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三菱商事

ふるさとの木によるふるさとの森づくり

潜在自然植生理論 ― それは生態学を基盤に、科学的なシナリオを構築する森林再生システムである

土地本来の緑を生み出すために、植生生態学の理論で取り組む熱帯林再生プロジェクト

1960年代から宮脇博士は、日本列島各地のあらゆる植生、特に残されている鎮守の森の植生調査結果を基に、土地本来の“ふるさとの木によるふるさとの森づくり”を国内600カ所以上で行ってきた。本来、木を植えることの目的はいろいろあるが、最も大事なことは環境保全、災害防止、そして将来的には持続的に利用可能な「ふるさとの木によるふるさとの森」の再生である。生態学的な現地調査を基に、それぞれの土地本来の森の主木を主に、できるだけ多くの樹種の幼苗を植えていく。

そして植えた日から多くの種類の個体は、競争しながら自然淘汰を通して、土地本来の多様な機能を果たす多層群落の森を形成する。

この自然の森の生態系に近い、現代的な意味で環境保全、災害防止林の形成の基本となっている潜在自然植生の理論は、1959年宮脇博士がドイツのR.テュクセン教授の現場での教えをもとに日本の伝統的な鎮守の森と、生命集団と環境の総合科学である植生生態学の知見を統合したもので、根群の充満している幼苗を自然の森のシステムにしたがって地道に混植・密植をするというもの。最初の1年を越すと5年で4m、10年で8m、25年で20m以上の多様な森が形成されるようになる。また3年たてば自然の管理に任せる“No Management is Best Management”森林再生法を確立している。

宮脇方式による熱帯林再生システム
熱帯雨林の構造

厳しい条件下でこそ、成果を挙げる宮脇方式。温帯林、熱帯林で森の生態系回復に寄与

木材資源の活用を目的とした商業植林と異なり、緻密な現地植生調査と科学的な生態学理論に基づいた宮脇方式は、あくまでも自然界の競争・共生原理を守りながら、土地本来の森の復元・再生を促すものである。そこでは最も自然な形で生物多様性が生まれ、二酸化炭素の吸収や大雨、暴風、火災からの災害防止など、多様な森の役割がきちんと果たされていく。さらに高木、超高木層構成種の多種混植と、根群の発達した幼苗を密植することで雑草の繁茂を抑制するなど、短期間で立地保全にも成果が現われ始め、また土壌生物群の生息をも促す。

このように潜在自然植生を基礎にした森づくりは、特に厳しい条件下の基で最も成果を挙げてきている。すでに宮脇博士は今までに、ショッピングセンターの周辺や埋立地、製鉄所、発電所、工場、高速道路沿いなどで、いずれも成功させてきた。この日本国内・暖温帯林での実証が足掛かりとなり、1978年からの東南アジアの植生調査の結果をもとに、それまで不可能というのが定説だった熱帯林再生の途を開いた。マレーシア熱帯雨林、ブラジル・アマゾンの低地熱帯林、それぞれ環境条件こそ異なるが、宮脇方式の森林再生システムの基、着実に自然の生態系を回復しつつある。

フタバガキ科
【フタバガキ科】
ほとんどの属や種が、東南アジアの熱帯雨林地帯を中心に自生しており、アフリカや南米にも産する。樹種は、約500種あり、このうち約380種がマレーシアの標高800mまでの低地や丘陵地帯に生育している。
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