三菱商事

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2017年12月11日
三菱商事株式会社

日本初の総合型インフラファンドの組成について

三菱商事株式会社(以下、三菱商事)の100%連結子会社である丸の内インフラストラクチャー株式会社(以下、丸の内インフラ)は、都市インフラ事業を推進すべく、日本初の総合型インフラファンドを組成致しました。
 
丸の内インフラは、国内の各種インフラ事業を投資対象とする投資事業有限責任組合(以下、当ファンド)を組成し、既に国内の複数の機関投資家から合計300億円超の出資コミットを受けております。今後は、まず出資コミットを合計500億円とすることを来年前半の目標とし、その後は最大1,000億円を上限として、国内の機関投資家から出資コミットを受ける予定です。
 
日本では、数百兆円規模のインフラ事業を国や地方自治体、公営企業等が保有しています。これに加え民間企業が保有するインフラ事業も数多く存在し、高度経済成長期に開発・建設されたものは、今後集中的に更新時期を迎えます。国や自治体は財政負担の軽減、民間企業も経営資源の選択と集中を目論む中、こうした需要の受け皿になるインフラファンドへの期待が大きくなっております。また、再生可能エネルギーをはじめとした新たなインフラの整備も全国で急速に進み、日本のインフラの事業規模は更に拡大する見通しです。
 
三菱商事グループでは、2012年以降、主に海外のインフラ事業を対象としたファンドを運用し、欧米の配電や道路、港湾等の関連事業に投資して参りました。ここで培った知見を基に、日本国内でも大規模なインフラファンドを立ち上げました。
 
当ファンドでは、エネルギー、交通、通信・ユーティリティの各分野に投資して参りますが、こうした幅広い分野を対象とする総合型インフラファンドの組成は国内初となります。当社のこれまでの様々なインフラ事業の取組みに当ファンドが加わることで、今後も積極的に国内のインフラ整備や運営を担い、社会価値、環境価値、経済価値の同時実現を目指して参ります。
 
【スキーム概要】
【参考情報】
  1. 1.三菱商事株式会社の概要
    1. (1)本店所在地:東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
    2. (2)設立:1954年
    3. (3)事業内容:地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業の7グループ体制で、幅広い産業を事業領域とし、多角的なビジネスを展開
    4. (4)代表者:代表取締役社長 垣内 威彦
    5. (5)ウェブサイト:http://www.mitsubishicorp.com/
 
  1. 2.ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社の概要
    1. (1)本店所在地:東京都千代田区平河町2丁目16番1号
    2. (2)設立:2004年
    3. (3)事業内容:不動産私募ファンドの組成・運用及びアドバイザリー業務・コンサルティング業務
    4. (4)代表者:代表取締役社長 辻 貴史
    5. (5)ウェブサイト:http://www.mc-dream.com/
 
  1. 3.丸の内インフラストラクチャー株式会社の概要
    1. (1)本店所在地:東京都千代田区平河町2丁目16番1号
    2. (2)設立:2017年
    3. (3)事業内容:インフラへの投資、インフラファンドの組成・運用及びアドバイザリー業務・コンサルティング業務
    4. (4)代表者:代表取締役社長 奈尾 真一
    5. (5)ウェブサイト:http://www.marunouchi-infra.co.jp
 
  1. 4.丸の内インフラストラクチャー投資事業有限責任組合(当ファンド)の概要
    1. (1)組成:2017年11月30日
    2. (2)投資対象:日本国内に所在する又は日本国内において主たる業務を行うインフラストラクチャー関連事業及びその付帯事業
    3. (3)無限責任組合員:丸の内インフラストラクチャー株式会社
    4. (4)有限責任組合員:年金基金、銀行、事業法人を含む国内機関投資家(三菱商事、株式会社みずほ銀行、株式会社東邦銀行、株式会社民間資金等活用事業推進機構、他)
 
以 上
 

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171 / FAX:03-5252-7705
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