三菱商事

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2011年6月30日

中国天津市の商業施設運営事業に参画
中国における不動産事業を本格展開

三菱商事株式会社は、中国における商業施設運営事業の第一号案件として、天津市の中でも特に成長著しい天津経済技術開発区(Tianjin Economic-Technological Development Area;以下、TEDA)内の商業施設運営事業へ参画することとなりましたので、お知らせ致します。
 
当社が運営事業を行う商業施設は、TEDA中心部の濱海新区オフィス・商業施設集積エリアの中心に位置しており、2012年6月の開業を目指し現在開発中です。
TEDA濱海新区は、上海の浦東新区、深圳特区に続き中国における発展戦略地区として指定され、今後の更なる成長が期待される開発区です。施設オーナーは中国政府系会社である天津泰達発展有限公司(TEDA Development)であり、延床面積は約28,000㎡、約70区画の専門店で構成される予定の商業施設です。
 
本件は、中国華北地域を中心に事業を展開する商業施設専業デベロッパーの陽光新業地産股份有限公司(以下、陽光)と当社にて合弁会社を設立し(事業持分比率:MC 55%、陽光 45%)、本施設の共同運営を行います。本邦において商業施設開発・運営事業を行う三菱商事都市開発(当社98.7%出資)が長年培ってきた知見やノウハウを活用し、質の高い運営を行うことで、中国におけるその他商業施設との差別化を図ります。
 
当社は、昨年発表した「中期経営計画2012」において、中国・インド・ブラジルを全社戦略地域と定め、経営資源を優先的に投入し、事業展開を推進することとしています。中国における不動産事業については、本件を第一号とする商業施設運営・開発事業を皮切りに、分譲住宅開発事業、更には物流施設開発事業等について、地域や事業内容ごとに最適な現地パートナーと協業しつつ、本格的な事業展開を開始致します。
 
 
<運営する商業施設の概要>
所在地     :中国 天津経済技術開発区
施設所有者  :天津泰達発展有限公司(TEDA Development)
延床面積    :約28,000㎡(約70区画の専門店を誘致予定)
開業日     :2012年6月(予定)

<事業パートナー陽光について>
会社名     :陽光新業地産股份有限公司(YANGGUANG CO.,LTD.)
設立       :1993年5月25日
本社所在地  :北京市西城区西直門外大街112 号陽光大厦11層
上場取引所  :深圳証券取引所
事業内容    :不動産の開発、販売、賃貸事業
サマリー    :商業施設の開発及び運営を専業とする深圳上場のデベロッパーであり、
          華北エリアを中心にビジネス展開している。
外観パース
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内観パース
内観パース
位置図
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