三菱商事

プレスルーム

2016年4月15日
三菱商事株式会社
オラムインターナショナルリミテッド

オラム社との合弁会社設立に関するお知らせ

三菱商事株式会社(以下、三菱商事)と、Olam International Limited (以下、オラム社、シンガポール上場、三菱商事が20%出資)は、日本において食品原料販売の合弁会社、株式会社MCアグリアライアンス(MC Agri Alliance Ltd. 以下、MCAA社)を設立することにつき合意いたしました。MCAA社の資本金は3億円、出資比率は三菱商事が70%、オラム社が30%となります。 MCAA社は、オラム社の強みであるサステナブルな食品原料(※)の調達力と、三菱商事の有する日本での販売ネットワークを組み合せた、安心・安全な食品原料の日本市場向け安定供給体制を構築します。MCAA社は2016年10月1日までに、商品に応じて順次取引を開始する予定です。
 
オラム社は、コーヒーやココア、ゴマ、ナッツ、スパイス、乾燥野菜及び加工トマト等の食品原料において、世界有数の取扱い規模を誇ります。同社は、地域社会・経済の発展や環境負荷の低減を通じた持続可能な事業活動の推進を基本戦略に掲げており、サステナビリティ・トレーサビリティを重視したサプライチェーンを世界中で構築しています。特に生産地においては、約4百万戸の農家とのネットワークを有しており、農家支援や認証原料等の確保に携わることで、世界中の消費者に信頼できる食品原料を提供する役割を果たしています。
 
三菱商事は、日本市場において、原料調達から小売業に至るサプライチェーンの構築に取り組み、生活必需品の供給を通じて消費者の日々の生活を支える事業を展開しています。MCAA社の設立により、オラム社の持つ幅広い商品群の供給力を活かして、多様化する日本の消費者の嗜好に応えられるような販売体制を構築して参ります。
 
※サステナブルな食品原料
小規模農家・農業周辺事業従事者の所得向上、衛生・労働環境の改善、児童労働の撲滅、水資源の適正利用等、社会・環境に配慮した持続可能な農業活動をもとに生産された食品原料
 
【参考資料】
1.新会社概要
(1)会社名       :株式会社MCアグリアライアンス(MC Agri Alliance Ltd.)
(2)本社所在地 :東京都千代田区丸の内2-6-3 丸の内パークビル内
(3)事業内容    :コーヒー・ココア・ゴマ・ナッツ・スパイス・乾燥野菜及び加工トマト等の食品原料の輸入・販売
(4)株主構成    :三菱商事 70%、オラム社 30%
 
2.三菱商事株式会社
(1)代表者       :垣内 威彦
(2)本社所在地 :東京都千代田区丸の内2-3-1
(3)創立           :1954年
(4)事業内容    :地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品生活産業の7グループに加え、ビジネスサービス部門による幅広い産業を事業領域とした多角的なビジネスを展開
(5)従業員数    :71,994人(連結ベース、2015年3月)
 
3.Olam International Limited
(1)代表者       :Sunny George Verghese
(2)本社所在地 :9 Temasek Boulevard #11-02 Suntec Tower Two Singapore 038989
(3)設立            :1989年
(4)事業内容     :農産物の生産、集荷、加工、貿易、港湾運営事業
(5)従業員数     :約26,300人( 2015年12月末、連結ベース)
(6)売 上 高       :S$19,052Million(約1.6兆円) (2015年12月通期、連結ベース)
(7)税引後経常利益 : S$346Million(約287億円) (2015年12月通期、連結ベース)
(8)三菱商事との関係:持分法適用会社(20%出資)
 
以 上

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171 / FAX:03-5252-7705
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