三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2015年6月分)

活動内容

6月は、福島県、宮城県でボランティア活動を行いました。

福島県郡山市では、三菱商事復興支援財団が取り組む「果樹農業6次産業化プロジェクト」に賛同する農家の農作業を支援。福島ではまだ少ないワイン用ブドウを新たに植栽する準備として、水はけ向上のために竹を切り出し、地中に埋める作業を行いました(写真左)。

宮城県石巻市では、初開催となる「いしのまき復興マラソン」に参加し、設営や給水などを担当しました。あいにくの雨模様でしたが、国内から多くのランナーが参加し、復興の槌音響く石巻の町を駆け抜けました。ランナーはマラソンを楽しむだけでなく、仮設住宅などを通るコースを通じて被災地の今を知る機会にもなったようです(同中央)。

こうした支援活動の合間を縫って、南三陸町の防災対策庁舎など被災の現場訪問も行っています(同右)。まだまだ復興途上にある被災地で、今後もボランティア活動を続けていきます。

参加メンバーの声

  • 「水はけ改善用の暗きょ作りはハードな力仕事でしたが、将来を見据えた活動とあって充実感を持って取り組めました。また、メンバーが連携しながら体を動かして、その土地の新鮮な食べ物を頂き、地元の方と語り、また作業するという農家の一日を体験し、改めて一次産業に携わる大切さの一端に触れられた気がしました」
  • 「家族そろっていわき市にあるスパリゾートハワイアンズが好きで、震災以前から年に数回、福島県に訪れています。今回のボランティアでは、その福島県で立ち上がった夢のあるプロジェクトをお手伝いできるとともに、現場で熱意を持って取り組んでいる方々のお話も伺え、非常に有意義な経験になりました。今回の参加をきっかけに、自分の経験を活かして復興支援のお役に立てないかを改めて考えていきたいと思います」
  • 「復興を掲げて開催された『いしのまき復興マラソン』は、仮設住宅の近くを走るなど被災の現場に触れることができ、遠方からの参加者にもよい機会だったと思います。この大会がさらに盛り上がっていくことを願うとともに、そのためにまたお手伝いしたいと思います。ボランティアと同時にできないので悩ましいですが、いつかランナーとしても参加したいです」
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