三菱商事

プレスルーム

2012年4月3日

ブラジルで世界最大級のコーヒー農園運営に参画

三菱商事株式会社(以下当社)は、安全で香りの高い、上質なブラジル産コーヒーを、世界各地の消費者に安定的に届けることを目指し、伯国イパネマ農園の株式20%を取得し、ブラジルでコーヒー農園の運営に参画いたします。

イパネマ農園は、サンパウロ市の北約300kmに位置しており、保有面積は約60平方キロメートル(世界最大級、東京山手線の内側に匹敵)、年間生産量は最大約9,200トン(凡そ10億杯分のコーヒーに相当)です。また、同農園で栽培されるコーヒーは、使用農薬や生産履歴が整備されトレーサビリティに優れているだけでなく、米国・オランダ・イタリアの各認証機関から環境・CSRに配慮していること等を証明された、安全なスペシャリティコーヒーです。

世界のコーヒー需要は、新興国を中心に供給を上回るペースで伸びておりますが、中でもイパネマ農園産のコーヒーを例とする認証コーヒーの需要は、米欧日を中心として年率10%程度で伸びております。当社は、イパネマ農園産のコーヒーを、20年以上にわたり主に日本向けに紹介・販売しておりますが、今後、現地に常駐者も派遣して同農園の運営にも参画することで、コーヒー豆収穫の更なる機械化・効率化、灌漑施設の充実(旱魃対策)等を図り、質の高いコーヒーを安定的に生産・販売する体制を強化してまいります。

当社は、中期経営計画2012における全社戦略地域の一つであるブラジルにおいて、将来の収益基盤構築を目指せる案件の発掘に引き続き取り組んでいきます。
 
 【イパネマ農園】                                          【収穫の風景】
 


【イパネマ農園のロゴマーク】
 
 


〔参考資料〕
1.イパネマ農園概要
(1)会社名     :Ipanema Agricola S.A.、Ipanema Comercial e Exportadora S.A.
                (二社は一体で経営されており、資本金・売上高・従業員は合算で記載)
(2)代表者     :Washington Luiz A.Rodrigues
(3)本社所在地 :Rodovia BR 369 Km175 Fazenda Conquista C.Postal 124, Alfenas, MG, Brasil 37130-000
(4)設立       :1969年
(5)事業内容   :コーヒー生産事業、集荷・精選・輸出・販売事業
(6)資本金     :72,379千レアル(約34億円)
(7)売上       :114,114千レアル(約53億円、2011年度)
(8)従業員数   :約1,600人(収穫時、契約社員含)
 
2.農園風景、精選、テイスティング等の風景

    ①農園風景                
 

②水洗式の精選風景                                     ③乾燥機    
 

    ④天日乾燥風景                              ⑤カップテイスティング
 
                     
⑥輸出前の品質確認                                 ⑦保管風景(右)
 


 3.コーヒー豆の種類、その他

(1)アラビカ種
イパネマ農園が生産するコーヒー豆は香りがよく高品質といわれるアラビカ種。アラビカ種はコーヒーの世界生産量の凡そ60%を占め、主に標高の高い山岳地帯や高原で栽培される。ブラジル以外のアラビカ種の主要生産国であるコロンビアや中米諸国は、コーヒー栽培適地が山岳地帯にあるため、収穫の機械化が難しく、生産量の大幅な拡大は難しい状況。一方、ブラジルは、標高の高い平地を確保できるため、アラビカコーヒー生産国の中で唯一収穫の機械化が進められている。
 
(2)スペシャリティコーヒー
国や機関によって定義は異なるが、日本スペシャリティコーヒー協会(SCAJ)は以下の通り定義付をしている;
①消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。
②風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えて行く事。
③カップの中の、コーヒーの風味が素晴らしい美味しさである為には、コーヒーの種子からカップに至るまでの総ての段階に於いて、一貫した体制・工程で品質向上策、品質管理が徹底している事が必須である。

 
以 上
 
 

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