プレスルーム

2016年10月27日

三菱商事株式会社

インドネシア／BSD地区における複合開発事業への参画について

三菱商事株式会社（以下、当社）は、インドネシアにおける不動産デベロッパー最大手の1社であるSinarmas Land社（以下、SML社）傘下のBumi Serpong Damai社（以下、BSD社）と、共同で複合開発事業（以下、本プロジェクト）に参画致します。

本プロジェクトは、ジャカルタ中心部から南西約25kmのジャカルタ郊外にて、BSD社が進める5,950haの大規模都市開発Bumi Serpong Damai地区（以下、BSD地区）の一角における約19haの敷地にて、計約1,000戸の戸建住宅及び商業施設（店舗付住宅）を複合開発する計画です。

本事業を進めるにあたり、当社は株式会社海外交通・都市開発事業支援機構（以下、JOIN）、西日本鉄道株式会社、阪神電気鉄道株式会社、京浜急行電鉄株式会社と共に、当社筆頭にて日本国内に合弁会社を設立致します。日系企業連合による出資総額は最大約100億円を予定しており、BSD社と合弁にて設立する現地プロジェクト会社の過半を出資致します。

ジャカルタでは、堅調な経済成長と人口増加による中心市街地の地価高騰や交通渋滞を背景として、近年、都心から郊外へと都市・住宅開発が広がっています。BSD地区はイオンモール等の大型商業施設や、国内最大級のコンベンションセンター等の都市機能が順次開発・整備されており、ジャカルタ郊外において最も注目されているエリアの一つです。本プロジェクトは、インドネシアにおける複合開発事業に初参画する電鉄系企業と協業しながら、BSD地区の更なる価値向上と公共交通機関との連携を活かした豊かな住環境の整備・提供に寄与する事業です。

当社ならびに日系企業連合各社が培ってきた不動産開発のノウハウ、商品企画力、及び日本の高い技術力を活用し、インドネシア国内で豊富な不動産事業の実績を有するBSD社と共に本プロジェクトを推進することで、インドネシアにおいて高付加価値の不動産開発、関連サービスを提供して参ります。

【本プロジェクト概要】

敷地面積：約19ha

総戸数：戸建住宅及び商業施設（店舗付住宅）計約1,000戸

スケジュール：着工・販売開始 2017年から順次（予定）