LNGカナダプロジェクトのLNG初出荷について
2025年7月1日
三菱商事株式会社
三菱商事株式会社(以下、当社)が参画するLNGカナダプロジェクト(以下、本プロジェクト)は、現地時間6月30日に第一船を出荷いたしましたので、お知らせいたします。
本プロジェクトは、年間1,400万トンのLNG生産能力を有するカナダ初の大型LNGプロジェクトとなります。このうち、当社持ち分比率である15%のLNGを引き取り(年間約210万トン)、当社100%子会社のLNG販売会社であるDiamond Gas International Pte. Ltd.(在シンガポール)を通じて、日本を中心としたアジアの需要家に販売いたします。
相対的に環境負荷が低いエネルギー源であるLNG及び天然ガスは、経済成長及び人口増やAI・データセンター関連需要等に伴うエネルギー消費量が増加傾向にある中、脱炭素社会への移行期を担う現実解の1つとして、その重要性が再確認されています。
カナダは豊富な天然ガス埋蔵量を誇り、また需要地であるアジアへの航海距離が比較的近いことから、日本を中心としたアジアへのエネルギー安定供給を支える重要な役割を担うことが期待されます。
当社は、本プロジェクトにおけるLNG生産能力倍増に向けた追加投資についてもパートナーと検討を進めており、引続き経済価値・社会価値・環境価値の三価値同時実現を目指して参ります。
プロジェクト写真


三菱商事のマテリアリティ(重要課題)
三菱商事は、企業理念「三綱領」に基づき、事業を通じて社会の持続可能な発展へ貢献し、価値創造に取り組むことで、社会と共に発展してきました。今後も共創価値を継続的に創出しつつ、当社が解決していく重要な社会課題である「マテリアリティ」を指針として、当社の持続可能な成長に向けた取り組みを強化していきます。本件は、事業活動を通じて目指す「カーボンニュートラル社会と物心共に豊かな生活の実現」に関する6つのマテリアリティの内、特に「脱炭素社会への貢献」と「持続可能で安定的な社会と暮らしの実現」に資する取り組みになります。






ニュースリリースに関するお問い合わせ先
三菱商事株式会社 広報部 報道チームTEL:03-3210-2171