三菱商事

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2015年7月1日
三菱商事株式会社
三井物産株式会社

豪州ブラウズLNGプロジェクトでの基本設計を開始

三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林健、以下「三菱商事」)と三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)がJapan Australia LNG (MIMI Browse) Pty Ltd(三菱商事、三井物産の折半出資会社、以下「MIMIブラウズ社」)を通じて参画するBrowse Joint Venture(以下「ブラウズJV」)は、豪州のブラウズLNGプロジェクトの事前基本設計(Pre-FEED*注1)を完了し、基本設計(FEED*注2)を行うことを決定しました。最終投資決断は2016年後半を予定しています。またブラウズJVはこれまで交渉してきたイースト・ブラウズ及びウェスト・ブラウズ両JVの統合に合意した結果、MIMIブラウズ社の本プロジェクトにおける保有権益比率は14.40%となりました。
 
ブラウズLNGプロジェクトは、西オーストラリア州沖合のブラウズ鉱区群を開発し、液化天然ガス(LNG)及びコンデンセートを製造・出荷するものです。ブラウズJVはShell社のFloating LNG(*注3)技術及びウッドサイド社が有する上流開発における知見を活用した開発を検討中です。
 
三菱商事及び三井物産は引き続きMIMIブラウズ社を通じて、ブラウズLNGプロジェクトの早期の商業化を目指し、検討を進めていきます。
 
(*注1) Pre-FEED: Preliminary Front End Engineering and Design
(*注2) FEED: Front End Engineering and Design
(*注3) LNGタンクを備えた浮体に、天然ガス生産・処理設備とLNG液化・出荷設備を備えた複合生産設備
 
<プロジェクト概要>
埋蔵量 (2C)
ガス:15.4兆立方フィート
コンデンセート:4億5,300万バレル
年間LNG生産量
約1,200万トン(FLNG1基あたり約400万トン×3基を予定)
※内、MIMIブラウズ社として年間約170万トンを販売予定
 

 
<ブラウズJV権益構成>
MIMIブラウズ社
14.40%
Woodside Browse Pty Ltd
30.60%
Shell Development (Australia) Proprietary Limited
27.00%
BP Developments Australia Pty. Ltd.
17.33%
PetroChina International Investment (Australia) Pty Ltd
10.67%
 
 
 
<FLNG完成予想図>
Image courtesy of Shell

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171 / FAX:03-5252-7705
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