豪州North West Shelfプロジェクト / Greater Western Flankガス田群フェーズ2最終投資決定
2015年12月11日
三菱商事株式会社
三井物産株式会社
三井物産株式会社
三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林健、以下「三菱商事」)と三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)がJapan Australia LNG (MIMI) Pty Ltd(三菱商事、三井物産の折半出資会社、以下「MIMI社」)を通じて参画し、西豪州沖で操業を行うNorth West Shelf Project (以下「NWSプロジェクト」)は、Greater Western Flankガス田群フェーズ2 (GWF-2)開発プロジェクトに係る最終投資決定を実施しました。
GWF-2開発プロジェクトは、開発エリア内に属する6ガス田において合計8抗の生産井を掘削して天然ガスを生産し、35kmに亘って敷設した海底パイプラインを通じて当該ガスを既存のGoodwyn Aプラットフォームに繫ぎ込む計画です。生産されたガスは、プラントにてLNG化された後に顧客に対して出荷・販売されるとともに、一部ガスは国内ガスとして豪州国内に供給される予定です。
総投資額はプロジェクト100%ベースで約20億米ドル(MIMI社持分ベース約3.3億米ドル(約400億円)、推定可採埋蔵量は天然ガス1.6兆立方フィート(Tcf)、コンデンセート43百万バレルを想定しており、生産開始時期は2019年後半の予定です。
1989年のLNG生産開始から既に25年以上経過しているNWSプロジェクトにおいて、GWF-2開発プロジェクトをはじめとした既発見未開発ガス田の開発は、プロジェクト価値の向上に大きく資する事となります。
三菱商事及び三井物産は、引続きMIMI社を通じてNWSプロジェクトの安全・安定操業の継続を図ると共に、エネルギー供給源の多様化と市場におけるLNG販売力の強化を進め、安定供給に貢献していきます。
<NWS JV権益比率>
MIMI社 | 16.67% |
BHP Billiton Petroleum (North West Shelf) Pty Ltd. | 16.67% |
BP Developments Australia Pty Ltd. | 16.67% |
Chevron Australia Pty Ltd. | 16.67% |
Shell Australia Pty Ltd. | 16.67% |
Woodside Energy Ltd. ※オペレーター | 16.67% |
<MIMI社概要>
名称 | Japan Australia LNG (MIMI) Pty., Ltd |
設立年 | 1985年 |
資本構成 | 三菱商事50%、三井物産 50% |
事業概要 | ガス・石油の探鉱、開発、生産、ガス液化、輸送及び販売 |
所在地 | 西オーストラリア州パース |
役員構成 | 社長 出崎 基博(三井物産から出向)、 副社長 国廣 元(三菱商事から出向) 取締役 8名 (三菱商事4名、三井物産4名) |
従業員 | 約50名 |


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