2026年度新入社員への社長メッセージについて
4月1日、当社は130名(総合職)の新入社員を迎えました。
社長の中西勝也より新入社員に対するメッセージがありましたので、以下の通り内容をご案内申し上げます。
新入社員向けメッセージ
皆さん、入社おめでとうございます。
三菱商事へようこそ。
本日、130名の新しい仲間を迎えることができ、大変嬉しく思います。
皆さん一人ひとりの表情から、これから社会人として歩み出す期待と決意を感じているとともに、エネルギーをもらっています。
数ある企業の中から三菱商事を選んでいただいたことに、心から感謝します。
今日という日は、皆さんにとって人生に一度しかない「社会人としての初日」、Day-1です。
これまでの「学生」という立場から、「“プロ”として社会に価値を提供する立場」へと切り替わる大事な節目でもあります。
本日は、その節目にあたり、これからの会社人生を歩む上で、ぜひ心に留めてほしいことを3点お話しします。
一つ目は、「成長のために働くのではなく、仕事と向き合い、価値を創り出す」ということです。
皆さんはこれから会社で働き、その対価として報酬を受け取ります。
これは、皆さんが「プロとして価値を提供する存在」であるということを意味します。
学生時代は、「自分が成長すること」自体が目的だったかもしれません。
しかし社会に出た瞬間から、その前提は変わります。求められるのは、自らの成長を通じて、どれだけ価値を生み出したかです。
会社は皆さんに多くの機会を提供します。
研修も、挑戦の場も用意します。しかし、それを「成長の機会」として終わらせるのか、「価値創出に繋げるのか」は、皆さん自身にかかっています。
自分のためだけに働くのではなく、仕事と向き合い、社会や会社に対して結果で応える。これが社会人・プロとしての責任です。
一人ひとりが付加価値を生み出す。その積み重ねが、会社の価値や競争力を高め、更に大きな仕事を生み、結果として、皆さん自身の更なる成長の機会にと広がっていきます。この循環を、ぜひ回していって欲しいと思います。
そのためには、目の前の仕事に深く向き合うことが欠かせません。
「なぜこの仕事をやるのか」
「本質的な課題は何か」
「もっと良くする方法はないか」
こうした問いを常に持ち続けてください。
その原動力になるのが、好奇心、探究心、そして情熱です。
興味を持ち、深く考え、やり抜く。その積み重ねが、価値を生み、結果として成長へとつながっていきます。ぜひ、目の前の仕事に情熱を持って向き合ってください。
二つ目は、「節目や逆境をチャンスと捉え、高い目標に挑戦する」ということです。
振り返ってみると、私自身の会社人生において、最も成長を実感できたのは、順調な時ではなく、むしろ転機や逆境に直面し、それを乗り越えた時でした。
環境が変わるとき、思い通りにいかないとき、不安や葛藤を感じるとき―
そうした瞬間こそ、自分の殻を破る最大のチャンスです。
皆さんは今、まさにその「大きな節目」に立っています。
学生から社会人へ。
守られる立場から、社会へ価値を生み出す立場へ。
この変化を、単なる環境の変化として受け止めるのではなく、「自分を大きく飛躍させる機会」として捉えてください。
そしてぜひ、自分でも少しワクワクするような、高い目標を設定してほしいと思います。
最初から自信がなくても構いません。むしろ、「自分にできるだろうか」と感じるくらいの目標でいいのではないでしょうか。
そうした目標に挑戦する中で、皆さん自身も気づいていなかった力が引き出されていきます。
私は、三菱商事にはそのような力を発揮できる機会が数多くあると確信しています。
そして、その力が最大限に発揮される組織であり続けること、それを実現するのが、私の責任です。
皆さんにはぜひ、失敗を恐れず、挑戦し続けてほしいと思います。
三つ目は、「AI時代においても、自分自身で考え抜く力を身につける」ということです。
今、AIの進化によって、仕事の進め方は大きく変わりつつあります。情報収集や分析、さらには意思決定の支援まで、AIが担う領域は急速に広がっています。
これは大きなチャンスである一方で、注意すべき点もあります。
それは、「考えること」をAIに委ねてしまうリスクです。
特に若い皆さんには、AIに頼りきりになるのではなく、自分自身が納得するまで考え抜く姿勢を大切にしてほしいと思います。
自分なりの仮説を持ち、課題を見つける。そして自分で考え、理解する。
こうした力は、将来どんな環境にあっても通用する、極めて本質的な力です。
そしてその力は、決して一人だけで磨かれるものではありません。
自分で考え抜くことを前提としながらも、周囲と対話し、他者の視点や知見を取り入れることで、思考はさらに深まります。
現場に足を運び、実際に見て、感じて、考える。
そして、上司や先輩、同僚と対話を重ねる。
そうしたプロセスを通じて、仕事の「手触り」や「感覚」が磨かれていきます。
ぜひ、主体的に考え、そして周囲とつながりながら、自分自身の思考力を鍛えてください。
最後に。
これから皆さんは、それぞれの配属先で新たな一歩を踏み出します。最初は戸惑うことも多いと思いますし、思うようにいかないこともあるでしょう。
しかし、その一つひとつが、確実に皆さんの力になっていきます。
周囲には、皆さんを支える上司や先輩、仲間がいます。
一人で抱え込まず、周りとのコミュニケーションを大切にしながら、遠慮なく頼り、そして自らも関わりにいってください。
そうした関係性の中で、皆さんの力はさらに引き出されていきます。
そして、ぜひ忘れないでほしいのは、皆さん一人ひとりの挑戦と成長が価値を生み出し、会社の未来そのものを形作っていくということです。
皆さんとともに、新しい価値を生み出し、社会に貢献し続ける会社をつくっていけることを、心から楽しみにしています。
改めて、本日は入社おめでとうございます。
皆さんのこれからの活躍を、大いに期待しています。
頑張ってください。
以上
総合職 | 文系 | 理系 | ||
院卒 | 学部卒 | 院卒 | 学部卒 | |
14(6) | 72(28) | 33(5) | 11(6) | |
| 小計 | 86(34) | 44(11) | ||
| 合計 | 130(45) | |||
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