三菱商事

プレスルーム

2016年6月17日
株式会社 小高ワーカーズベース
あぶくま信用金庫
公益財団法人 三菱商事復興支援財団

「HARIOランプワークファクトリー小高」開所式について

株式会社小高ワーカーズベース(以下、小高WB)は、あぶくま信用金庫(以下、あぶくま信金)からの融資、及び公益財団法人 三菱商事復興支援財団(以下、復興支援財団)からの出資を活用し、福島県南相馬市小高区東町にガラスアクセサリー工房「HARIOランプワークファクトリー小高(以下、HARIO-LWF小高)」を開設しましたのでお知らせ致します。
 
HARIO-LWF小高では本日開所式を行いました。当工房の職人が工夫を凝らし、ガラスアクセサリーの製造を開始致します。ガラス細工の加工・販売を手掛けるHARIOランプワークファクトリー株式会社のご協力により、同社の本店(東京・日本橋)やネットショップを通じて商品を販売して参ります。
 
将来的には、職人の設計・加工技術を向上させてHARIO-LWF小高ならではのユニークなガラスアクセサリー製作を行い、HARIO-LWF小高を小高区の中核事業に育成し、地域の雇用創出に貢献することを目指します。
 
小高WBは、東日本大震災の発生に伴う原子力発電所の事故で避難指示が出された小高区において、避難解除後に暮らしの再開に必要な仕事や生活インフラの復興を行うため、2014年11月に創立されました。これまでは、オフィススペースの貸し出し、食堂・仮設スーパーマーケットの運営等を行い、同区の経済復興をサポートして参りました。
 
あぶくま信金及び復興支援財団は、本年7月12日に避難指示解除が予定されている小高区において、HARIO-LWF小高を拠点とした小高WBの新規事業が雇用創出・経済復興に貢献することを期待し、融資・投資を決定致しました。
 
小高区では、避難指示解除を前に住民帰還に向けた動きが広がっていますが、雇用確保等、本格的な復興のためには解決すべき多くの課題が残っております。あぶくま信金と復興支援財団は、今後小高区の経済活性化を目指す小高WBの事業を支援して参ります。
 
* あぶくま信金の融資は350万円、復興支援財団の出資は300万円です。
小高WB概要
① 本店所在地   :福島県南相馬市小高区東町1-37
② 設 立          :2014年11月
③ 出 資 金     :250万円
④ 事業内容     :コワーキングスペース「小高ワーカーズベース」の運営、仮設スーパー「東町エンガワ商店」の運営、
                        「HARIO-LWF小高」でのガラスアクセサリーの製造・販売、ウェブサイトの企画・設計・開発・運営
⑤ 代 表 者      :代表取締役 和田 智行
 
2. あぶくま信金概要
① 本店所在地   :福島県南相馬市原町区栄町2丁目4番地
② 設 立          :1950年9月
③ 出 資 金     :107億円
④ 事業内容     :預金業務・融資業務他
⑤ 代 表 者      :理事長  太田 福裕
 
3. 復興支援財団概要
① 本部所在地     :東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
② 設 立              :2012年3月(公益財団法人化は2012年5月)
③ 資 金              :100億円
④ 事業内容         :修学が困難となった学生に対する奨学金の給付、復興支援活動に従事する非営利
                             団体等への助成金の給付、その他被災地の産業復興・雇用創出等に資する事業
⑤ 代 表 者         :会長      小林 健(三菱商事株式会社 代表取締役 会長)
                           副会長   廣田 康人(同代表取締役 常務執行役員)
                           代表理事 藤村 武宏(同 環境・CSR推進部長)

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171 / FAX:03-5252-7705
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