三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2011年6月分)

三菱商事では、東日本大震災復興支援基金の一環として「被災地でのボランティア活動」を行っています。6月の活動について報告します。

活動内容

6月は社員ボランティアを10回派遣し、延べ100人が参加しました。

仙台市宮城野区および若林区を中心に、個人宅や農地、ビニールハウス内の汚泥・土砂の除去、漂流物・瓦礫の撤去、家財道具の運び出しに加え、避難所から仮設住宅への引っ越しのお手伝いなどを行いました。梅雨となり、雨の日は屋内での作業に従事。避難所で使用される支援物資の仕分け・運搬や、津波で流された写真や遺品の整理・洗浄のお手伝いもしました。

参加した社員の感想

  • 現場での地道な作業を重ねていくことで、復興の仕組みを考えていかねばならない、という問題意識が芽生えました。すぐに復興に大きく貢献できるアイデアが生み出せるわけではありませんが、みんなで復興についての問題意識を高めることで、真に意味のあるアイデアが生まれるきっかけになると思います。
  • ボランティアで大いに活躍しようと意気込んで臨みましたが、実際に参加してみると、一人ひとりが行えることは本当にわずかなことでした。重要なのは、ボランティアを継続することで、その「わずか」を積み重ねていくことであると痛感しました。
  • 被災地の皆さんは非常にパワフルで、当然ですが復興に向けた強い想いを感じました。私たちも依頼主と同じくらい強い想いを持って真剣に復興支援に取り組んでいく必要があると思います。
  • 実際に現場に赴いて、改めて被災地が受けたダメージの大きさを認識しました。TVでは見えない多くの被害があるのと同時に、ボランティアで補わなければならない多くの仕事があることを知りました。
  • 「復興の主役は被災者、ボランティアはあくまでそのサポート役」という、ボランティアセンターの方の言葉が心に残っています。ボランティア活動で復旧はできても、「復興」はできません。復興への大きな動きを作り上げたり、そのサポートをしていく必要もあると感じました。
ページ上部へ