三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2013年11月分)

活動内容

11月は、岩手県、宮城県でボランティア活動を行いました。

宮城県石巻市では、サイクリングイベント「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」をサポート。ボランティアチームは地元の方と協力しながら、会場の設営や後片付け、出走者の皆さんに飲み物や食べ物の配布などをお手伝いしました(写真左)。また石巻市では、雄勝町にある廃校舎の改修プロジェクトにも参加し、校舎内の整理や側溝の清掃などに汗をかきました。

南三陸町では、歌津泊浜で漁業を支援しました。地元の漁業関係者の皆さんと協力しながら、ワカメやホタテの養殖に必要な道具作りや整備などを行いました(同中央)。

岩手県陸前高田市では、畑の整備や種まき、たい肥作りなどの農作業をお手伝いしました(同右)。同市では津波の被害から再建されたばかりのキャピタルホテル1000に宿泊。11月は、被災地のさまざまな復興の動きに触れることができました。

参加メンバーの声

  • 「ボランティアは朝4時集合だったので大変早起きになりましたが、エイドステーションの設営や、参加者への給仕、エイドステーションの片付けと充実した活動内容でした。特にレース中はつみれ汁を夢中で配るほどのめり込みました。レース終了後、地元の方が仰った『私たちの笑い声すごいでしょ。とても家を失った人たちとの会話とは思えないよね』という言葉に、自分がボランティア活動を行った土地は『あの女川だったんだ』と改めて気付かされました」
  • 「ホタテの養殖をお手伝いしたところ、漁師の方から『助かりました。ありがとう』という言葉を頂きました。しかし、被災された方から話を伺ったり、被災した建物を見たりするなど、私たちの方が学ぶことの多い3日間でした。『百聞は一見にしかず』を本当に痛感しました」
  • 「震災時は海外に駐在しており、あの被害は映像でしか見たことがありませんでした。かなり復旧が進んでいるのだと思いますが、実際に目で見た風景からは、まだまだ復興の道のりが遠いと感じました。また、身近な人を亡くされた方々が口にする『天災への備え』という言葉には重みがあり、改めて一人ひとりが、生活の中で防災を考えていく必要性を感じました」
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