Ayala Corporationへの追加出資を通じた戦略的アライアンスの深化について

2026年9月21日
三菱商事株式会社

三菱商事株式会社(以下、「三菱商事」)は、フィリピン大手財閥Ayala Corporation(以下、「AC社」)との戦略的アライアンスの更なる深化を目的として、AC社株式を追加取得するため、AC社との間で最終契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

本追加取得は、AC社による自己株式取得を目的とした公開買付け等を経て実施し、取得額は約1,200億円となる予定です。AC社による関係当局からの承認取得および適用される公開買付に関する要件の充足等を経て2026年度中の取得完了を予定しており、完了後の三菱商事のAC社に対する議決権ベースの持分は20%となる見込みです。

AC社は1834年の創業以来、不動産、金融、通信、エネルギー、インフラ、ヘルスケアなど多岐にわたる事業を展開し、フィリピンの経済発展と社会基盤の構築に大きく貢献してきた同国有数の企業グループです。

三菱商事は、AC社と2024年に包括的提携契約を締結し、その後、フィリピン最大の金融アプリである「GCash」を運営するMynt, Inc.(以下 Mynt社)に両社の合弁会社を通じて出資参画いたしました。※1
今回の戦略的アライアンスの強化を通じ、金融、通信、リテイル等の幅広いC2B※2事業領域における協業を深化させ、フィリピン生活者のSmart-Life化に貢献すると共に、不動産、エネルギー関連といった同社中核事業も含めた包括的な取組拡大を目指します。

人口増加や経済成長が期待されるフィリピンにおいて、AC社が有する強固な事業基盤と、三菱商事のグローバルネットワークおよび産業横断的な知見を組み合わせることで、新たな事業機会の創出や企業価値の向上に取り組むとともに、同国の持続的な発展に貢献してまいります。

  • ※1
    当社は、Mynt社株式を約13%保有するAC社子会社のAM50 Ventures Inc.に50%出資することで、AC社と共同でMynt社に参画しています。
  • ※2
    当社では、あらゆるモノやサービスがあふれる昨今の社会において選択肢を持つのは生活者という考え方のもと、生活者ニーズを起点に成長戦略を策定。生活者ニーズへ向き合う「マーケットイン」の発想を重視するため、いわゆる「B2C」事業も敢えて「C2B (Consumer to Business)」事業と定義し、使用しています。


【会社概要】
会社名 Ayala Corporation
本店所在地 フィリピン マカティ市
代表者 Cezar P. Consing, President and CEO
事業概要 AC社は190年以上にわたり、人々が豊かになるための事業を構築してきました。フィリピン最大の歴史あるコングロマリットの1つであるAC社は、不動産、銀行、通信、再生可能エネルギーの分野で重要な存在となっています。また、ヘルスケア、物流、モビリティ、フィンテックの分野でも存在感を高めており、産業技術、教育、テクノロジーベンチャーへの投資も行っています。AC社アヤラ財団を通じて企業の社会的責任への取り組みを推進しています。
URL https://ayala.com/

三菱商事のマテリアリティ(重要課題)

三菱商事は、企業理念「三綱領」に基づき、事業を通じて社会の持続可能な発展へ貢献し、価値創造に取り組むことで、社会と共に発展してきました。今後も共創価値を継続的に創出しつつ、当社が解決していく重要な社会課題である「マテリアリティ」を指針として、当社の持続可能な成長に向けた取り組みを強化していきます。本件は、事業活動を通じて目指す「カーボンニュートラル社会と物心共に豊かな生活の実現」に関する6つのマテリアリティの内、特に「持続可能で安定的な社会と暮らしの実現」と「地域課題の解決とコミュニティとの共生」に資する取り組みになります。
脱炭素社会への貢献
自然資本の保全と有効活用
持続可能で安定的な社会と暮らしの実現
イノベーションを通じた社会課題の解決
地域課題の解決とコミュニティの共生
事業推進における人権の尊重

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171