三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2014年7月分)

活動内容

7月は、宮城県、岩手県でボランティア活動を行いました。

岩手県陸前高田市では、コミュニティー農園で鹿避けの防護柵の撤去や雑草取りなどをお手伝いしました(写真左)。

宮城県石巻市雄勝町では、廃校再生プロジェクトの一環として竹林の伐採や竹炭づくりを担当(同中央)。子どもたちが使う遊戯施設の使用実験にも参加しました。

また、南三陸町では、地域一丸となって盛り上げているイベント「福興市」で、会場の設営や店舗での販売補助、終了後の撤収作業などをお手伝いしました(同右)。震災以来という沿岸部での打ち上げ花火もあり、復興の進展を実感できる機会になりました。

参加メンバーの声

  • 「活動現場となった上長部地区は、67戸の内、47戸が津波で流された上、加工工場から流出した2千トンもの魚が同地区に散乱するという、二重の被害にあった地区でした。しかし、地元の方やボランティアなどの努力により復旧が進んだ他、地主の方が土地を提供したことで国による宅地造成が進み、スピーディに住宅が供給されたとの話を聞き、地区の皆さんの絆が復興を早めているのだなと思いました。豊かな自然に囲まれた里山で、皆さんが一日も早く安定した生活を取り戻されることを祈っています」
  • 「現地に行き、現状を見て、被災した方のお話を聞くと、外から見て分かったつもりになっていたことと現実の違いを改めて認識させられます。やはり現地に足を運ぶことが大事であり、これからもボランティア活動に参加して復興をお手伝いしていきたいと思いました」
  • 「今回の『福興市』は真夏の晴天下に12時間立ちっぱなしで販売するなど、想像を上回る大変なものでしたが、地元の方々と交流しながら活動でき、とても有意義なものになりました。また、数年ぶりの復活となった海岸沿いでの花火大会では、地元の皆さんの感動も相まって、特別なひとときを過ごせました」
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