インクルーシブ社会の実現

三菱商事は、誰もが生き生きと活躍できる社会を目指しています。多様な生き方が存在する今、それぞれを尊重し共生できる世の中になるよう、活動を続けています。

パラスポーツ支援プロジェクト
DREAM AS ONE.

パラスポーツの発展を支える

2014年にパラスポーツの裾野を広げ、理解度・認知度を高めるプロジェクト「DREAM AS ONE.」を開始しました。競技大会への協賛の他、ボランティアを養成するセミナーや障がい児向けスポーツ教室、イベントの開催支援など、誰もがスポーツに親しむ機会を増やし、応援の輪を広げていきます。パラスポーツの発展を応援し、たくさんの人と夢と感動を分かち合いたいと願っています。

詳細はDREAM AS ONE. サイトをご覧ください。

親と子の自然教室

1974年から継続して開催している「親と子の自然教室」は、ひとり親家庭の母子を対象とした、人や自然との触れ合いを体験するキャンプです。

子どもたちには、自然の中で、伸び伸びと遊んでもらうこと、お母さんたちには普段の仕事や家事を忘れキャンプを楽しんでもらうこと、母親同士のネットワークづくりをしてもらうことを目的に、山歩きや水遊び、キャンプファイアなどさまざまなプログラムが行われます。社員ボランティアが何カ月にもわたってミーティングとトレーニングを重ね、参加した母子と一緒に自分たちの手でキャンプをつくり上げることが、このプログラムの大きな特徴。

この活動には、18,000人以上の親子と1,000人以上の社員ボランティアが参加してきました。「継続」と「社員参加」をモットーとする当社の社会貢献活動を代表する活動の一つです。

博物館・美術館プログラム

障がいがある方々を対象として、閉館後や休館日の博物館・美術館を貸し切り、展示を楽しんでいただくプログラムです。各博物館・美術館と協働し、社員ボランティアが車いすの介助や館内誘導などのサポートを行う形で運営。2005年11月の活動スタート以来、東京国立博物館、国立科学博物館、東京国立近代美術館、国立新美術館他、各地の施設で開催しています。

子ども支援「こども食堂」「学習支援プロジェクト」

当社は、困難な状況でも将来に向けて頑張る子どもたちを支えるために、2020年より、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを通じた「こども食堂の持つ機能・役割が、こどもの貧困のサポートのためのどのような効果を発揮しているのかについて調査・分析を行う事業」、NPO法人キッズドアを通じた「子ども向け学習支援事業のノウハウ全国展開プロジェクト」を支援するとともに、こども食堂や無料学習会に社員がボランティアとして参加しています。

東京YMCA「秋の山中湖キャンプ」

2003年から毎年秋に、学習障がい(LD)児を対象とした野外キャンプ活動を山中湖畔で開催。これは東京YMCAが企画・運営し、協働プログラムとして当社が助成するもので、毎回社員もボランティアでキャンプリーダーとして参加しています。このキャンプを通じ、子どもたちがさまざまな活動にチャレンジし自分に自信を付け、仲間と助け合うことによりコミュニケーション能力を高めることを目的としています。

大分国際車いすマラソン

当社は、1981年の国際障害者年を記念して開始された「大分国際車いすマラソン大会」(主催:大分県他)に1991年から協賛しています。この大会は、世界最大の規模とレベルを誇るパラスポーツ競技会の一つです。

当社では、障がい者の社会参加が促進され、障がいに対する人々の理解が深まるとともに友情の輪が世界中に広がっていくことを願い、社員ボランティアが毎年参加、会場設営準備や選手のケアなど、レースの運営に協力しています。