三菱商事

プレスルーム

2015年5月8日
三菱商事株式会社

ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行に関するお知らせ

三菱商事株式会社(以下、当社)は、本日、主に国内機関投資家を対象としたハイブリッド社債の発行を決定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。尚、国内市場において、広く投資家を募る公募形式でのハイブリッド社債の発行は、本邦の事業法人として初めての事例となります。ハイブリッド社債は、海外市場では欧州のユーティリティー企業を始めとして活用が広がっており、今後本邦においても市場拡大が期待されます。当社は、新たな資金調達市場を開拓するという観点から、本邦ハイブリッド社債市場の開拓・拡大も見据えて継続的な発行に取り組んで参ります。
 
 
1.ハイブリッド社債発行の目的
当社では、ROEを低下させることなく、成長力と財務健全性を両立する資金調達手段として、今年度よりハイブリッド社債及びハイブリッドローン(劣後特約付借入)(以下、ハイブリッドファイナンス)の活用を進めていく方針です。双方を柔軟に活用し、今後も資金調達手段の多様化を図り、「経営戦略2015」で掲げた目標の達成に向けた資本政策を進めて参ります。
 
2.ハイブリッド社債発行の今後のスケジュール
ハイブリッド社債の発行に向け、本日、社債の訂正発行登録書を関東財務局長に提出しております。また、今回発行を予定しているハイブリッド社債は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券を事務主幹事として起用し、需要状況を見ながら、本年6月頃に発行金額等の条件を決定する予定です。
 
3.ハイブリッドファイナンスの特徴
ハイブリッドファイナンスは資本と負債の中間的な性質を持ち、負債でありながら、利息の任意繰延、超長期の返済期限、清算手続き及び倒産手続きにおける劣後性等、資本に類似した性質及び特徴を有しております。この為、当社では格付機関より資金調達額の50%に対して資本性の認定を受けられる事を見込んでおります。
また、当社ではハイブリッドファイナンスには普通株式への転換権を付す予定は無く、株式の希薄化は発生しない見込みです。
 
以上
 
本資料は、情報提供を行うことのみを目的としており、国内外を問わず、当社の証券に関する一切の投資勧誘又はそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。
 

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171 / FAX:03-5252-7705
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