三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2015年8月分)

活動内容

8月は、宮城県を中心に被災3県でボランティア活動を行いました。

宮城県南三陸町では、草刈りや野菜の収穫などの農作業をお手伝いしました。気温35度という猛暑での活動となりましたが、農家の方から新鮮な果物を差し入れていただいたこともあり、全員最後まで作業を完遂できました(写真左)。

仙台市では、三菱商事復興支援財団の支援先である仙台秋保醸造所で、ブドウ畑の雑草取りを行いました。活動期間中には、ワイナリーにタンクが搬入されるなど稼動に向けた順調な進捗を目にできました(同中央)。

この他にも、自然災害や経済危機を乗り越えてきた米国のリーダーを招き、東北の復興支援に取り組む方々を支援する「東北支援活動レベルアップ3ヵ年プロジェクト」で通訳を担当。被災3県をまたがる視察や講演に同行し、交流をお手伝いしました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「沿岸部は2011年に訪れた時とほとんど変わっていませんでした。語り部の方から『人の流出が続き、町が再構築されたところで戻ってくる人がいるかどうか』との不安も伺い、『復興』とは何かを考えさせられました。活動では農家の方々に大変お世話になった他、差し入れも頂き、申し訳なく思うこともありましたが、現地の方々から『気に掛けてくれるだけ、足を運んでくれるだけで十分助かるんですよ』とのお話を伺い、気が楽になりました」
  • 「震災から4年以上が経った今ボランティアで伺うのは『いまさらでは』という思いもありましたが、実際に現地を訪れて目にしたのは、今なお震災の爪痕が色濃く残る現実でした。我々のようなボランティアの思いや行動、一つ一つは小さな積み重ねかもしれませんが、気付けば大きな力となって被災した皆さまのお力になると信じています。私も、継続的に復興支援活動に参加していきたいと思います」
  • 「通訳ボランティアを通じ、東北の復興状況の現状と今後の取り組みについて把握できる貴重な機会になりました。復興に取り組む皆さんの話を聞き、瓦礫処理・清掃などの直接的復興支援のフェーズの次の段階として、地域の幅広い課題に対するニーズが増えてくると感じました。今後は地場の産業支援などが中心になるため、ボランティアに期待される役割も大きく変わると思います」
ページ上部へ