三菱商事

CSR通信 2011年度

3月

福祉ロンドン – 震災後の希望と関心を失わないために

ロンドンでスタートしたボランティアグループ サクラフロント(SAKURA FRONT)の活動に欧州三菱商事の有志社員が参加しています。

この団体では、東日本大震災の被害者への想いをこめた桜の形をした手作りバッジを制作・販売しています。

現在までに5千を超えるバッジが配布され、収益金は津波到達地点に桜(後世に残る避難の目印)を植樹する「さくら並木プロジェクト」に寄付しています。

サクラフロント
http://sakurafront.org.uk/about

さくら並木プロジェクト
http://sakuranamiki.jpn.org/

福祉ロンドン 「ガン患者を支援する社内チャリティーキャンペーン」実施

2011年9月30日と12月8日、欧州三菱商事において、ガン患者支援を目的とした「World's Biggest Coffee Morning(世界一大規模なコーヒーモーニング)」と題したチャリティーキャンペーンの一環として、コーヒーモーニングが開催されました。

この活動は、ガン患者の家族に看護師を派遣し、色々なサポートを行っている英国の慈善団体マクミランによるものです。

社員が作ってきたケーキをオフィス内で販売し、収益金を寄附しました。それぞれ約2時間の活動でしたが、その間に約1,100ポンド(約14万円)の募金が集まりました。

この活動は英国各地で開催されており、現在までに総額850万ポンド(約11億円)が集まりました。

マクミラン キャンペーンについての詳細は、以下のウェブサイトでご確認ください。
http://coffee.macmillan.org.uk

福祉カンボジアの子ども達にオリジナル絵本を寄贈

三菱商事では、社会貢献活動の一環としてオリジナル絵本を制作し、被災地の子ども達に届けるほか、全国各地での絵本の読み聞かせ活動の支援を行っています。

3月には、カンボジアの小学校や幼稚園、保育所の子ども達にクメール語に翻訳した絵本を寄贈。現地の先生と一緒に子ども達への読み聞かせの会も開催しました。

当社は、子どもたちの豊かな想像力を育むために、絵本を通した様々な活動を今後も継続して参ります。

福祉「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」特別鑑賞会開催

「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」に障がい者と付き添いの方を招待し、閉館後の館内を貸切り、特別鑑賞会を開催致しました。

20世紀アメリカ美術を代表する画家である、ジャクソン・ポロック日本初の回顧展である本展覧会では、代表作を含めた約70点の作品が展示されました。

招待者の皆さまは、ポロックのアトリエを再現した展示スペースで、学芸員の方から作品の解説を聴講し、その後数々の貴重な作品を鑑賞しました。

博物館、美術館と協働で定期的に開催しております本プログラムに、2011年度は1,265名の皆さまを招待致しました。

今後も三菱商事は本プログラムを定期的に開催して参ります。

地球環境「サンゴ礁保全プロジェクト」の研究活動をオーストラリアで実施

3月12日~19日、「サンゴ礁保全プロジェクト」の研究活動をオーストラリアで実施しました。

三菱商事が2005年からスタートしたこの社会貢献活動では、現在、沖縄、セーシェル、オーストラリアの3拠点で、サンゴに関するさまざまな研究をサポートしています。今回のオーストラリアでの活動では7名がボランティアとして参加。オーストラリア海洋研究所、アースウォッチオーストラリアと協力し、プロジェクトリーダーのデイビット・ボーン博士と研究員の指導のもと、グレートバリアリーフのオーフィウス島でサンゴ礁の病気(黒帯病)について調査研究を行ないました。

地球環境関西支社「九十九の森」第3回森林保全活動を実施

三菱商事関西支社では、昨年より大阪府の企業との協働の森づくり「アドプトフォレスト制度」を利用した「生駒山系花屏風活動」に取り組んでいます。

活動地は、信貴山の麓、八尾市黒谷地区にあり、大阪府の市街地を一望する開けたエリアです。社内公募により命名した「九十九(つくも)の森」で、3月10日、第3回目の活動として、昨年3月に引続き第2回目の植樹30本を実施しました。

これで、ヤマザクラ、ヤマボウシは合計60本となりました。

当社関西支社と三菱商事グループ企業の社員とその家族39名のボランティアが参加、NPO法人日本森林ボランティア協会のスタッフのご指導の下、汗を流しました。

同時に、1月に実施した第2回活動で準備したコナラの原木に、シイタケの植菌作業も行い、昼食後には、ボランティア協会の方による「シイタケ栽培講座」を開催していただきました。

収穫は2年後とのことですが、ヤマザクラ、ヤマボウシの開花と併せ、関西支社の森が少しずつ形作られてきています。

文化・芸術第14回チャリティー・オークションレポート



3月10日、三菱商事アート・ゲート・プログラム第14回チャリティー・オークションを丸の内パークビルディングにて開催しました。今回のオークションでは合計136名のお客様にご参加いただき、活発な入札を経て出品作品59点すべてが落札されました。また、オークション半ばには、過去MCAGPに入選し、現在プロとして活躍中のアーティストが近況を報告し、会場にいるアーティストたちを激励する場面もありました。

多くの皆様に本プログラムの趣旨をご理解、ご支援いただき、今回も盛況のうちにオークションを終了することができました。

次回オークションは、6月に開催予定です。

福祉第13回YMCA「libyチャリティーコンサート」開催

東京YMCAでは、いじめなどによる不登校の子どもたちや学校になじめない子どもたちのための居場所"liby(let it be at the YMCA)"をつくり、子どもたちの心のケアをしています。三菱商事はその主旨に賛同し、社会貢献の一環として継続的に支援しています。

今年も"liby"の資金を集めるため、3月3日に東京都新宿区の早稲田奉仕園で「YMCA "liby"チャリティコンサート」が開催され、203名が参加しました。

当社からもコーラス同好会が有志で参加し、コンサートを盛り上げました。また、昨年に引き続き都内で就労する障がい者の方々をご招待しコンサートを楽しんでいただきました。

東京YMCA liby
http://www.k3.dion.ne.jp/~liby/

福祉FC東京サッカースクール開催

3月3日(土)、三菱商事は東京近郊の児童養護施設と母子支援施設の子どもたちを対象に「FC東京サッカースクール」を開催しました。穏やかな天気のなか、参加した子どもたちは、FC東京のコーチとボール使ったレクリエーションやシュート練習、ミニゲームなどを楽しみながら一生懸命ボールを追いかけていました。

このサッカースクールは毎年当社とFC東京が協働で行っているもので、社員ボランティアも受付やボール拾いなどで運営をサポートしています。

文化・芸術第14回チャリティー・オークション「ギャラリートーク」開催レポート



3月3日(土)、GYRE(表参道)にて、三菱商事アート・ゲート・プログラム第14回チャリティー・オークション作品展「ギャラリートーク」を開催。

今回入選したアーティストの中から7名が参加し、自らの作品の意図や想いをプレゼンテーションしました。

後半の歓談の時間では、アーティストとお客様がそれぞれの作品について積極的に語り合いました。三菱商事は今後も若手アーティストの支援を続けて参ります。

2月

文化・芸術小山登美夫×三瀬夏之介 アートトークセミナー ─ ギャラリストに聞く ─ 「プロのアーティストとして生きるということ」


2月21日(火)、丸の内パークビルディングにて、三菱商事アート・ゲート・プログラム第14回チャリティー・オークション[3/10(土)開催]のプレイベントを開催。国内外で活躍しているギャラリストの小山登美夫さんと、「東北画」を提唱する新進気鋭のアーティストの三瀬夏之介さんをゲストに招き、トークショーを開催しました。ギャラリストとアーティストというそれぞれ違う立場の視点から「プロのアーティストとして生きるということ」がどういうことなのか、現代のアート市場やこれからの絵画について語って頂きました。

質疑応答の時間では、ゲストへの積極的な質問が多数投げかけられ、盛況の内にトークショーを終えました。三菱商事は今後も若手アーティストの支援を続けて参ります。

国際交流・貢献アメリカ・ヒューストン美術館日本ギャラリー建設支援

三菱商事は、ヒューストン美術館において日本美術工芸品を展示する日本ギャラリーの建設を支援しました。

ヒューストン美術館はアメリカを代表する美術館のひとつで、1924年に創設され、4万点以上の芸術作品を所蔵しています。

2月17日に日本ギャラリー開設記念パーティが開かれ、アーティストの矢野顕子さんの演奏や祭り太鼓のパフォーマンスなど、日本文化を披露する華やかな式典となりました。

今後も日本ギャラリーが、日本文化紹介に関する情報の発信を続けることが期待されます。

福祉えほんのがっこう 「ダンスアース」発刊

2月10日、三菱商事が特別協力をした絵本『ダンスアース』(木楽舎より出版)が発刊されました。

この絵本はEXILEのUSAさんと絵本作家 のぶみさんとの共同著書で、「ダンス」という世界共通の言葉を通して、人と人、心と心をつなげる想いがこめられています。

当社は、子どもたちの豊かな想像力を育むために、絵本を通した様々な活動を、今後も継続して参ります。

【参考情報】
絵本『ダンスアース』
宇佐美吉啓(USA・EXILE) のぶみ 作
発売:2012年2月10日
出版:木楽舎
特別協力:三菱商事
協力:LDH、LDH DE
定価:1,300円(税込)

福祉ボランティアセミナー開催「メイク・ア・ウィッシュ~難病の子どもたちに夢を~」

2月9日、三菱商事本店にてメイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン(MAWJ)の事務局長 大野寿子氏に、ここ数年の活動内容や、当社がボランティアで協力している活動についてご講演いただきました。

MAWJは、難病の子どもたちが夢をかなえることによって生きる力や病気と闘う勇気を持ってくれることを願い、設立されたNPO法人です。当社でも、社員ボランティアが難病の子どもたちに贈るメッセージボードやギフトカード等の制作を通じて、子どもたちの夢をかなえるお手伝いをしています。

当社は、社会貢献活動の一環として、今後もMAWJの活動支援を継続して参ります。

一般財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン
http://www.mawj.org/

地球環境第53回「丸の内市民環境フォーラム」開催

「第53回丸の内市民環境フォーラム」が2月6日に東京海上日動ビルにて開催されました。

丸の内市民環境フォーラムは、社会を取り巻くさまざまな環境問題をテーマに、東京海上日動火災保険と三菱商事が1993年から共催している講演会です。

今回はアルピニストの野口健氏を講師としてお迎えし、200名以上の一般参加者と社員が集まりました。野口氏は1999年にエベレストの登頂に成功、7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立、2007年5月にはエベレストの中国側(名称:チョモランマ)からの登頂に成功された、日本を代表する登山家です。

講演では、登山の現場での実体験や、富士山での清掃活動など、ユーモアを織り交ぜながら、環境問題についてお話し頂きました。

参加者からは、「きれい事ではなく、生の体験、思いを率直にお話し頂いて楽しかった」、「次世代を担う子どもたちにも聞かせたい」などの感想を多数頂きました。

1月

福祉東北復興支援ボランティアプログラムを実施

三菱商事では継続的に東北復興支援のボランティアプログラムを実施しています。

古着回収

2011年9月から、社員より回収した古着をブリッジ エーシア ジャパンに寄附しています。これまでに社員から集まった古着はダンボール372箱分、1866キロになりました。

ブリッジ エーシア ジャパンでは、古着を販売して得た収益によって東日本大震災の復興支援活動を行っており、岩手県大船渡市や陸前高田市の避難所や仮設住宅に栄養バランスの良い食事を届けています。

認定NPO法人 ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)
http://www.baj-npo.org/

かるた製作

仮設住宅で暮らす方々のコミュニケーション作りに役立てていただきたいとの願いをこめ、社員ボランティアが色とりどりの和紙で丁寧に飾りつけをしてかるたを製作しました。この手作りのかるたを、復興支援ボランティアで協働している国際協力NGO・ピースボートを通じて、石巻市の仮設住宅に寄贈しました。

福祉被災地向けにぞうきんを製作

三菱商事は、2011年7月から被災地向けに清掃用の手縫いのぞうきんを製作しています。これまでに社員ボランティアが製作したぞうきんは833枚となり、被災地で活動する国際NGOピースボートや、宮城県南三陸町災害ボランティアセンターに寄贈され、被災地の清掃活動に役立てられています。中には、「ガンバレ」と応援メッセージが入ったものや、かわいいキャラクターが縫われているものもあり、被災地の方々を応援する心のこもったぞうきんが揃いました。

地球環境関西支社「九十九の森」第2回森林保全活動を実施

三菱商事関西支社では、昨年より大阪府の企業との協働の森づくり「アドプトフォレスト制度」を利用した「生駒山系花屏風活動」に取り組んでいます。

活動地(社内公募により「九十九(つくも)の森」と命名)は、信貴山の麓、八尾市黒谷地区にあり、1月22日、第2回目の活動として、昨年3月に植樹したヤマザクラ、ヤマボウシ 計30本の下草刈を実施しました。

当社関西支社と三菱商事グループ企業の社員とその家族33名のボランティアが参加、大阪府の市街地を一望する開けた活動地で、NPO法人日本森林ボランティア協会のスタッフのご指導の下、下草刈作業に汗を流しました。

同時に、コナラの原木を、シイタケ栽培に都合の良い1mほどの長さに切る、玉切りも行いました。次回3月10日の植樹活動の際、シイタケ植菌も行う予定です。

国際交流・貢献「インドネシア熱帯林植樹の旅」を開催

三菱商事は、国際森林年である2011年度から国際NGOオイスカをパートナーに、インドネシアで熱帯林再生実験プロジェクトを開始しました。このプロジェクトの一環として、インドネシアで植樹を行うエコツアーが、1月8日~12日の日程で開催され、日本から三菱商事とグループ企業などから約20名が参加しました。

11日のジャワ島のグデ・パングランゴ山国立公園での植樹活動には、ツアー参加者・ジャカルタ駐在事務所の社員や地元の小中高生・地元住民等総勢約1,400人が参加し、密植混植の宮脇方式にて凡そ2万本の苗木を植樹しました。

また、ツアーでは、ボゴール植物園・国立公園の散策やオイスカスカブミ研修センターの視察、植樹勉強会を行ない、熱帯の自然を体感すると共に、自然環境の大切さを実感する旅となりました。

現地固有の樹種を密植・混植方式で植林する方法

福祉東北復興支援 シーボーンアートを作成

三菱商事では、2011年12月に「美しい海を未来へ~シーボーンアートで復興支援」セミナーを開催しました。復興支援助成金の支援先であるNPO法人日本渚の美術協会、アクアマリンふくしまの方々の講演の後、参加者は福島の海岸から集めた貝殻に復興への願いをこめたメッセージを書きました。貝殻はシーボーンアートの一部として使用され、1月に丸の内の明治安田生命ビルで開催した第5回シーボーンアート展に展示されました。

12月

福祉「東北復興支援月間」を開催

三菱商事では、12月の1ヶ月間を「東北復興支援月間」として、東日本大震災の復興支援を目的に、様々なプログラムを開催しました。

チャリティーバザー「東北復興市」

三菱商事本店にて、宮城県・福島県・岩手県の各アンテナショップ、南三陸町観光協会、東北支援活動を行うNPO等にご協力いただき、2日間にわたり東北の物産品や雑貨小物類を販売しました。会場では多くの社員が足をとめ、社員ボランティアも販売を手伝い、 復興市を盛り上げました。売上総額は約336万円となり、その収益は生産者への還元と、東北復興支援の活動資金として活用されます。

復興支援活動報告会・セミナー

被災された方の体験談や、復興支援活動の現状を共有する報告会・セミナーを開催しました。

  • 宮城県石巻市:ボランティア活動報告~石巻の今~
    (講演者:国際交流NGOピースボート)
  • 福島県:美しい海を未来へ~シーボーンアートで復興支援~
    (講演者:NPO日本渚の美術協会、アクアマリンふくしま)
  • 宮城県南三陸町:語り部ガイド~震災体験談と次世代へのメッセージ~
    (講演者:南三陸町ガイドサークル)

社員食堂 東北応援フェア

三菱商事社員食堂にて、東北の食材を使用した東北地方のメニューを毎日提供しました。また、通常はアフリカの子ども達の給食を支援するプログラム「Table For Two」を、12月は特別に東北地方を支援するプログラムに変更して実施しました。

復興支援ボランティアプログラム

昼休みを利用し、被災地に寄贈するおもちゃや雑巾、かるた等を製作するボランティア プログラムを社内にて開催、多くの社員が参加しました。

東北支援募金

12月の1ヶ月間、ボランティア会場受付や社員食堂に募金箱を設置し、被災された方々にお渡しするための募金を実施しました。

三菱商事は今後も継続的に東日本大震災の復興支援活動を実施してまいります。

福祉ワールドビジョン「新生児と妊産婦に対するケアと出産に関わる環境整備事業」を支援(カンボジア)

写真提供:World Vision Japan

三菱商事では、ワールド・ビジョン・ジャパンが行うカンボジアにおける新生児と妊産婦に対するケアと出産に関わる環境整備の強化支援事業に支援を行いました。本事業は、産前・産後の妊産婦と乳児の死亡率低下に貢献することを目的に、カンボジア・コンポンチュナン州にある保健センターの施設の改善、保健センターの助産師への研修、コミュニティの人びとへの啓発活動などを実施したものです。

当社では今後も乳幼児死亡率の削減と妊産婦の健康の改善につながる支援を行っていきます。

ワールドビジョン
http://www.worldvision.jp/

福祉僕たち、私たちで作ったよ!(児童デイサービスコンチェルトにクリスマスケーキを寄贈)

12月16日、三菱商事北海道支社では、昼休みを利用して社員と関係会社のボランティアも含めた20名が参加し、札幌市児童デイサービスコンチェルト(発達に障害のある子どもの成長を支援するボランティア)に通う子供たち(幼児~18歳まで)約50名にクリスマスケーキとデコレーション用菓子の詰め合わせをプレゼントしました。

本活動においては取引先数社より菓子類をご提供いただき、ボランティア達はそのデコレーション用菓子を夫々袋詰めし、21、22、24日の3日間、年齢別に開催されるクリスマス会にメッセージ添えて寄贈しました。子供たちはケーキに菓子で自由にデコレーションし、自分だけのオリジナルケーキを作り、完成したケーキは夫々自宅に持って帰りました。

子供たちからの『ありがとう』が沢山書かれた寄せ書きとあわせ、ご家族の方からも、『子どもたちがデコレーションしたケーキに心で感じる嬉しさを実感し、物だけでは味わえない、最高のプレゼントでした。』と感謝のお手紙を頂きました。

この札幌市児童デイサービスコンチェルトには昨年「折り紙で作成したクリスマスツリー」をプレゼントしており、今後も継続して子どもたちの笑顔につながる活動を行っていきたいと思っております。

地球環境八王子森林保全活動「東京グリーンシップアクション」を開催

12月10日、八王子市大谷地区の緑地保全地域において、森林について学びながら森林保全作業をおこなうボランティアプログラムを開催しました。

当日は晴天の中、「NPO法人緑サポート八王子」の方たちのご指導のもと、社員や家族、当社が支援する留学生など35名が参加。午前中は自然観察と下草刈り、間伐作業を、午後には落葉掻きと林道整備を行いました。また家族で参加した社員は子どもたちとともに、木の笛や花瓶を製作しました。

参加者からは、「里山の自然を感じながら、家族で森林の大切さを実感できるよい機会となる」との声が寄せられています。

三菱商事では、東京都が実施する「東京グリーンシップアクション」に2005年から参加し、NPO法人と連携し都内の保全地域に於いて自然環境保全活動を行っています。

文化・芸術第13回 チャリティー・オークションレポート



12月、三菱商事アート・ゲート・プログラム第13回チャリティー・オークションを三菱商事ビルにて開催しました。今回のオークションは、12月9日(金)、12月10日(土)の2日間にわたり開催した結果、合計200名ものお客様にご参加いただき、会場全体からの活発な入札を経て、公募により選ばれた59点すべてが落札されました。

アーティストの個性溢れるプレゼンテーションに会場からは応援の拍手が送られる場面もあり、オークション前後のお客様とアーティストとの交流はオークションの回を重ねる毎に一層活気を増したものとなっています。

多くの皆様に本プログラムの趣旨をご理解、ご支援いただき、今回も盛況のうちにオークションを終了することができました。

次回オークションは、2012年3月に開催予定です。

文化・芸術第13回チャリティー・オークション「ギャラリートーク」開催



12月3日(土)、GYRE(表参道)にて、三菱商事アート・ゲート・プログラム第13回チャリティー・オークション作品展「ギャラリートーク」を開催。このイベントは第13回チャリティー・オークションのプレイベントとして開催したもので、今回入選したアーティストの中から10名に、自らの作品について語ってもらいました。真剣な眼差しでプレゼンテーションをするアーティストたちの姿に応えるように、ご来場頂いた方々から作品についての質問や応援の言葉などが投げかけられました。後半では、ポートフォリオを片手にアーティストとお客様が普段よりも近い距離で語らう場面も見受けられました。三菱商事は今後も若手アーティストの支援を続けて参ります。

福祉「法然と親鸞 ゆかりの名宝」特別鑑賞会開催

12月3日(土)東京国立博物館で開催された特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」に障がい者と付き添いの方を約200名招待し、閉館後の館内を貸切り、特別鑑賞会を開催致しました。

この企画は法然と親鸞にゆかりの名宝を紹介する史上初の展覧会で、国宝・重要文化財94件を含む約190件の展示となります。学芸員の方より本展示の詳しいご説明を伺い、その後招待した方々にゆったりと二人の生涯とその思想を著す資料の数々を鑑賞頂きました。

博物館・美術館と協働で定期的に開催しております本プログラムは、三菱商事社員がボランティアとして車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。

文化・芸術天明屋尚×ミヤケマイトークショー「アーティストとして生きる秘訣」開催


12月1日(木)、丸の内パークビルにて、三菱商事アート・ゲート・プログラム第13回チャリティー・オークション[12月9日(金)、12月10日(土)開催]のプレイベントとして、国内外で活躍しているアーティストの天明屋尚さんと、ミヤケマイさんをゲストに招き、トークショーを開催しました。それぞれの作品を紹介しながら、アーティストになったきっかけや、作品を発信していく方法、自らが制作することの意義を通して「アーティストとして生きる秘訣」を語って頂きました。後半の質疑応答の時間では、ゲストへの積極的な質問が投げかけられ、盛況の内に終えました。三菱商事は今後も若手アーティストの支援を続けて参ります。

11月

福祉児童養護施設「丘の家子どもホーム」へ椅子を寄贈

三菱商事では、社内ボランティア会場や社内売店にて社員による募金を実施しています。集まった募金は児童養護施設等への寄附として活用しており、今回は仙台市にある児童養護施設「丘の家子どもホーム」へ子どもたちの団欒の場で使う椅子を寄贈しました。

福祉リサイクル・ブック売上金を寄附

三菱商事では、9月からリサイクル・ブックの回収を実施しています。10月末までに2607冊の本やCDを回収しブックオフへ売却、売上金は90,887円となりました。この売上金は認定NPO法人「幼い難民を考える会(CYR)」に寄附し、東日本大震災で被災した子供たちの心のケアと保育支援のための活動資金として役立てられます。

幼い難民を考える会
http://www.cyr.or.jp/
カンボジアで、幼児期の子どもたちが安心して暮らせる環境づくりと、女性の自立支援を行っているNPO法人。東日本大震災で被災した子ども達の保育支援にも貢献。

地球環境三菱商事千年の森(彌太郎の森)第3回森林保全活動(高知県安芸市)

三菱商事は、三菱グループの創業者岩崎彌太郎の故郷である高知県安芸市において、2009年2月、高知県、安芸市、高知東部森林組合との4者にて、協働の森保全パートナーズ協定を締結後、毎年、永井国内統括 関西支社長を団長とする森林保全活動を継続しています。

3回目を迎える本年は11月25日~27日に同活動を実施、当社及び当社グループから総勢49名が参加しました。

26日朝から彌太郎の生家と星神社(妙見山)を訪問・参拝した後、森林組合の指導の下、チェーンソーやノコギリを使い、同神社周辺の森林の間伐・受光伐作業を行いました。作業後には、希望者が岩崎家の菩提寺である吉峰山閑慶院を訪問、夜は三菱史アナリスト成田誠一氏の講演会、安芸市や森林組合の方々との交流会に参加しました。

福祉広島YMCAチャリティーラン2011に中国支社社員が参加

11月23日(祝)、広島市中央公園で広島YMCAチャリティーラン2011が開催されました。このチャリティーランは、(1)参加費で障がいのある子供たちのプログラムを支援、(2)障がいのある人とない人が共に走ることで障がいに対する理解を深めることを目的とした駅伝大会で、中国支社及びグループ会社社員29名がランナー及び運営スタッフとして参加しました。

今年新たに設けた三菱商事賞「愛があふれているで賞」を『ペンギンチーム』が受賞、肩にかけた金メダルを嬉しそうに見つめるペンギンチームの子供たちの笑顔が印象的でした。

当日は冷たい雨が降る生憎の天気でしたが、出場者のパワーで走る時には雨も止み、暖かな気持ちで本プラグラムを終える事ができました。

地球環境中国支社で「きずなの森」森林保全活動を実施しました

中国支社では10月1日及び11月12日、広島市の「企業の森里親制度」を活用した森林保全活動を三菱商事グループ会社社員33名にて実施しました。

2年目の今年は、「きずなの森(ニックネーム)」の中の小高い場所を「みはらしの丘」と名づけ、名前に相応しい丘となるよう間伐・枝打ち・下草刈りを実施、残す木に名前を記した木札を取り付けました。

参加者より「本格的な作業で疲れたが、達成感で疲れも吹き飛んだ」「次回も参加したい」との感想がよせられました。

又、11月5日には広島市主催の「市民が育む森づくりシンポジウム」にわが社の環境への取組みポスターを展示し、来場者へPRしました。

福祉FC東京サッカースクール開催

11月12日(土)、爽やかな晴天の中 「FC東京サッカースクール」を開催しました。FC東京サッカーコーチの指導のもと、参加した子どもたちは三菱商事社員ボランティアとともに、ドリブルやシュート練習、ミニゲームなど、元気いっぱいにサッカーを楽しみました。

このサッカースクールは毎年、当社とFC東京が協働で行っているもので、児童養護施設並びに母子支援施設の小学生を招待し、開催しています。

福祉「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影展」特別鑑賞会開催

11月12日(土)国立西洋美術館で開催している「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影展」に障がい者と付き添いの方を200名以上招待し、閉館後の館内を貸切り、特別鑑賞会を開催致しました。

傑作「着衣のマハ」を含む計123枚にも及ぶコレクションが揃う本展は、日本では40年ぶりとなる本格的な「ゴヤ展」となります。学芸員の方より作品背景の詳しいご説明を伺い、その後招待した方々にゆったりとゴヤの独創的な世界を鑑賞頂きました。

博物館、美術館と協働で定期的に開催しております本プログラムは、三菱商事社員がボランティアとして車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。

福祉浦和レッズハートフルサッカー開催

11月6日(日)、レッズランドにて「浦和レッズ・ハートフルサッカー」を開催しました。

自然に囲まれた広大な敷地のなか、約200名の子どもたちが参加し、プロのコーチの指導を受けながら、元気よくボールを追いかけていました。当日、天候が危ぶまれましたが、開催中は殆ど降雨することなく、プログラムを進行することができました。

本スクールは、落合キャプテンの指導の元、サッカーを通じて「こころ」や「思いやり」を伝えることを目的としたプログラムです。

当日は三菱商事社員もボランティアとして参加し、受付や会場準備等、スクールの運営をサポートしました。

国際交流・貢献エジプト・視覚障がい者のための英語教室開設支援

三菱商事はオラスコム建設産業とともに、エジプト初の視覚障がい者のための英語教室開設を支援しました。

11月1日にカイロ市内で開所式が行われ、労働力・移民大臣を特別ゲストとしてお迎えし、関係者約100名が集まりました。第一期生20名が入学し、半年間のコースを受講します。今後は毎年80名の受講生を受け入れる予定です。

エジプトでは視覚障がい者のための教育環境が充分でなく、就職が困難な状況にあります。英語教育を通じて、国際化が進む国内企業への就職機会が増えることが期待されます。

10月

福祉大分国際車いすマラソン大会に参加

10月30日大分県で「大分国際車いすマラソン大会」が開催され、九州支社、長崎、那覇、鹿児島、熊本の各店、本店、在九州の事業投資先会社に加え、中国より総勢27名が大会運営ボランティアに参加しました。

この大会は1981年の国際障がい者年を記念して開催され、現在では世界最大規模とレベルを誇るパラスポーツ競技会となっています。

三菱商事は1991年から協賛しており、毎年、受付、観客・フィールド整理等レース運営に協力しています。

第31回を迎えた今年もスリリングなレース展開となり、男子フルマラソンでの勝負はトラックに縺れ込むという劇的な幕切れとなりました。また当社関連会社の三菱商事太陽からは、佐藤隆信選手がハーフマラソンに出場し(今年で20回目の出場)、1時間8分25秒で完走しました。

国際交流・貢献モロッコ・救急車寄贈

三菱商事は、モロッコ国内の社会インフラ整備に取り組んでいるモハメッド5世国王基金に、救急車2台を寄贈しました。

この2台の救急車は、モロッコ北部に位置するFahs Anjra村とBenechikar村に引き渡されることとなり、10月26日に当基金のサレ市障がい者教育センターにて引き渡し式が行われました。モロッコでは医療面でも地域格差があり、両村の医療施設は充分でないため、患者の輸送に活用されます。

地球環境「熱帯林再生国際シンポジウム」を開催

10月23-25日クアランルプールに於いて三菱商事とマレーシアでの森林プロジェクトのパートナーであるマレーシア農業大学(UPM)との共催により「熱帯林再生国際シンポジウム」を開催しました。このシンポジウムは、2011年が国連が定めた「国際森林年」であること、また、わが社の熱帯林植樹が100万本を達成したこと、91年のマレーシア植樹から20年が経過したことを記念して開催したものです。シンポジウムのプレ・イベントとして開催した植樹祭にはクアラルンプール支店の社員とその家族約80名を含め、UPMの学生等、総勢約600名が参加し、0.6haに約6000本の苗木を植樹しました。

シンポジウムには一般市民と森林関係者が、9カ国から約300名参加し、熱帯林再生に関する研究成果を発表するともに、最新技術の情報交換や交流を行ないました。三菱商事からは鍋島副社長が共同議長として参加し開会式で挨拶を行いました。

シンポジウムは一般セッションと専門セッションの2部構成で行なわれ、24日の一般セッションでは宮脇横浜国立大学名誉教授の基調講演のあと、わが社の「熱帯林再生実験プロジェクト概要紹介」やブラジル・ケニア・上海・インドネシア・マレーシアから活動紹介が行なわれました。また、若い研究者約50名が研究成果を発表する「ポスターセッション」も実施し、優秀作品3点を表彰しました。24日午後~25日の専門セッションは、研究発表とパネルディスカッションが凡そ120名の森林研究者により行なわれ、UPMの研究者からはわが社の実験林に関する研究発表も行なわれた他、「CO2吸収」や「生物多様性の保全」などもテーマについて討議されました。

福祉2011グリーンリボン ランニングフェスティバル開催

10月23日、東京・国立競技場で「2011グリーンリボン ランニングフェスティバル」が開催され、三菱商事からは10km、3km、駅伝、親子ランの各種目に合計82名が参加しました。

本プログラムは移植医療のシンボルマーク「グリーンリボン」を冠したフェスティバルで、臓器移植を受けた方をはじめ、障がい者の方や一般ランナーの方が共に走ることで、交流を深めながら生命や健康の大切さを知るランニングイベントです。

当社はこの大会の趣旨に賛同し、社会貢献活動の一環として2006年の開催当初から、支援しております。

地球環境中島公園開園100周年記念植栽活動

10月16日(日)、札幌の三菱系企業19社「札幌菱友会・三菱業務懇談会」が合同で札幌市中央区にある中島公園の開園100周年を記念して4ヶ所の花壇を寄贈しました。札幌市中心部において市民の憩いの場として親しまれている中島公園に色とりどりの花を植える事で、より一層魅力ある場所にしたいとの取組みで、社員とその家族約50名が植木職人の指導の下、1500株の花を植えました。北海道支社、斎藤支社長は札幌菱友会の代表幹事であり「札幌の社会貢献の一助につながると信じている」とあいさつしました。今回の活動について、札幌市より「花壇が出来て大変うれしい」と感謝の言葉とともに、感謝状が贈呈されました。植栽活動は今後3年間続ける予定となっております。

国際交流・貢献ブラジル・アマゾニア病院救急外来施設への支援

三菱商事はブラジル・パラ州ベレン市のアマゾニア病院に対し、救急外来施設の改修工事費用の一部を支援しました。

10月13日改築工事完了式が開催されました。

アマゾニア病院は1962年に日本からの移民の為の診療所として設立されましたが、50年を経た現在では日本人・日系人のみならずベレン市の住民にとってなくてはならない総合病院として、ブラジル社会に貢献しています。一方、施設の老朽化が進んでおり、増改築が急務となっています。今回の改修で、より多くの救急外来患者の受入れが可能となり、地域住民へのサービスが向上します。

福祉「スマイル エコ・ランニング for 東北」開催

10月10日(月・祝日)、お台場潮風公園にて、「スマイルアフリカプロジェクト」の一環である「スマイル エコ・ランニング for 東北」が開催されました。
三菱商事からはランナー20名以上が参加、また、同イベントへの協賛や、ランナーへの飲料水の提供も行いました。

当日はシドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんをはじめ、ソウルオリンピック銀メダリストのダグラス・ワキウリ氏も参加し会場を賑わせました。また、被災地から非難している子ども達を招待し、絵本作家ののぶみさんとの交流イベントも開催されました。

同イベント全体の参加者は600人を超え、イベント会場で行ったシューズ回収では、計413足のシューズが集まりました。回収されたシューズはアフリカの子どもたちに寄贈されます。

三菱商事はアフリカの子どもたちを支援する「スマイルアフリカプロジェクト」の趣旨に賛同し、これからも継続的にサポートを続けていきます。

国際交流・貢献タイ・マングローブ林再生プロジェクト支援

三菱商事は、2008年からタイ中部のチャンタブリー県及びラヨーン県でマングローブの維持・植樹活動を支援しています。今年は、チャンタブリー県にて新たに73エーカー分の植樹を実施する計画で、10月1日には地域住民やタイ三菱商事の社員も多数参加して植樹祭が開催されました。マングローブ林再生活動は、環境保護に加え、地域住民の生活環境や経済状況の改善にも貢献しています。

福祉「イケムラレイコ うつりゆくもの」特別鑑賞会開催

10月1日(土)東京国立近代美術館で開催中の「イケムラレイコ うつりゆくもの」に障がい者と付き添いの方をご招待し、閉館後の館内を貸切り、特別鑑賞会を開催しました。
本展覧会は絵画や彫刻、ドローイングなど約145点で構成された日本で初めてとなる回顧展で、静謐で詩情をはらんだ作品の数々が並び、ご来場頂いた方々から「とても素敵な展覧会でした」とのお声を頂きました。
博物館、美術館と協働で定期的に開催しております本プログラムは、三菱商事社員がボランティアとして車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。

9月

福祉第17回YMCAチャリティラン 仙台大会開催

2008年度より三菱商事がオフィシャルスポンサーとなっているYMCAチャリティランが9月23日(金・祝)、晴天の下、東北学院大学 泉キャンパス陸上競技場にて開催されました。
東日本大震災による被害で今までのグラウンドが使えなくなった為、今回は開催場所が変更になりました。
今年は、被災した障がいのある子どもたちを励まそう!!と【絆】をテーマに開催されました。
東北支社から大塚支社長他ボランティア計4名がMC特製のTシャツを着て参加、大会会長のさとう宗幸さんのご挨拶に続き、オフィシャルスポンサーとして大塚支社長も挨拶しました。
当日は9kmのコースを1チーム6名のたすきリレー方式(駅伝)と、ファミリーラン(ファミリーで1.2kmのコースをたすきリレー)に分かれ、駅伝36チーム、ファミリーラン16チームの総勢約600名が参加、障がいのある子どもと彼らをサポートしている健常者が一緒に楽しみ、力一杯ゴールを目指し元気に走る姿に熱気を感じました。
ファミリーランは競技ではなくイベントとして行われ、参加者に思う存分楽しく走って頂き、運動不足解消や、家族や仲間との絆を深めて頂くことが願いで、楽しいコスチュームを着て走る姿や笑顔に会場は和やかな雰囲気に包まれました。
参加者から「来年はぜひランナーとして参加したい」という感想も寄せられ、充実したさわやかな秋の一日を過ごしました。

福祉第25回YMCAインターナショナルチャリティーラン東京大会開催

9月23日(金・祝)、木場公園で第25回YMCAチャリティーラン東京大会が開催されました。第25回大会となる本年は三菱商事からランナー、ボランティアを含む50名以上が参加し、大会全体では1000人以上が参加しました。当日は天候にも恵まれ、1チーム6人の駅伝方式で木場公園内の大きな橋を跨ぐ特設コースを、各チームが全力で走り抜けました。大会終了後には、テントの解体や備品の撤去、会場内清掃など積極的に後片付けのボランティアにも参加しました。
「YMCAチャリティーラン」は、障がいをもつ子どもたちを支援するためのプログラムで、三菱商事はその趣旨に賛同し、サポートしています。

福祉高齢者の方々へフォトフレームを寄贈

9月19日(祝)の敬老の日のプレゼントとして、社員ボランティアによる手作りのフォトフレーム50セットを、千代田区の高齢者施設に寄贈致しました。和紙で丁寧に仕上げた華やかなフォトフレームに思い思いの写真を飾って頂けるよう、心を込めて作成しました。
三菱商事では、今後もボランティア活動を通じ、近隣地域の高齢者の方々との交流を継続していきます。

福祉浦和レッズハートフルサッカー開催

9月10日(土)、さいたま市にある浦和レッズのスポーツ施設 レッズランドにて「浦和レッズ・ハートフルサッカー」が開催され、約100名の子ども達が参加しました。真夏のような暑さの中、子ども達はコーチの楽しい指導のもと元気よくボールを追いかけ、仲間のプレーには大きな声援を送っていました。
本プログラムには社員もボランティアとして参加し、受付や会場準備等大会運営をサポートしました。

文化・芸術第12回 チャリティー・オークションレポート



9月、三菱商事アート・ゲート・プログラム第12回チャリティー・オークションを三菱商事ビルにて開催しました。今回のオークションでは本プログラムの2010年度奨学生10名の作品24点を出品。奨学生の熱意あるプレゼンテーションに会場全体が応えるようにすべての作品が落札されました。

また、オークション後のレセプションは、若手アーティストを応援して下さるお客様と10名の奨学生たちが交流する貴重な時間となりました。

今回も多くの皆様に本プログラムの趣旨をご理解、ご支援いただき、盛況のうちに終了することができました。

次回のオークションは、12月に開催予定です。

文化・芸術三菱商事アート・ゲート・プログラム2010年度奨学生作品展アーティストトーク



9月10日(土)、GYRE(表参道)にて、三菱商事アート・ゲート・プログラム(MCAGP)の2010年度奨学生作品展「アーティストトーク」を開催。

このイベントは第12回チャリティー・オークションのプレイベントとして開催したもので、本プログラム2010年度の奨学生10名が1年間の活動報告と将来の抱負を語りました。真剣な眼差しでプレゼンテーションをするアーティストたちの姿に、ご来場頂いた方々から「制作方法を聞くことができ、今後の絵の鑑賞にとても参考になった」「同じ絵を描くものとして共感し、また素晴らしい作品に触れ創作意欲を刺激された」とのお声を頂きました。

後半は、レセプション形式でアーティストとお客様が普段よりも近い距離で、親交を深めました。三菱商事は今後も若手アーティストの支援を続けて参ります。

国際交流・貢献韓国・「日韓交流おまつり」を支援

三菱商事は、9月25日に日韓で同時開催された「日韓交流おまつり」を今年も支援しました。このイベントは、日韓両国民の相互理解促進を目的として2005年から毎年1回開催されており、今年は3月の東日本大震災後に韓国側から迅速かつ多大な支援があったのを受け、「ありがとう韓国!がんばろう日本!」のテーマで盛大に開催されました。昨年に引き続き、イベントの催しの一つであった「よさこいアリラン公演」には、韓国三菱商事社員有志も参加しました。

国際交流・貢献ブルネイ・「Energy Expo 2011」を支援

三菱商事は、2008年度から、ブルネイ首相府が省エネ啓蒙活動の一環として開催するエネルギー関連のイベント、Brunei Energy Weekを支援しています。今年は、アセアンエネルギー大臣会合が同国で開催されたのに合わせ、規模を拡大したBrunei Energy Expo 2011が9月21日~23日に開催されました。イベント期間中には、三菱商事からブルネイ通信省に対し、三菱自動車の電気自動車i-MiEVの寄贈も行われました。

8月

地球環境「生物多様性交流フェアに係わる植樹報告」

三菱商事は、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)併催の「生物多様性交流フェア」(2010年10月23日~29日開催)にて、熱帯林に関するタッチパネルクイズを実施しました。その際、ご来場頂いた皆様にご参加いただきましたバーチャル植樹分、計51本につき、マレーシアのボルネオ島にて植樹いたしましたことをここにご報告します。

当社は、これからも、生物多様性の保全に取り組んでいきます。

植樹証明書 (PDF:56KB)

福祉浦和レッズ ハートフルサッカー in 東北開催

三菱商事が支援している「浦和レッズハートフルサッカー」を、被災地支援として東北で開催しました。「心のケア」が必要とされる被災地の子どもたちに笑顔や勇気を届けようと、岩手県宮古市や山田町など、東北各地で7月~8月に掛けて延べ13回のプログラムを実施し、計713人の子どもたちがサッカーを楽しみながら、思いやりや、目的に向かって真剣に取り組むことの大切さを学びました。

初めのうちは震災の影響か、表情が硬かった子ども達も、コーチたちのユーモアと優しさの詰まった指導に徐々に表情も明るくなり、最後のミニゲームでは参加する子は汗だくになって走り、応援する子も皆が声援を送って、大いに盛り上がりました。

参加した子どもたちは「外で思いきり身体を動かせた」「こんなにサッカーが面白いと思わなかった」とサッカーを満喫。協力した教師の皆さんからも「普段はクールな子どもたちも喜びに弾けていました」「指導者として勉強になりました」と感謝の声を頂きました。元気にサッカーで遊ぶ子どもたちの笑顔に触れ、支援する側も心のケアの大切さが再認識できた活動となりました。

福祉東日本大震災復興支援 フレンドシップキャンプ開催

三菱商事は7月から日本YMCA同盟と協働し、フレンドシップキャンプを開催しています。フレンドシップキャンプは、東日本大震災で被災した子ども達とその家族を招待して開催するもので、2011年の夏休みには15回のキャンプに420名が参加しました。また、社員もボランティアとして参加し、キャンプをサポートすると共に被災者の方々と共に多くの自然にふれ、思い出に残る夏休みを過ごしました。

キャンプを通して被災された方々が心身共にリフレッシュし、復興への一助となることを願い、今後も開催していきます。

福祉高齢者の方々へ絵手紙を寄贈

三菱商事は、社員ボランティアが制作した暑中見舞いと残暑見舞いの絵手紙231枚を、港区に住む一人暮らしの高齢者や千代田区の高齢者施設に寄贈しました。涼を感じられるような絵柄にメッセージを添え、見た目にも楽しんで頂けるよう心を込めて制作しました。例年取り組んでいるこのボランティアは、受け取った方から「元気が出る」、「嬉しい」と多くの声が寄せられています。

福祉被災地の子どもたちへコマ見本とサッカーボールを寄贈

三菱商事は、社員ボランティアが制作した、折り紙でコマを制作するための作り方見本34枚とサッカーボール38個を認定NPO法人「幼い難民を考える会(CYR)」に寄贈しました。コマ見本とサッカーボールは、CYR経由で被災地の子供たちに届けられ、東日本大震災でつらい体験をした子供たちの心のケアに役立てられます。

幼い難民を考える会
http://www.cyr.or.jp/

カンボジアで、幼児期の子どもたちが安心して暮らせる環境づくりと、女性の自立支援をするNPO法人。

過去には災害時に子どものための保育支援を行っており、東日本大震災で被災した子どもたちの保育支援も行っている。

国際交流・貢献「はばたけ21未来の子どもたちへ」を開催

今年で19回目を迎える三菱商事新潟支店の社会貢献活動「はばたけ21未来の子どもたちへ」を、8月20日~26日まで新潟県妙高市・新潟市で開催しました。

1992年に新潟市の姉妹都市であるロシアのハバロフスクとウラジオストクとの子どもたちを新潟市に招待して始まった国際交流活動は、中国と韓国の子どもたちも加わり4ヶ国の子どもたちの交流です。今年は、3月の大震災の影響によりロシアだけの参加となりましたが、交流を途絶えさせたくないという思いで参加してくれた「がんばろう日本!」の思いがたくさん詰まった活動になりました。

19年間で約2900名の子どもたちとボランティアが参加し、来年はいよいよ20周年です。言葉・国の違いを乗り越えた友情の輪をこれからも広げていきます。

福祉「米村でんじろう先生サイエンスショー」開催

8月19日(金)科学技術館との協働で「米村でんじろう先生サイエンスショー」を開催し、児童養護施設の子どもたちと、ひとり親家庭の方々など約350名をご招待しました。米村でんじろう先生による錯視を利用した大掛かりな実験や、たくさんの巨大な風船を利用したプログラムが展開され、終始子どもたちの歓声が絶えませんでした。本プログラムは、三菱商事社員がボランティアとしてホールの誘導などのサポートを行い運営しています。

福祉「母と子の自然教室」を開催

今年で38回目を迎える三菱商事の社会貢献活動「母と子の自然教室」を、7月23~25日と8月6~8月8日の2回、新潟県南魚沼市吉里で開催しました。東京都内、神奈川県、埼玉県内に住むひとり親家庭の母子100世帯235人と、社員ボランティア51人、その他スタッフなど総勢323人が参加しました。子ども達には、自然の中で、のびのびと遊んでもらうこと、お母さん達には普段の仕事や家事を忘れキャンプを楽しんでもらうこと、母親同士のネットワーク作りをしてもらうことを目的に、山歩きや水遊び、キャンプファイヤーなど様々なプログラムを行い、皆で夏の思い出づくりをしました。「母と子の自然教室」は、「継続」と「社員参加」をモットーとする三菱商事の社会貢献を代表する活動の一つです。

福祉浦和レッズ・ハートフルサッカー in タイ開催

8月1日~6日にタイのチェンマイとバンコクで「浦和レッズ・ハートフルサッカー」を開催しました。

チェンマイでのプログラムは、教育に恵まれない山岳民族の子ども達を中心に、小学生と中学生約250名が参加。子ども達は挨拶からとても元気で、皆裸足になって一生懸命プレーをし、笑顔がいっぱいのクリニックになりました。

バンコクでは日本人学校の子ども達59名を対象にサッカースクールを開催。絶好のサッカー日よりの中、子ども達は真剣にコーチのアドバイスに耳を傾け、白熱した試合で盛り上がりました。

今回もサッカーを通じてコーチと子ども達が交流し、ハートフルサッカーのテーマであるスポーツでも大切な「こころ」や「思いやり」がいっぱいのスクールとなりました。

7月

福祉みんなで布チョッキン サッカーボールキットを寄贈

三菱商事は、社員がボランティアプログラムで制作したサッカーボールキット、ボール(大)51セット、ボール(小)716セットを認定NPO法人「幼い難民を考える会(CYR)」に寄贈しました。キットはカンボジアに送られ、現地の女性が縫製をし、完成したサッカーボールがカンボジアの保育園に届けられます。本プログラムは、子どもへの遊具の提供だけでなく、女性の自立支援にも役立てられています。

幼い難民を考える会
http://www.cyr.or.jp/

カンボジアで、幼児期の子どもたちが安心して暮らせる環境づくりと、女性の自立支援をするNPO法人。

国際交流・貢献セネガル・車椅子を寄贈

三菱商事は、関連会社で福祉用品を取扱う日本ケアサプライと共同で、セネガルの首都ダカール市庁に車椅子を寄贈しました。

寄贈された車椅子は、介護式、自走式の合わせて100台で、ダカール市内の病院、高齢者センター、身体障がい者の為の診療・リハビリ施設、障がい児センター等の施設で使用されます。

国際交流・貢献ニュージーランド若手社会人が三菱商事を訪問

7月29日、日本政府が進める「21世紀東アジア青少年大交流計画」(JENESYS Programme)の一環で来日した、将来の日本・ニュージーランド二国間の経済発展を担うニュージーランド若手社会人25名が三菱商事を企業訪問しました。

三菱商事の会社紹介の他、ニュージーランド三菱商事とテレビ会議システムを繋ぎ、ニュージーランドにおける三菱商事の活動紹介を行い、最後には三菱商事の外国人社員より外国人の目線から見た日本のユニークな文化・ビジネス慣習の紹介を行いました。参加者からは、三菱商事のグローバルな活動の他、日本企業における意思決定プロセス等に強い関心が寄せられ、活発な質疑応答も行われました。

福祉「大英博物館古代ギリシャ展」特別鑑賞会開催


7月9日(土)国立西洋美術館で開催中の「大英博物館古代ギリシャ展」に障がい者と付き添いの方を200名以上招待し、特別鑑賞会を開催致しました。

閉館後、学芸員の方より作品の詳しい背景などのご説明を伺い、大英博物館が世界に誇る古代ギリシャ・ローマ時代のコレクション135点を鑑賞頂きました。中でも今回の展示の目玉となる人間の「身体」を表現した傑作《円盤投げ》には、招待した方々が足を止め感嘆の声を漏らしました。

博物館、美術館と協働で定期的に開催しております本プログラムは、三菱商事社員がボランティアとして車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。

6月

国際交流・貢献タイ・ソンクラー州地域病院支援

三菱商事はタイ南部のソンクラー州における複数の地域病院に対し、心電図モニター、自動輸注ポンプ、除細動器等の医療機器の供与を行いました。タイ南部のパタニ、ヤラ、ナラティワット3州では社会情勢混乱の為に住民の保健サービスへのアクセスが困難になっており、同3州に隣接するソンクラー州の地域病院はタイ南部の医療ハブとして機能しています。

文化・芸術第11回 チャリティー・オークションレポート



6月26日、三菱商事アート・ゲート・プログラム第11回チャリティー・オークションを三菱商事ビルにて開催しました。オークションには136名ものお客様にご来場いただき、開場直後からお客様と参加アーティストの歓談風景が見られました。

オークションが開始されると、ロット1番から大変活発な入札が展開されました。初めて参加されるお客様も積極的に入札の手を挙げられ、公募により選ばれた53作品すべてが落札されました。

今回のオークションも、多くの皆様に本プログラムの趣旨をご理解、ご協力いただきましたおかげで、盛況のうちに終了することができました。

次回のオークションは、9月に開催予定です。

文化・芸術MCAGP×Hanako 「アートのある生活のすすめ」講演会開催



6月18日(土)、GYRE(表参道)にて、映画監督の安藤モモ子さんとHanako編集長の北脇朝子さんをゲストにお招きし、「アートのある生活」をテーマにトークイベントを開催しました。

お二人のアート談義に会場が一体となって盛り上がり、後半は、若手アーティストの育成とキャリア支援を目的とした「三菱商事アート・ゲート・プログラム(MCAGP)」チャリティー・オークションの参加アーティスト6名が登場し、会場に展示されたそれぞれの作品のプレゼンテーションを行いました。最後はサプライズで開催されたミニ・オークションに、アーティストの作品2点と、安藤さんの監督作品「カケラ」のサイン入りDVDが出品されました。このミニ・オークションの売上金は、全額、東日本大震災の復興支援義援金として日本赤十字社に寄附されます。

教育モンゴル・三菱商事海外奨学金を開始

三菱商事は、2011年度からモンゴルで一番学生数の多いモンゴル科学技術大学(Mongolian University of Science and Technology)への奨学金支給を始めます。同大学はモンゴルの発展を支えるエンジニアを育成する唯一の国立大学です。

6月8日に同大学で調印式が行われ、成績優秀な学部生と大学院生計15人を2年にわたり支援していきます。

5月

福祉関西支社「支社周辺清掃ボランティア活動」を開始

三菱商事関西支社では、支社周辺地域への貢献として、「清掃ボランティア」を3月からスタートしました。この活動は、夏・冬季を除いて年間8回、昼休みの時間を利用してオフィス近辺の道路・植え込みなどに廃棄されたゴミを収拾するという取り組みで、毎回担当部局を輪番で決め、当該部の所属員及び関連するグループ企業の社員が中心に参加しています。これまで3月(総務部担当)、4月(業務開発部担当)、5月(エネルギー事業部担当)に開催、各々33名、40名、28名が参加して熱心にゴミ拾いをしました。

国際交流・貢献チュニジア・バルドー博物館支援

三菱商事は、2008年より、チュニジアのバルドー博物館を支援しています。

バルドー博物館は、ユネスコ文化遺産でもある古代カルタゴ遺跡や、古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡から発掘された出土品やモザイク画等を数多く所蔵する、考古学的に価値が高い博物館です。

この度、世界銀行の支援によりバルドー博物館が増改築され、三菱商事は、新設された大会議室に設置されるTV会議用視聴覚機材を寄贈しました。

三菱商事は、これまでにもトラック、パソコン、大型スクリーン等を寄贈し、バルドー博物館を訪れる多くの観光客や研究者に利用されています。

国際交流・貢献モザンビーク・地雷除去活動の支援

三菱商事は、モザンビークの地域住民の生命を脅かし、経済・社会発展の妨げになっている地雷の除去活動を支援します。

1992年に内戦が終結したモザンビークは、経済復興が進み、今ではアフリカで最も発展が進む国の一つになっています。一方で、内戦時代に各地に埋設された地雷は、国家地雷除去院や国際NGOにより除去が進められましたが、未だ残存する地域では、住民の生命・安住を妨げており、モザンビーク政府の喫緊の課題になっています。今般、日本のODAにより、大型地雷除去機が導入されたのに伴い、三菱商事は除去活動を実施する国際NGOを支援します。

国際交流・貢献南アフリカ・地元小学校の支援

三菱商事は、2006年より、我が社事業投資先であるHERNIC社と共同で、HERNIC社周辺にある小学校を支援しています。対象となった小学校では傷んだ教室の修理を行うと共に、廃棄物保管場所、雨水の再利用の為の貯蔵タンク、花壇、パソコンルーム等を設置寄贈しています。5月に開催された引渡しセレモニーでは、小学校、及び地元自治体・関係省庁代表者からの感謝のメッセージに加え、子供達からも感謝の踊りと歌が披露され、更に、東日本大震災の被災者に対し、激励のメッセージを頂きました。

国際交流・貢献エチオピア・太陽光発電によるエチオピア無電化農村支援

三菱商事は、2009年度から、エチオピア農業省の推進する「農業開発主導による産業化政策」を支援しています。具体的には、毎年同省が指定する無電化農村に対し、農業訓練センターで利用する太陽光パネル機材と講習用機器、家畜診療所で利用する太陽光発電冷蔵庫(ワクチン用)を寄贈しています。農業省からは、我が社の寄附によって、農民が日没後の時間を有効活用することができるようになり、農民の生産意欲が向上した、と、大変感謝されています。

国際交流・貢献コロンビア・CNCHのカカオ生産向上プロジェクトへの技術支援

三菱商事は2009年度から2年間、中南米の食品会社Compania Nacional de Chocolateの実施するカカオ生産向上プロジェクトの支援を行いました。このプロジェクトは、コロンビアのカカオ生産農家に生産性向上・生活向上のための技術支援を行い、生活福祉の向上を目指すものです。このプロジェクトにより、カカオ生産農家の組合の機能が強化されたり、カカオの品質が向上したなどの嬉しい報告が寄せられています。

国際交流・貢献メキシコ・持続可能林開発の為の若手リーダー育成支援

三菱商事は2010年度から、メキシコの森林再生保護と生態系保全活動を実施する現地NGO Reforestamos Mexico, A.C.のプログラム"Young Leaders for Sustainable Development(持続可能林開発の為の若手リーダー育成)"を支援しています。このプログラムは、環境・社会・経済的側面から環境問題を調査し、対応手法を学び、地域社会で森林の持続可能な維持に貢献する若手リーダーを育成するもので、2010年度はメキシコ州全土の40コミュニティから44人の若者が参加しました。

国際交流・貢献アルゼンチン・子どもの食育プログラム「フロム・ファーム・トゥー・テーブル」支援

三菱商事は2009年度から、農業分野での品質・環境・貿易に関する研究・啓蒙活動等を行っている現地NGO EticAgroのプロジェクト「From Farm to Table」を支援しています。このプログラムは、食の知識が乏しい為に栄養不良に陥っているアルゼンチン全土の小学生に対し食育プログラムを実施するもので、これまでに300校に食育の教材を配布し、うち130校には教師の指導も行い、学校で食育の授業や食育フェアを実施しました。引続き、食育の効果をはかるモニタリング調査を行っていく予定です。

福祉「写楽」特別鑑賞会開催


5月7日(土)東京国立博物館で開催中の「写楽」にて障がい者と付き添いの方264名を招待し、特別鑑賞会を開催致しました。

閉館後、学芸員の方による作品の詳しい解説を聴講頂いた後、約170枚もの貴重な版画をご覧頂きました。参加した皆さまから「初めて見る写楽の浮世絵に感激しました。次回の開催も楽しみにしています」とお声を頂戴しました。

三菱商事が社会貢献プログラムの一環として実施している本プログラムは昨年度は8回開催し、1,200名以上の方にご来場頂いています。

文化・芸術復興支援チャリティー・バザー開催


5月4日、六本木ヒルズアリーナにて開催されたJ-WAVE主催のTOKYO M.A.P.S会場内にて被災地復興支援のためのチャリティー・バザーのブースを出店しました。これまでに三菱商事アート・ゲート・プログラムに参加した若手アーティスト11名が、お客様の似顔絵やドローイングを屋外にて即興で描き、衆目を集めました。

絵は一律1枚1,000円で販売され、延べ97名の方にお買い上げ頂きました。イベントの趣旨にご賛同頂いたお客様とアーティストが絵を通して直接交流を図り、三菱商事アート・ゲート・プログラム初の試みで集まった売上金の全額は公益社団法人CIVIC FORCE に送られ、被災者の支援に役立てられます。

4月

国際交流・貢献サウディアラビア・シャナドリア祭に出展

三菱商事は、4月13日から29日にサウディアラビアのリヤドにて開催された、同国最大の国民の祭典であるシャナドリア祭に参加、30万人の方々にご来館頂いた日本館で出展しました。
展示のコンセプトを、三菱商事の中期経営計画2012の一つである「継続的な環境価値の創造」として、三菱自動車の電気自動車i-MiEVを展示、環境に配慮したビジネスを展開していることをサウディアラビアの方々にご理解頂きました。

福祉被災地の子ども達へ贈る布のおもちゃを寄贈

4月、社員ボランティア73名が製作協力をした布のおもちゃ「ぴっぴのうでわ」300個分を「ぐるーぷ・もこもこ」に寄贈致しました。布のおもちゃは「ぐるーぷ もこもこ」により縫製され、玩具福祉協会経由被災地の子どもたちに届けられます。三菱商事では今後も継続して被災地の子どもたちに贈る布のおもちゃ製作に協力していきます。

教育ルーム・トゥ・リード・ジャパンに対し4カ国4名の女子生徒に対する10年間の奨学金、カンボジアでの図書館建設を支援

三菱商事では「特定非営利活動法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン」が行う女子教育支援プログラム及び図書館設置プログラムに賛同し、4月より4カ国(バングラデシュ/インド/ネパール/ザンビア)4名の女子生徒に対する10年間の奨学金支援及び、カンボジアでの図書館建設への支援を開始致しました。

当社では今後も子どもたちの教育支援を行っていきます。

特定非営利活動法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
http://www.roomtoread.jp/(日本語)
http://www.roomtoread.org/(英語)

福祉絵本を東京の乳児院4施設に寄贈

2010年度、有志より集まった募金で購入した絵本合計88冊を東京の乳児院4施設に寄贈しました。

今後も集まった募金で児童養護施設の子どもたちの支援をしていく予定です。

福祉被災地の子ども達へメッセージ付ミニ絵本を寄贈

4月、三菱商事が発行した「ダレ・ダレ・ダレダ」のミニサイズ絵本100冊を「特定非営利活動法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン」及び「認定NPO法人国境なき子どもたち」を通じて岩手県陸前高田市と大船渡市の子どもたちに届けました。

絵本には、社会貢献活動を通じて当社と長年交流のあるYMCA International Schoolの子ども達に書いてもらった心のこもったメッセージを同封して贈りました。

当社では今後も被災地の子どもたちへの支援を継続していきます。

福祉2010年度社会貢献「MC Volunteer Activity!」 結果報告

三菱商事では、社員一人ひとりが社会貢献に対する意識を高めていくことが重要と考え、2005年度より社員のボランティア活動を促進する施策として『MC Volunteer Activity!』(ボランティア活動1回につき1トークン=500円を寄附として拠出)を実施しております。

2010年度ボランティア活動におけるトークン総数は、10,707トークンとなり、積み立てられた金額は5,353,500円になりました。これを、トークン申請時の社員へのアンケートにおいて希望の多かった『福祉』、『教育』、『環境』の分野及び、東日本大震災の復興支援活動を行っている下記6団体に寄附致します。

【 2010 MC Volunteer Activity! 寄附先概要 】

  1. 「社会福祉法人 仙台市社会福祉協議会」 http://www.shakyo-sendai.or.jp/

    東日本大震災復興支援活動への寄附。

  2. 「国際交流NGO ピースボート」 http://www.peaceboat.org/index_j.shtml

    東日本大震災復興支援活動への寄附。

  3. 「一般社団法人 モア・トゥリーズ」 http://www.more-trees.org/

    東日本大震災被災地支援プロジェクト「LIFE311(木造仮設住宅寄贈)」活動への寄附。

  4. 「ぐるーぷ・もこもこ」

    東日本大震災被災地の子どもたちへ手作りの布のおもちゃを贈る活動への寄附。

  5. 「認定NPO法人 幼い難民を考える会」 http://www.cyr.or.jp/

    カンボジアの女性自立支援のための織物技術指導活動への寄附。

  6. 「公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟」 http://www.unesco.jp/

    ネパール及びラオスにおける寺子屋活動への寄附。

また、当社主催のボランティア活動に5回参加した社員からボランティアカードを回収し、2010年度は977名分が集まりました。この結果、カンボジアの子どもたち50名に小学校卒業までの奨学金、タイの子どもたち20名に小学校卒業までの奨学金及びアジアの子どもたちに対するポリオワクチン52,700回分を寄附致します。

当社では2011年度も引き続き全役職員が1年に1回はボランティア活動に参加することを目標に、社員自らが汗を流し、継続する社会貢献活動を促進する取り組みを実施して参ります。

文化・芸術「震災復興支援チャリティー・オークション」開催


4月16日、三菱商事アート・ゲート・プログラム「震災復興支援チャリティー・オークション」を三菱商事ビルにて開催しました。このオークションは3月18日、19日に予定され震災により延期となった第10回チャリティー・オークションの売上金を被災地への義援金とする「震災復興支援チャリティー・オークション」として開催したもので、本オークションの過去最高を記録する174名のお客様にご参加いただきました。3時間以上に亘るオークションでしたが、参加した42名のアーティストの熱意に応えるかのように終了後も多くのお客様が会場に残り、アーティストとの交流を楽しまれました。

多くの皆様に趣旨にご賛同・ご参加いただき、出品作品71点すべてが落札され、震災復興義援金となる売上金は、412万円となりました。この金額は、日本赤十字社を通じて被災地の復興に役立てられます。

次回のオークションは、6月に開催予定です。

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