三菱商事

CSR通信 2019年度(8月まで)

7月

福祉「母と子の自然教室」を開催

1974年から継続している社会貢献活動「母と子の自然教室」を7月20日(土)~22日(月)と7月27日(土)~29日(月)の2回、新潟県南魚沼市で開催しました。

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住むひとり親家庭の母子70世帯162人、社員ボランティア40人、その他スタッフを含む総勢234人が参加し、山の散策や水遊び、キャンプファイヤーなど様々なプログラムを体験。みんなで夏の思い出づくりをしました。

子ども達には緑豊かな自然の中でのびのびと遊んでもらい、お母さん達には普段の仕事や家事を忘れて郷土料理を楽しみながらリラックスしてもらうとともに、母親同士の交流を深めてもらいました。

この「母と子の自然教室」は、「継続」と「社員参加」を柱とする三菱商事の社会貢献を代表する活動の一つです。

教育ボランティアセミナー「児童労働のない社会を目指して~バングラデシュ・家事使用人として働く少女たちの支援活動~」
シャプラニール=市民による海外協力の会 講演会&販売会

7月26日(金)昼休みに、特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会による講演会&販売会を開催し、三菱商事及びグループ企業の社員52名が参加しました。

シャプラニールは、1972年から南アジアの児童労働の削減や防災、減災、フェアトレードなどに取り組み、貧困のない社会を目指しています。

今回は、バングラデシュの首都ダッカで家事使用人として働かざるを得ない少女たちの実態や、子どもたちの権利を守る活動についてお話しいただきました。また同時に、現地の女性による手作りのアーユルヴェーダソープ等のグッズ販売も行い、多くの参加者が購入することで支援に貢献しました。

国際交流・貢献エクアドル・マチェチンデュル地域住民のための自然保護・住民生活基盤を支援

7月22日(月)、Trade for Development Foundation(COPADE)とともに行う「マチェチンデュル地域住民のための自然保護・住民生活基盤支援」プログラムの開会式を、三菱商事キト支店で行いました。現在マチェチンデュル自然保護地域では、現地政府の財政危機の問題から援助が滞り、環境汚染が急速に進み、現地住民の収入源である農作物の収穫等に影響が及んでいます。本プロジェクトを通して、現地に多くみられる竹を家具等の材料として栽培し、収入源を得ることができるよう教育を施し、住民の生活向上を目指します。

文化・芸術劇団四季「こころの劇場」運営サポートに社員ボランティア参加

三菱商事は、劇団四季が全国各地の公演活動に小学生を招待する「こころの劇場」を2008年の開始当初から支援しています。「こころの劇場」は、いじめをはじめとした社会問題の根底にある「命の大切さ」「人を思いやる心」「信じ合う喜び」を、舞台を通じて子ども達に語りかけることを目的とした公演です。今年も当社とグループ会社の社員が運営サポートスタッフとして参加しました。

5月23日(水)~7月9日(火)に関東各地区で行われた公演のうち、「カモメに飛ぶことを教えた猫」の計6公演に延べ21名が参加。受付や会場内への誘導などのサポートを行い、招待された子どもたちとの触れ合いの機会ともなりました。また、翌日の公演で配布する歌詞カードのセッティングもお手伝いしました。

文化・芸術三菱商事アート・ゲート・プログラム 第43回チャリティー・オークションを開催

7月6日(土)、「三菱商事アート・ゲート・プログラム 第43回チャリティー・オークション」を三菱商事ビルにて行いました。今回は若手アーティストたちの意欲作55作品を出品し、160名を超えるお客様にご来場いただきました。会場では、お客様がアーティストと積極的に交流し、作品についての理解を深めていました。

今後もより多くの方に引き続きご支援・ご参加いただけるよう、活動を継続していきます。

次回のオークションは、2019年9月21日(土)に開催予定です。

6月

福祉第29回「ベガルタ仙台サッカースクール」開催

6月29日(土)、東北支社は「ベガルタ仙台サッカースクール」を開催しました。このプログラムは、仙台市内の児童養護施設の子ども達を対象に、サッカーを通じてチームワークの大切さと仲間との連帯意識を養い、常に向上心を持って力強く生きる一助となるようにと2002年から始まり、今回で29回目を迎えました。

当日は、仙台にあるすべての児童養護施設から59名の小中学生と引率職員10名、そしてMCグループ企業を含めたボランティア5名の総勢74名が参加しました。今回は、2018年までベガルタ仙台の現役選手として活躍した菅井直樹さんがコーチの一人として参加しました。子ども達は低学年と高学年の男女に分かれ、コート3面を利用してショートパスやシュート等の練習を行いました。また、最後にコーチ、ボランティア、先生達も交えてゲームを行い、楽しい時間を過ごしました。スクールの後は、ボランティアと一緒に昼食をとりながら親交を深めました。

文化・芸術三菱商事アート・ゲート・プログラム 第43回チャリティー・オークション「ギャラリートーク」を開催

6月25日(火)、MC FORESTにて、三菱商事アート・ゲート・プログラムの第43回チャリティー・オークション(7月6日開催)のプレイベント「ギャラリートーク」を開催しました。

このイベントは、オークション前に作品を鑑賞しながら作家と交流することのできる場であり、当日は今回のオークションに出品する作家たちが、作品の素材や技法、コンセプトについてプレゼンテーションを行いました。多くのお客様にご来場いただき、作品に対しての質疑応答など、活発なコミュニケーションが生まれました。三菱商事は今後も若手アーティストの支援を続けていきます。

教育ESAアジア教育支援の会「スパイスボランティア」を開催

認定NPO法人ESAアジア教育支援の会では、1979年からバングラデシュとインドの子どもたちがひとりでも多く教育を受けることができるよう活動しています。その運営資金の一部とするためにスパイスを販売しており、計量や袋詰めの作業は通常、ボランティアの手で行われています。

6月8日(土)に同会事務所で行われたスパイスボランティアには、三菱商事及びグループ企業の社員9名が参加しました。スパイス2袋を購入することで、バングラデシュの子ども1人が学校に通うことができます。現地の子ども達に思いを馳せながら行うこのスパイスボランティアを三菱商事では今後も定期的に開催していく予定です。

国際交流・貢献中国・北京日本学研究センター 訪日研究レセプション

6月7日(金)、東京において、日本の大学で研究を行うために来日している、北京日本学研究センターの修士課程・博士課程38名の歓迎レセプションが開催されました。学生たちは各々の研究分野に沿った大学に4~6か月在籍して論文の資料収集と日本での生活を体験します。レセプションには関係者約100名が集い、学生達から抱負や体験談を聞いて交流しました。三菱商事は、同センターの日本学研究活動を長年支援しており、次世代を担う人材の育成につながっています。

5月

福祉東京国立博物館 特別展「国宝 東寺 ─ 空海と仏像曼荼羅」
障がい者特別鑑賞会開催

5月27日(月)、東京国立博物館で休館日の館内を貸し切り、特別展「国宝 東寺 ─ 空海と仏像曼荼羅」特別鑑賞会を開催しました。

三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催している本プログラムは、障がいのある方と付き添いの方を招待し、社員がボランティアとして車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。今回は約180名を招待し、研究員の方による本展覧会の見どころの講演、VRコンテンツ「空海 祈りの形」の特別上映会も実施しました。会場では、東寺講堂の21体の仏像からなる立体曼荼羅のうち、国宝11体、重要文化財4体、合計15体の展示のほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の名品の数々をゆっくりと鑑賞いただきました。

※本プログラムは2018年11月にbeyond2020プログラムの認定を受けました。

beyond2020プログラムは、多様性や国際性に配慮した文化活動・事業を政府が認証し、日本文化の魅力を国内外に発信する取り組みです。

国際交流・貢献第4回「WFPウォーク・ザ・ワールド 大阪」

5月26日(日)、国連WFP協会主催のチャリティーウォーク・イベント「WFPウォーク・ザ・ワールド 大阪」が万博記念公園にて開催され、三菱商事社員とそのご家族16人を含む1,658人が参加しました。

このイベントは、世界の子どもたちを苦しめている飢餓をなくすために、国連WFP協会が2005年より開催しているチャリティー・ウォークであり、参加者は5kmと10kmのコースを一斉に歩きます。大阪では今年で4回目の開催となりました。

当日は気温が30度近くの晴天の中、当社の参加者たちは新コースを楽しみながら全員無事に完歩しました。

この参加費の一部が、WFP国連世界食糧計画の学校給食プログラムの支援に役立てられます。

※国連の食糧支援機関であるWFP 国連世界食糧計画の活動を支援する認定NPO法人

国際交流・貢献国連WFP協会 チャリティーウォーク・イベント「WFPウォーク・ザ・ワールド」

5月12日(日)、国連WFP協会が、横浜みなとみらい地区にてチャリティーウォーク・イベント「WFPウォーク・ザ・ワールド for アフリカ」を開催し、三菱商事及びグループ企業の社員とその家族74名を含む過去最高の合計5,003名が参加しました。

このイベントは、国連WFP協会が2005年より開催しているもので、世界の子どもたちを苦しめている飢餓をなくすために、参加者が3km、5kmまたは10kmのコースを一斉に歩くという催しです。参加費の一部がWFP国連世界食糧計画の学校給食プログラムの支援に役立てられます。当社は同協会の趣旨に賛同し、2010年から支援しています。

※国連の食糧支援機関であるWFP 国連世界食糧計画の活動を支援する認定NPO法人

福祉ゴールデンウィークスペシャル企画

5月5日(日・祝)、MC FOREST前の1階広場にて2つのイベントを開催しました。

「ラ・フォル・ジュルネ東京2019」MC FORESTエリアコンサート

日時:5月5日(日・祝) 1stステージ 11:20~/2ndステージ 13:30~

5月3日(金・祝)~5日(日・祝)に大手町・丸の内・有楽町エリアで行われた、ラ・フォル・ジュルネ東京2019「ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」の企画の1つとして、5月5日にMC FOREST前の1階広場で無料のエリアコンサートを2回開催しました。1回目のステージでは、オカリナ楽団「骨董書店」の新緑に映える暖かく軽やかな音楽に沢山の方が足を止めました。2回目のステージは、サクソフォン4重奏のエキサイティングな演奏が通りかかる方をくぎ付けにし、各回とも300名を超す方々が来場。音楽を身近に親しむ一日となりました。

三菱商事オリジナル企画 「増田太郎 スペシャルコンサート」

日時:5月5日(日・祝)14:45~15:15

エリアコンサートに続き、当社オリジナル企画として、ヴァイオリニストの増田太郎氏のスペシャルコンサートを開催しました。ハープとヴァイオリンの共演者と共に、艶やかで情熱的な音色と軽快なトークに観客たちは一瞬で魅了され、瞬く間に500人を超える人たちで埋め尽くされました。テレビ番組のテーマ曲や映画音楽を担当するなど幅広く活躍中の増田氏は、オリジナル曲やヴァイオリンを弾きながらの歌も披露し、観客の心に響く素晴らしいコンサートとなりました。

4月

国際交流・貢献イラク・バスラにおける女性世帯主自立支援プログラム支援

4月25日(木)、イラクの中でも困窮しているバスラ県において、女性世帯主のための職業訓練プログラム修了式が開催されました。イラクでは女性の8割が就業しておらず、過去の戦禍により未亡人となった女性や、母子家庭の世帯主となった女性は、経済的に困難な状況にあります。本プログラムでは、2018年9月より英語、IT、縫製、美容のクラスを開講し、120名が参加しました。三菱商事は本プログラムを通じ、本格復興がこれからのイラクにおいて、女性のエンパワメントを支援しています。

福祉国立科学博物館 特別展「大哺乳類展2 ─ みんなの生き残り作戦」
障がい者特別鑑賞会開催

4月22日(月)国立科学博物館で、休館日の館内を貸切り、特別展「大哺乳類展2 ─ みんなの生き残り作戦」の特別鑑賞会を開催しました。三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催している本プログラムは、障がいのある方と付き添いの方を招待し、社員がボランティアとして車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。今回は約210名の方を招待し、500点を超える剥製や骨格標本・最新の解析映像など、多様な展示をゆっくりと鑑賞いただきました。

※本プログラムは2018年11月にbeyond2020プログラムの認定を受けました。

beyond2020プログラムは、多様性や国際性に配慮した文化活動・事業を政府が認証し、日本文化の魅力を国内外に発信する取り組みです。

国際交流・貢献アルゼンチン・貧困地域における青少年への教育支援

4月12日(金)、アルゼンチンのサンチアゴ・デル・エステテロ州内貧困居住地区にて、青少年への教育支援プロジェクト開設式が開催されました。本プロジェクトでは、既存の図書館を改修し、IT、リーダーシップ構築や学校教育学習サポートなど、多彩な分野でのワークショップを地元の学生や子ども達に提供し、教育水準の向上を目指します。

教育ボランティアセミナー 「絵本で育つ子ども達の力」
ESAアジア教育支援の会 活動報告会&販売会 / スパイスボランティアを開催

4月9日(火)昼休みに、認定NPO法人ESAアジア教育支援の会による活動報告会&販売会を開催し、三菱商事及びグループ企業の社員54名が参加しました。

ESAアジア教育支援の会は、バングラデシュとインドの子ども達が一人でも多く教育を受けることができるよう、1979年より活動しています。今回はバングラデシュの小学校での教育支援活動の様子についてのお話しと、ESAオリジナルカレースパイスや紅茶等の販売を行い、多くの参加者が購入することで支援に貢献しました。

また、4月20日(土)には、セミナー参加者有志で事務所を訪問し、スパイスの計量、袋詰め等の作業を行いました。スパイス2袋の購入で、バングラデシュの子どもが1か月学校に通うことができます。このボランティアは今後も定期的に開催していく予定です。

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