三菱商事

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2012年4月2日

2012年度新入社員への社長メッセージについて

本日、弊社は223名(スタッフ(総合職)171名、ビジネスサポートスタッフ(一般職)52名)の新入社員を迎えました。新入社員は本日より研修に入りますが、研修の最初に、社長の小林健より新入社員に対するメッセージがありましたので、添付の通り内容をご案内申し上げます。
また、2012年度の新卒採用実績は下記の通りです。併せてお知らせ申し上げます。
 
1.2012年度新卒採用実績
 
スタッフ(総合職)
文系
理系
院卒
学部卒
院卒
学部卒
12(4)
117(30)
25(3)
17(1)
小計
129(34)
42(4)
ビジネスサポートスタッフ(一般職)
52(52)
合計
223(90)
                                                                                                         ※( )は女性数
 
2.2012年度新卒新入社員向け小林社長メッセージ
 
【わが社を取り巻く環境について】
 
・  今年は「選挙」の年といえる。3月のロシアの大統領選は記憶に新しいところだが、アメリカ、フランス、韓国、メキシコなど、多くの国々で大統領選が控えている。選挙の年には政策が変わりやすく、経済においても、世界の情勢が変化する可能性が高くなる。三菱商事は世界に200超の拠点と500社を超える連結対象会社を持ち、6万人の社員が世界中でビジネスを行なっている企業であり、世界の流れや時流を掴むことは非常に大切である。世界の動きを敏感に察知する感性を大いに磨いてほしい。
 
・ 東日本大震災から丸1年が経った。この一年間、わが社は復興支援基金を立ち上げ、被災地でのボランティア活動にも1,300人以上の社員が参加した。震災の記憶を風化させず、被災地、ひいては日本の復興に繋げていくためには継続的な支援が何より重要。わが社としても、ボランティア活動を継続するほか、この3月に三菱商事復興支援財団を設立した。学生支援奨学金や復興支援助成金に加え、産業復興や雇用創出など、出来る限りの支援を継続していく
 
・  「中期経営計画2012」の最終年度である。経営計画では「継続的企業価値の創出」を目指し、定量面では連結純利益5,000億円という目標を掲げた。わが社は、事業を通じて、継続的社会価値、継続的環境価値の創出に取り組んでいる。三菱商事の一員として、どのような価値を生み出し、どのような貢献が出来るかを常に考えながら、日々精進してほしい。
 
【新入社員に心掛けてほしいこと】
 
「志は高く、目線は低く。現場に出て、様々な経験を積んでほしい」
ビジネスで大きな力を発揮するのは、現場で鍛えられた知恵や経験である。お客様やパートナーのもとに足繁く通い、情報の最前線に身を置き、そこで何が起きているのかを深く理解することが肝要である。志高く現場に出て、第一線から自分の意見を発信してほしい。
 
・ 「自己研鑽に励み見識を持ってほしい」
政治・経済・社会など様々なテーマについて、日頃から好奇心を持ち、知見を広めることを心掛けてほしい。自分の意見を持って、周囲の人たちと大いに議論し、見識を積んでもらいたい。
 
・ 「三菱商事の企業理念を継承してもらいたい」
わが社は草創期から三綱領(「所期奉公」、「処事光明」、「立業貿易」)を経営理念に掲げて活動してきた。社員一人ひとりに脈々と受け継がれ、折に触れて立ち返る行動の拠り所となっている。中期経営計画で掲げた、経済価値、社会価値、環境価値を合わせた継続的企業価値の創出は、まさに三綱領の理念によるものである。
 
以 上
 
 

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171 / FAX:03-5252-7705
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