三菱エレベーター・インド 新工場の稼働開始のお知らせ
~世界2番目の昇降機新設市場でエレベーター現地生産を開始~
2016年9月13日
三菱商事株式会社
三菱商事株式会社(以下、当社)は、三菱電機株式会社(以下、三菱電機)とともに、本年9月15日付でインドにおける合弁会社Mitsubishi Elevator India Private Limited(三菱エレベーター・インド、以下、IMEC)の新工場を稼働させ、インド市場向けエレベーターの現地生産を開始します。新工場ではIMEC主力商品である中低層建物向けエレベーター「NEXIEZ-LITE(ネクシーズ ライト)」を中心に生産します。
インドの昇降機市場は、年間新設需要が約48,000台(2015年)と中国に次ぐ世界第2位の市場で、急速な経済成長に伴い今後も継続的な需要の伸びが予測されます。当社は、インドにおいて1995年に現地代理店の販売サポートを通じた昇降機事業を開始、2012年8月には三菱電機との合弁会社IMECを設立し、販売・工事・保守体制の強化を進めてきました。今般現地生産を開始する事で、価格・納期面での一層の競争力向上が実現されると共に、販売・製造・工事・保守の一気通貫体制の確立により、市場ニーズをより反映した製品・サービスの提供が可能となります。
新工場敷地内には、現地調達部品や完成品の検証・評価を実施するエレベーター試験塔(高さ約41m)や工事・保守人材の育成強化の為のフィールド研修センターも併設しており、製品及びサービスの品質をより向上して参ります。
当社は、インドを昇降機市場として事業拡大が見込まれる最重要市場の一つと位置付けており、今後更なる事業基盤の強化を図る事で2020年度には同国での販売台数5,000台を目指します。

<参考情報>
- 工場の概要
所在地 インド共和国 カルナタカ州 ベンガルール(バンガロール)
敷地面積 89,000m2
総建築面積 25,400m2
用途 エレベーター機器の製造
稼働時期 2016年9月
生産能力 年間5,000台
投資額 1,833百万インドルピー(約34.5億円)
人員 約100名
付属施設 エレベーター試験塔(高さ約41m)、フィールド研修センター
- IMEC社の概要
社名 | Mitsubishi Elevator India Private Limited (三菱エレベーター・インド社) | ||
事業内容 | 昇降機の販売・製造・工事・保守 | ||
代表者 | 社長 織田 巌 | ||
出資比率 | 三菱電機株式会社 45%、三菱電機ビルテクノサービス株式会社 5% Mitsubishi Electric India Private Limited 5% 三菱商事株式会社 45% | ||
資本金 | 1,785百万インドルピー(約33.5億円) | ||
設立 | 2012年8月 | 従業員 | 約1,000名 |
以上
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三菱商事株式会社 広報部報道チーム TEL: 03-3210-7282
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