三菱商事が電脳交通を持分法適用先に 地域交通の課題解決に向けた取り組みを一層強化
2025年4月10日
三菱商事株式会社
三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)は、タクシー配車業務のDX化を推進する株式会社電脳交通(以下「電脳交通」)が実施するシリーズDラウンド(12社を引受先とする第三者割当増資)に参加し、同社の株式を取得することに合意いたしましたので、お知らせいたします。 本株式引き受けにより電脳交通は三菱商事の持分法適用先となります。
三菱商事は、自治体や交通事業者と連携し、事業会社や出資先を通じてAI活用型オンデマンドバス事業や自動運転の実証事業等、地域交通の課題解決に取り組んで参りました。タクシー分野においては、タクシー配車DX事業やコールセンター事業に取り組む電脳交通へ2020年および2023年に出資を行い、事業を推進してきました。同社のタクシー業界における実績、知見やノウハウと三菱商事の幅広い事業ネットワークを活かし、三菱商事が出資する他の事業会社との協業も始まっています。現在、電脳交通が提供する配車システムは、全国47都道府県、約600社・約2万1,000台のタクシー車両に導入されています。
三菱商事は、深刻化するドライバー不足問題に対する解決策の1つが交通の自動運転化と考えています。将来来たる自動運転時代において、電脳交通が果たせる役割はタクシー分野に留まらず、交通分野全般の幅広い領域に拡大できるとの認識と期待から、今回の追加出資に至りました。今回の出資により電脳交通との連携を一層深めると共に、オンデマンドバス事業、自動運転事業との連携や協業も加速し、各地域のニーズに沿った総合的なソリューション提供による地域交通の課題解決と新規事業の創出を進めて参ります。
三菱商事は、深刻化するドライバー不足問題に対する解決策の1つが交通の自動運転化と考えています。将来来たる自動運転時代において、電脳交通が果たせる役割はタクシー分野に留まらず、交通分野全般の幅広い領域に拡大できるとの認識と期待から、今回の追加出資に至りました。今回の出資により電脳交通との連携を一層深めると共に、オンデマンドバス事業、自動運転事業との連携や協業も加速し、各地域のニーズに沿った総合的なソリューション提供による地域交通の課題解決と新規事業の創出を進めて参ります。
電脳交通の概要
商号 | 株式会社電脳交通 |
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本社所在地 | 徳島県徳島市寺島本町西1-5 アミコ東館6階 |
代表者 | 代表取締役 近藤 洋祐 |
事業内容 | タクシー配車システムの開発・提供、タクシー会社の配車業務受託運営サービス |
URL | https://dennokotsu.jp/ |
以上
三菱商事のマテリアリティ(重要課題)
三菱商事は、企業理念「三綱領」に基づき、事業を通じて社会の持続可能な発展へ貢献し、価値創造に取り組むことで、社会と共に発展してきました。『中期経営戦略2024』で目指すMC Shared Value(共創価値)の継続的な創出に向け、当社が解決していく重要な社会課題である「マテリアリティ」を指針として、当社の持続可能な成長に向けた取り組みを強化していきます。本件は、事業活動を通じて目指す「カーボンニュートラル社会と物心共に豊かな生活の実現」に関する6つのマテリアリティの内、特に「イノベーションを通じた社会課題の解決」と「地域課題の解決とコミュニティとの共生」に資する取り組みになります。






ニュースリリースに関するお問い合わせ先
三菱商事株式会社 広報部 報道チームTEL:03-3210-2171