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三菱商事

あしたの地球に

子どもたちの思いが
森を、未来を変えていく

2018年6月3日 朝日新聞「GLOBE」掲載

子どもたちの思いが
森を、未来を変えていく

地球が直面する大きな課題の一つが、森林の減少だ。国連食糧農業機関(FAO)の報告書によれば、1990年から2015年までの25年間で、南アフリカの国土面積に匹敵する1.29億ヘクタールの森林が消滅した。大気中の二酸化炭素を吸収する森林が減ることは、気候変動だけでなく生態系や我々の生活にも悪影響を与える。こうした危機に、ユニークな方法で立ち向かうプロジェクトがある。公益財団法人オイスカ(本部・東京都杉並区)が行う「『子供の森』計画」では、子どもたちが植林活動の主役。子どもたちの小さな手が地域社会を変えていく“秘密”とは——。

オイスカはアジア・太平洋地域を中心に活動する日本発祥のNGO。1991年に始まった「『子供の森』計画」は、現在までに、36の国と地域で累計5000の学校が活動に加わってきた。

なぜ子どもたちを中心とした活動を始めたのか。オイスカ海外事業部の諸江葉月さんはこう語る。

「従来の森林保全のプロジェクトは、地域の方々の理解を得るのが難しいという問題がありました。植えたそばから苗木が盗まれてしまうこともあったそうです。ところが、自分の子どもたちが植え、大切にしている苗木となると、大人たちも一緒に守っていく意識が芽生えてくる。草刈りの作業の日にお母さんたちが炊き出しに来てくれるなど、少しずつ、地域をあげて応援するムードが生まれてきています」

参加するのは小学校高学年から中学生くらいの子どもたちが中心。子どもたちが入学する際に1人1本ずつ苗木を植え、卒業するまでずっと育てていくなどの活動がある。

苗木は水や肥料をあげないと枯れてしまったり、家畜に食べられてしまったりする。交代で近くの川からバケツで水をくんで水やりをし、家畜よけの竹の囲いを地域の大人たちと一緒につくるなど、様々なケアが必要だ。手塩にかけて育てた木々が卒業後は後輩たちに受け継がれ、やがて森になっていくのだ。

森が育つにしたがって、地域全体にも「変化」が起きてくる。木が育つと微生物が落ち葉を分解して土が栄養豊かになり、下草も生える。そうした循環で生態系が豊かになった森では、地域の人々が巣箱を置いて養蜂を始めたり、土地の保水力が改善することで一毛作だった近隣の田んぼで二毛作ができるようになったりと、自然の恵みを実際に受けられるようになるという。

「多くの地域で大人たちもこうした森づくりの恩恵に気づき、活動に積極的になっていくなど、次第に良い循環が生まれています」(諸江さん)

活動は、日本を中心とした各国の個人支援者や企業から集まった寄付金に支えられている。オイスカが力を入れているのは、支援期間が終わった後も、地域の人々が自主的に森の管理を続けていけるよう、地域に根ざしたサステナブルな活動につなげることだ。樹木から種を採取して苗木をつくる方法を教えるほか、学校の先生向けに植林の指導者養成のセミナーを開催するなどの取り組みが行われている。

森を育てるだけでなく、人を育てる。地道な活動が、豊かな実りを生み出しつつある。

「自然と調和して生きる世界」を目指し、植林以外にも各地で様々な活動を展開するオイスカ。三菱商事はサステナブルな未来への取り組みの一つとしてオイスカの活動を支援しています。

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