三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2013年10月分)

活動内容

10月は、岩手県、宮城県でボランティア活動を行いました。

岩手県陸前高田市では上長部農園で収穫作業をお手伝いした他、住民の皆さんが利用される仮設グラウンドに使われる丸太の樹皮をむく作業を行いました(写真左)。

宮城県では、南三陸町で瓦礫や雑草の除去・分別を行った他(同中央)、石巻市の仮設住宅ではNGOが発行しているコミュニティー新聞を配布しました。

また今月から新たに石巻市の雄勝町で、築90年になる木造廃校舎の改修プロジェクトのお手伝いを開始しました。改修された建物は、雄勝の子どもたちの新しい学び場や地域のコミュニティー拠点として活用される予定です。参加メンバーは校舎の清掃や、裏山にあるアスレチックコースの整備に汗を流しました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「今回、初めて被災地を訪問しました。震災から2年半が経過していますが、市内には山積みの瓦礫やさら地が広がっており、復興にはまだまだ時間がかかる様子がうかがえました。最近は被災地に関して報道される機会が少なくなり、地元の方も『観光でもいいので訪問してほしい』『人が来てくれれば街に活気が出るんだよ』と仰っていました。今後も被災地を注視していくとともに、少しでも復興の手助けができるように、また復興支援ボランティアに参加していきたいと思います」
  • 「使われなくなった駅のホームに立ち、2年半を経過してもほとんどさら地のままの南三陸町を見て、活気ある町を取り戻すための道のりの遠さを強く感じました。微力ですが『土の中に被災した方たちの大切なものがまだまだ残っているだろう』『少しでも早く元の元気な町に戻ってほしい』と思いながら2日間、作業しました」
  • 「泥かきや石・木材の撤去、草むしりなど、かなりの力仕事でしたが、廃校再生という未来に向けた活動もあり、楽しく参加できました。一人ひとりの力は小さくても、皆で頑張れば目標は成し遂げられることを実感。小学校だった建物が再生し、子どもたちの笑い声が聞こえる雄勝町に戻ることを願ってやみません」
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