三菱商事

写真提供:読売新聞社

プロジェクト探検隊
第20回 地域とともに考える日本の未来

三菱商事のプロジェクト現場を高校生が訪問・取材し、リポートする
「プロジェクト探検隊(主催:読売新聞社 特別協賛:三菱商事)」。

第20回目となる今回は、「地域とともに考える日本の未来」をテーマに実施。
東北と首都圏、関西から集まった10人の高校生たちが、秋田県内を回りました。
地域の課題を解決するために様々な事業に取り組む企業や自治体を取材し、
地域活性化のアイデアについて考えました。

読売新聞 12月15日 掲載

  • 202382
    • ウェンティ・ジャパン  講義
    • 三菱商事  講義
    • 能代七夕「天空の不夜城」  見学
  • 202383
    • 能代市役所  訪問
    • 稲とアガベ  訪問
    • 秋田ノーザンハピネッツ  視察
    • 秋田竿燈まつり  見学
  • 202384
    • 秋田潟上ウインドファーム発電所  講義・視察
    • 三菱商事洋上風力  講義
    • 秋田県庁  訪問
    • ラップアップ会議
  • 8月2日

    ウェンティ・ジャパン、三菱商事秋田支店講義

    秋田県内での風力発電事業に取り組む「ウェンティ・ジャパン」の佐藤社長講義では、秋田の恵まれた風をエネルギー資源として生かし、風車の部品調達から維持補修まで地元企業が関わることを目指す企業連合「秋田風作戦」について説明を受けました。続いて、三菱商事秋田支店の三上支店長から、三菱商事が掲げるDXを活用した地域コミュニティー創生構想について講義を受けました。

  • 能代七夕「天空の不夜城」 見学

    大型灯籠が名物の能代市「能代七夕  天空の不夜城」を見学。地元の人たちと一緒に踊ったりして、祭りを満喫しました。

  • 8月3日

    能代市役所訪問

    能代市役所を訪問。エネルギー産業政策の浜野課長より、同市が取り組む「風」を生かしたまちづくりについて講義を受けました。展望台に移動し、洋上風力建設予定地などを視察しました。

  • 稲とアガベ訪問

    男鹿市の醸造酒メーカー「稲とアガベ」の本社兼工場を訪問。同社の齋藤CFOより、男鹿市の地域活性化に向けた課題解決の想いや取組について講義を受け、その後店舗内を視察しました。

  • 秋田ノーザンハピネッツ視察

    由利本荘市にある道の駅岩城を訪問。道の駅岩城の運営者でもある秋田ノーザンハピネッツの水野社長から、県内初のプロスポーツチームの立ち上げについて、立ち上げ時の苦労やバスケットを通じた秋田の地域活性化への想いなど、話を伺いました。

  • 竿燈まつり見学

    国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事「竿燈まつり」に参加。祭りの迫力を間近で体験しました。

  • 8月4日

    秋田潟上ウインドファーム発電所視察

    秋田潟上ウインドファーム発電所を訪問。三菱商事クリーンエナジーの岡本さんから、風力発電所運転開始までの流れとともに、バードストライクや風車の回転音など、風力発電に関連する課題とその対応策などについて説明を受けました。

  • 三菱商事洋上風力講義

    三菱商事洋上風力の田中さんと堀江さんから、稼働開始に向けて能代市と由利本荘市の2か所で準備を進めている着床式洋上風力発電事業の概要の説明を受け、洋上風力を生かした地域共生策など、地域の活性化につながる取り組みなどの講義を受けました。

  • 秋田県庁訪問

    秋田県庁を訪問。あきた未来戦略部の髙田主任より秋田の人口推移や地域創生施策の取組について講義を受けました。

  • ラップアップ会議

    秋田アトリオンにてラップアップミーティングを行い、2泊3日のプロジェクトの総括を各自が発表し合いました。

コメント

  • 兵庫県立神戸高校 2年生 田方 喜菜

    ツアー、発表を通して、秋田の地域活性化のためには、風車を観光資源にすればよいのではないかと考えました。発表の準備をする中で、実際には色々と工夫をしないと利益を出すのが難しいことがわかりました。チームで考え、形にしたものを発表することが出来て良かったです。またプロジェクトに参加した仲間から、私の地元である兵庫にも興味を持ってもらえて、自分の町の魅力を他の県の人にも広げたいと思いました。

  • 大阪星光学院高校 1年生 中筋 貴良

    私たちが考えた秋田の地域活性に関するアイデアが、実現するかもしれないという期待にワクワクしました。発表準備のために、様々な企業に問合せをすることの難しさや、ビジネス未経験の私が、社会の協力を得ることは大変だと実感しましたが、一人では大変なことでも仲間と一緒に協力できたので楽しかったです。

  • 秋田県立秋田高校 2年生 柴田 紗永

    参加を通して、地域の活性化は、大人が取り組む課題だと思っていましたが、高校生の私達にでも、大人の力も借りながら自分たちでなにかイベントを開催したり、事業を提案・実践することができるんだ、と前向きな考え方に変わりました。学生のうちに秋田を動かしたいなと思うようになりました。

  • 栄光学園高校 2年生 日馬 光明

    風力発電事業をつうじて、地元で雇用を生み出し産業を回す構造を作ろうとしている点がとても印象に残りました。また醸造酒メーカー「稲とアガベ」のビジネス形態が面白いと感じました。

  • 東京都立戸山高校 2年生 築山 茉白

    今回のツアー、発表を通して事業企画をすることは初めてで緊張しましたが、秋田県が抱える少子高齢化、人口流出などの地域の課題を知ることができました。また、チームワークを大事にして、出た課題をみんなで話し合ったことは良い機会になりました。

  • 秋田県立秋田高校 2年生 武田 直衛

    能代市は風力発電に力を入れており、風力をどのように活用すれば能代の魅力を県外に発信出来るかという点を学べたのが良かったです。秋田の風が強いという魅力を活かし、市が率先して発信することで、秋田をリードして欲しいと思いました。

  • 秋田県立秋田高校 2年生 大山 楓

    子どものころからテレビで観ているバスケットボールチームの活動内容に興味があったので、秋田ノーザンハピネッツの講義はとても印象に残っています。スポーツだけでなく社会貢献活動など様々な方面から秋田を支えようとしていると感じました。また水野社長の話を聞くことで視野が広くなり、秋田に対する思いが強くなりました。秋田の魅力を伝えていくのは、秋田で育った私たちの使命であると感じました。

  • 秋田県立秋田高校 2年生 髙田 寛太

    私は秋田県民ですが、講義で初めて風車の説明を聞いたり間近で見ることができ、スケールの大きさを感じることが出来ました。特に風車は回転するイメージしかありませんでしたが、説明を聞き、風車の作りには様々な工夫があると知りました。より詳しく風力発電を知ることができ良かったです。

  • 千葉県立佐倉高校 2年生 江藤 晴香

    千葉県にも風車があることは知っていましたが、どのような構造で発電されているか知らなかったので、風車の見学を通して、実際の発電方法などを知ることができたことは貴重でした。竿燈祭りでは、近くで露店がたくさん開かれ、町一体でお祭りの運営を行っており、小さい子どもから親世代まで参加していて素晴らしいと思いました。

  • 立命館宇治高校 3年生 安井 悠

    風力発電を見るのは初めてでした。洋上風力は海の中で立つということにも驚きましたし、再生可能エネルギーの一つである風力発電が秋田の電力を賄いつつあることを知ることが出来ました。
    秋田のように各地域の資源や特徴を活かした再エネ事業を私の地元京都でも実現できたら良いと思いました。

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