三菱商事

プレスルーム

2015年12月24日
三菱商事株式会社

日清食品ホールディングス株式会社との戦略提携を強化
インドネシアの即席麺事業に資本参加

三菱商事株式会社(以下、当社)は、日清食品ホールディングス株式会社(以下、日清食品HD)のインドネシア現地法人PT.Nissin Foods Indonesia(以下、インドネシア日清)の議決権割合の34%を、第三者割当増資により取得すること含むアライアンス契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
日清食品HDと当社は、世界市場におけるトップブランド化を目指し、2015年5月に戦略的アライアンス契約を締結し、日清食品HDのアジア4か国(シンガポール、インド、タイ、ベトナム)における即席麺事業に当社が34%出資することを合意しております。今回の提携はこれに加え、5か国目となります。
 
インドネシアにおいて、即席麺は日常食として広く定着しており、年間消費量は134億食(2014年時点)と中国に次ぐ世界第2位の需要国となっております。また、年間3百万人程度の人口増加が見込まれており、今後も需要の拡大が期待されております。さらに、都市部における中間所得層の拡大に伴う購買力の上昇により、近代小売業の販売金額が大きく上昇しており、今後商品の高品位化や多品種化が進むことで、即席麺の市場規模が拡大することが見込まれております。

日清食品HDが持つ高い技術力や商品開発力、及び当社戦略提携先であるアルファグループの小売販売網など同国で当社が有するプラットフォームを最大活用し、インドネシア日清の販売力の強化や新商品の開発を推進します。また、ハラル市場を中心とした周辺諸国への輸出を強化して参ります。
 
当社は、「経営戦略2015」において、消費市場として存在感を増すアジアの成長を取り込む市場戦略を掲げており、国内外の有力な事業パートナーとの戦略提携等を通じ、アジアでの事業展開を加速しています。当社は本事業をアジアでの食品製造事業の中核と位置づけ、日本で培った垂直統合モデルの知見を活かしながらインドネシア日清の企業価値向上に努めると共に、同国で多様化する消費者の皆様のニーズに対応して参ります。
 
PT. Nissin Foods Indonesia
所在地      :Jl. Jababeka Raya Blok N/1 Cikarang Bekasi, 17530 Indonesia
代表者      :福澄 正規
事業内容 :即席麺の製造販売
ブランド   :Top Ramen、Top Ramen Baru、Cup Noodles、Gekikara
 
日清食品ホールディングス株式会社
本社所在地: 
[東京本社]東京都新宿区新宿6丁目28番1号
[大阪本社]大阪市淀川区西中島4丁目1番1号
設立年     :  1948年
資本金     :  251億2,200万円
事業内容:
 「EARTH FOOD CREATOR」をグループ理念として、インスタントラーメンだけでなく、チルド麺、冷凍食品のほか菓子、シリアル、乳酸菌飲料など幅広く事業を展開。近年は海外事業の強化を図っており、グローバルカンパニーとしての成長を加速させている。
株主構成: 金融機関 25.18%  外国法人 18.88% 自己名義 6.16%  その他の法人 38.26% 個人その他 11.52%(2015年3月末)
売上高     :  4,316億円(連結ベース、2015年3月期)
従業員数: 8,767名(連結ベース、2015年3月末)
代表者   :  代表取締役社長・CEO 安藤 宏基
 
三菱商事株式会社
本社所在地: 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
設立年     :  1950年
資本金     :  2,044億円
事業内容:
地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業の7グループに、ビジネスサービス部門を加えた体制にて、幅広い産業を事業領域として多角的なビジネスを展開
従業員数: 71,994人(連結ベース、2015年3月末)
代表者     :  代表取締役社長 小林 健
                                                                                                                                                       以上
 

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171 / FAX:03-5252-7705
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