三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2019年9月分)

活動内容

9月は、岩手県でボランティア活動を行いました。

岩手県陸前高田市で、津波によって壊滅した高田松原の再生に向けて、松を植えた敷地に生い茂る雑草を除去する作業に汗を流しました。強い日差しが照り付け、熱中症に注意する必要がありましたが、メンバー一同、白砂青松の松原が再生される姿を思い描きながら作業に励みました。また、語り部の方による講話や市内の視察を通して防災や陸前高田の復興状況について学びました。

参加メンバーの声

  • 「被災された方々の辛さを思い浮かべつつ、これから再興すべき明るい未来に思いを馳せながら、作業させていただきました。私の作業によって具体的にどなたかがすぐに幸せになるわけではありませんが、災害に遭われた方々のことを忘れないこと、この災害から何らかの学びを得て日々の行動に繋げること、そしてそれを家族や同僚に語り継いで行くことが、参加者としての責務なのだと思います」
  • 「震災から8年が過ぎ、記憶が少しずつ薄れて行く中で、実際に被災された『語り部』の方の生の声を聞き、震災遺構を見ることで、あらためてこの震災の凄惨さを実感しました。この震災を経験した現地の方々の元気で逞しい様子に私の方が励まされ、こうした機会を与えてくださった陸前高田の方々に感謝申し上げたい気持ちになりました」
  • 「地元の方々の復興への思いを感じ、ずっと大切にしてきた松林を再生しようという夢に少しでも協力できたことをうれしく思いました。8年経った今も陸前高田ではさまざまな工事が行われており、まだなすべきことが多いように見受けられ、現地に赴かなければ決して感じられなかったことを感覚として学び、考えさせられました」
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