三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2012年4月分)

活動内容

4月は、まだ時折冷たい風が吹き寄せる南三陸町の2漁港で、メカブを海藻の芯からそぎ落とす作業や、ワカメの出荷準備のお手伝いをしたほか、津波被害を受けた商業施設で瓦礫撤去と泥出しを行いました。商業施設は震災の爪痕がそのまま残っていて、明かりもなく、照明を設置した上での慎重な作業となりました。

作業開始前には、語り部の方から被災体験を伺いました。参加者一同が東日本大震災や復旧・復興の方策を改めて考える機会にもなりました。

参加メンバーの声

  • 「漁業支援と瓦礫撤去、どちらも初体験の慣れない活動でしたが、皆でチームワークを発揮していきながら、自分なりに手応えを感じることができました。また、私は南三陸町での活動に参加するのは2回目。前回と比べ、住民の皆さんの表情が明るくなっていることがとにかく印象的でした」
  • 「メディアを通して見聞きする情報だけでは、やはり『遠くで起きたこと』という印象が否めませんでした。しかし今回の参加によって、復旧・復興がなかなか進んでいない状況を、より現実の出来事として実感できるようになりました」
  • 「報道を見ていると、南三陸町では被災家屋や瓦礫がすでに撤去され、ある程度町が整備されてきたというイメージを持っていました。しかし、現場に立ってみると、目の前にあるのは瓦礫の山ばかり。まだまだ復興の途上なのだと感じました。ボランティアに限らず、今後も復興支援に広く関わっていきたいと思います」
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