降、常にお客様のニーズを把握・分析することを心がけ、日々足しげくお客様のところに通い、他の様々な部署の方と会い、幅広く情報を集めることを心掛けました。
結果として、この努力が現場での基礎作りだったと思います。
 
今や三菱商事はかつての仲介取引中心の業態から、総合事業会社に進化しました。
しかし基本は、「商人(あきんど)の志」だということは忘れないで下さい。
 
さて2つ目は、わが社がグローバルな総合事業会社として進化していくために、「グローバルベース/連結ベースの広い視野を持って、多分野に亘るネットワーク作りを心掛けてほしい」ということです。
 
本日、皆さんは従業員6,000人の三菱商事の一員になると同時に、6万人以上の規模を持つ三菱商事グループの一員になりました。
わが社には約80カ国に200以上の拠点があり、事業投資先も海外に約600、国内に約500あります。
 
皆さんには、これからどんな業務に携わったとしても、あらゆる産業にグローバルな接点を持つわが社の立場を常に意識し、一人ひとりが広い視野でビジネスの成長機会を追求していく姿勢を持ってほしいと思います。
連結・グローバルベースでのコミュニケーションを密に図り、新しいビジネスの創造に向けてのネットワーク作りを心掛けて頂きたいのです。
厳しい環境である今だからこそ、ますます三菱商事グループ全体での、グローバルな多分野にわたるネットワーク作りが非常に重要なのです。
 
一方で、「三菱商事の枠組みを越えたネットワークも広げてほしい」と思います。
私は「一期一会」という言葉が好きで、人との出会いを大切にしています。入社後間もない頃から積極的に社外での勉強会を主催する等、ヒューマン・ネットワークを広げることを心掛けてきました。
私自身、自ら働きかけて構築した人脈に、思わぬ場面で助けられたり、チャンスをもらったりという経験を数え切れないほどしてきています。
社外とのネットワークは、皆さんの会社生活だけでなく、人生そのものにとっても、かけがえのない財産になるのです。
 
そして会社にとっても、社員一人ひとりが、グループを越えて、国や地域を越えて、そして会社を越えてネットワークを拡げることが、イノベーションの大前提になるのです。
皆さんも、常にアンテナを高く張り、あらゆる垣根を越えたコミュニケーションを心掛けて頂きたいと思います。
私の言うコミュニケーションとは、インターネットやEメールのコミュニケーションではなく、基本は、フェース・トゥ・フェースのコミュニケーションです。
 
最後に3つ目ですが、三菱商事の原点として忘れてはならない『三綱領』の精神を継承してもらいたい、ということであります。
 
わが社の企業理念である三綱領は、皆さんも既にご存知のことと思いますが、「所期奉公」、「処事光明」、「立業貿易」の三つから成り立っています。
今日はその中でも「所期奉公」に少し触れたいと思いますが、この理念に込められた想いは、「事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する」というものです。
わが社は、今後ますます注力していくべきビジネス領域の一つとして、「新エネルギー・環境分野」を掲げています。
環境問題は人類的課題であり、わが社が、民間企業として環境ビジネスを通じ、社会の持続可能な発展に寄与することは「所期奉公」の精神に合致する、大変大きな意義があることと考えています。
また、環境ビジネスに限らず、世界のあらゆる地域で事業を継続していく為には、その地域の人々の考え方や、生活、環境に配慮し、尊重することが必須です。
こうした観点からの地域や社会への貢献活動にもわが社として一層力を入れて取り組んでいくべきだと認識しています。
 
さて「三綱領」は、三菱の四代目当主であり、旧三菱商事の初代会長でもある岩崎小彌太が、1920年に、まさに当時の金融危機に際し、会社の原点を示すものとして、当時の部長や支店長に対して行った訓示を基に、1934年に制定されたものです。
 
以来、わが社の中で脈々と受け継がれ、社員一人ひとりが折に触れて思い起こす行動の拠り所となっています。私自身、これまで世界の多くの国や地域で様々なビジネスに携わってきましたが、困難や問題に直面したときにはいつも「三綱領」の精神に立ち返り、「社会や人のためになる仕事かどうか」あるいは「世の中の常識や社会規範に照らし合わせて問題がないか」を自らに問いかけながら、決断や判断を下してきました。
三綱領の精神は、わが社の組織風土や企業文化の礎ともいうべき存在であり、「三菱商事らしさ」そのものと言っても過言ではありません。これからの三菱商事の歴史を紡いでゆく皆さんにも、この「三綱領」の精神を継承してもらい、三菱商事パーソンの一員としての自覚をしっかりと持って、謙虚で品格ある行動を取り、社会に貢献していって頂きたいと思います。
 
【励ましの言葉】
 
以上、皆さんの社会人としての門出に当たり、心掛けて頂きたいことを3点お話ししました。実はこの3点、社会人になったばかりの皆さんが明日から実行しようとしてもそんなに簡単なことではありません。
皆さんは、これから研修もあり、現場で学ぶことも多く、今日から日々苦労の連続だと思います。
当面の基本は、「努力」、「忍耐」、「根性」です。この3つの言葉の方が覚え易いかもしれません。
新人研修が終了し皆さんがそれぞれの職場に配属され数ヶ月経った頃に、再び皆さんと直接お話しする機会を作りたいと考えています。
その時には、皆さん一人ひとりの夢や抱負、そして日常の苦労話を直接お聞きしたいと思います。
今よりも更に引き締まった顔つきになった皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
 
さあ、今日から皆さんの社会人生活が始まります。
高い志と気概を持って心掛けて頂きたい3つのポイント、①基礎作り、②ネットワーク作り、そして③三綱領、を肝に銘じて下さい。
 
やや暗い世の中ですが、皆で明るく前向きに、「努力」、「忍耐」、「根性」を持って、三菱商事の未来を共に切り拓いて行こうではありませんか。
三菱商事パーソンとしてのスタートを祝し、皆さんの大いなる活躍を期待して、私の歓迎の挨拶と致します。
 
気を引き締めて頑張って下さい。入社おめでとう!
 
以上です。
 
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