豪州クイーンズランド州BMA原料炭事業キャバルリッジ炭鉱の開山

2014年10月13日
三菱商事株式会社
 
三菱商事株式会社(以下、当社)は、100%子会社の三菱デベロップメント社(Mitsubishi Development Pty Ltd、本社:豪州ブリスベン、以下MDP社)と資源メジャーであるBHPビリトン社が各々50%の権益を保有するBMA原料炭事業(BHP Billiton Mitsubishi Alliance、以下BMA)においてキャバルリッジ炭鉱を開山しましたので、お知らせ致します。
 
当社は、2011年11月にキャバルリッジ炭鉱の新規開発について投資意思決定を行いました。キャバルリッジ炭鉱は、クイーンズランド州中央部のボーエン炭田北部に位置する新規露天掘炭鉱で、高品位原料炭を年産550万トン生産する能力を持っております。同炭鉱の埋蔵量は約60年に及ぶ採掘が可能であり、更なる拡張余地を有する炭鉱です。同炭鉱には、最新鋭の設備・機材が導入され、高い生産効率を誇る炭鉱として、BMA事業の更なる価値向上に貢献することが期待されております。
 
今回開山したキャバルリッジ炭鉱を含め、現在保有する炭鉱の生産性の向上及び数量の拡大を通じ、2020年頃に向け原料炭の持分生産量倍増を目指しております。今後ともMDP社保有資産の更なる拡大を図り、本邦の製鉄会社をはじめ、今後需要拡大が見込まれる世界の需要家に対する原料炭の安定供給に努めて参ります。

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