社長メッセージ

代表取締役社長 小林 健

ご挨拶

社長の小林でございます。

まずは、この度の震災で亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げ、被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。
未曾有の自然災害に直面した被災地に足を踏み入れる必要があると考え、4月に2度、東北に行って参りました。被災現場を目の当たりにし、復興への道のりを考えると生易しいことではなく、相当なお金と労力が掛かり、今すぐに必要だと痛切に感じました。そこで、総額100億円の復興支援基金を創設し、この6月の株主総会でも株主の皆様にご理解を賜り、復興支援を実行しているところであります。

一方、事業会社としては、経済社会をしっかりと回していくことが何よりも肝要であり、本業を通じて経済に寄与しながら、復興に全力で貢献していく所存です。

さて、三菱商事は2010年度から2012年度の向こう3年間の経営計画として、「中期経営計画2012」を策定し、「継続的企業価値の創出」を実現するため、2年目である本年は「行動・実行の年」と位置付けています。
「継続的企業価値」とは、「継続的経済価値」、「継続的社会価値」、「継続的環境価値」を統合した概念です。具体的には、「継続的経済価値の創出」とは弛まぬ収益モデルとポートフォリオの変革により、健全な利益成長及び企業価値の増大を目指すという意味です。次に「継続的社会価値の創出」とは、企業市民として社会との共生という観点から、ビジネスを通じて、経済社会の発展に寄与することを意味しております。最後の「継続的環境価値の創出」とは、地球を最大のステークホルダーと捉え、地球環境の保全と改善に取り組むという意味です。
お客様、社員、株主や債権者、社会に加え、地球を含めた全てのステークホルダーに報いることができるよう、三菱商事は「三綱領」の理念の下、事業活動を通じて日本や世界の課題解決に貢献し、「継続的企業価値」を創出することを目指して参ります。

三綱領

所期奉公:
事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない
地球環境の維持にも貢献する。
処事光明:
公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。
立業貿易:
全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。

2011年6月24日

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