三菱商事

社長メッセージ

社長の中西です。

2022年度からの3ヵ年の新しい指針として、「中期経営戦略2024 MC Shared Value(共創価値)の創出」を策定・公表しました。

米中の覇権争いに加え、ロシア・ウクライナ情勢もあり、国際社会の多軸化・分断化が更に進み、グローバル経済を支えてきた前提が崩れ始めています。これに伴い、世界経済にも様々な不確実性が伴うと予想されます。

また、コロナ禍を契機に人々の行動様式や価値観も変化し、デジタル技術を活用したコミュニケーションやビジネスモデルの変革も進んでいます。デジタル化や脱炭素化は不可逆的な流れとなっており、今後も事業環境は絶えず、加速度的かつ不連続に変化していくことが想定されます。

三菱商事は創業以来、世の中の変化を捉え、社会課題やニーズに向き合い、半歩先を見据えて新たな事業を継続的に創り上げることで、経済発展や生活の向上に取り組んできました。
このサイクルの絶え間ない積み重ねが、現在の三菱商事グループを構成しています。

中期経営戦略2024の目指す「MC Shared Valueの創出」には、「三菱商事グループの総合力強化による社会課題の解決を通じて、スケールのある共創価値を創出し続ける」という想いを込めています。

三菱商事グループ各社がつながりながら、幅広い産業知見やグローバルネットワークをベースにしたインテリジェンスを有機的につなげ、MC Shared Valueの創出に向け一丸となって取り組むことで、「総合力」を最大化し、各事業の総和(Σ)以上の価値を生み出すことを目指します。

変化が激しく不確実性を伴う時代だからこそ、今まで培ってきた「多様性」や「つながり」から生まれる「総合力」を最大限に発揮できると考えています。

創業からの理念である「三綱領」に常に立ち返り、社会や産業の課題を解決しながら、社会と共に成長していきたいと思います。

今後も一層のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

社長 中西 勝也
2022年5月

中期経営戦略2024

三菱商事は、2022年度から始まる3ヵ年の新しい経営の指針として、「中期経営戦略2024 MC Shared Value(共創価値)の創出」を策定・公表しました。

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