三菱商事

プレスルーム

2016年10月13日
三菱商事株式会社

インドネシアにおける自動車生産・販売事業の再編

三菱商事株式会社(以下、当社)は、三菱自動車工業株式会社(以下、三菱自動車)、三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、三菱ふそう)、およびインドネシアにおける事業パートナーのクラマユダ社(以下、KY)とインドネシアの自動車事業を再編することについて合意しました。
2017年4月より三菱自動車、三菱ふそうのブランド別に事業を分割し、分野ごとに効率的な運営体制を確立することにより、今後も成長が期待されるインドネシアでの更なる事業拡大を目指します。
 
当社は、1970年からクラマユダ・ティガベルリアン社(以下KTB)を中核とした自動車生産・販売を開始し、インドネシアの三菱ブランドの浸透を図って参りました。2015年末には累計250万台の販売を達成しております。インドネシアは中間・富裕層の人口規模、および購買力の面で成長を続けており、消費に関する意識やニーズも変化しております。今回の再編は、こうした変化に今まで以上にきめ細かく対応していくことを目的とし、既存の経営体制を見直すものです。
 
現在のKTBは三菱ふそうブランド専門の販売・生産会社として存続します。今回の再編により、当社及び三菱自動車保有のKTB株式を三菱ふそうが一部取得する事により、出資比率は当社30%、三菱ふそう30%、KY40%に変更となります。競争力向上に向けて、三菱ふそうから経営資源を追加投入し、生産体制の強化及び組立部品の現地調達を推進して参ります。
 
三菱自動車事業については、新たに販売会社を設立し、2017年4月から営業開始する予定です。この新会社の出資比率は当社40%、三菱自動車30%、KY30%を予定しております。また同年同月に、新工場(ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI))の操業開始を予定しており、商品ラインナップを強化すべく新型車を投入すると共に、新会社を通じて販売力を強化することにより、収益の拡大を図ります。
 
当社は、自動車事業を成長の牽引が期待できる分野と位置づけ、同事業を通じてインドネシアの更なる経済発展に貢献して参ります。
 
【KTB会社概要】
設立                     1970年7月
本社所在地         Jl. Jend A. Yani, Proyek Pulo Mas Jakarta Timur 13210 P.O.BOX
主な事業内容      三菱自動車・三菱ふそう製品の生産・卸売り及び輸出・輸入
株主構成             三菱商事40%、KY40%、三菱ふそう18%、三菱自動車2%
従業員数             675名(2016年3月末時点)

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-7282 / FAX:03-5252-7705
ページ上部へ