CSR通信 2018年度

3月

シンガポール・IoTプロジェクトコンペティション支援

3月27日(水)、シンガポール技術デザイン大学において、IoT(Internet of Things)プロジェクトコンペティションの表彰式が開催されました。これは同大学の情報システム技術デザイン学部が主催しているコンペティションであり、学生達がチームに分かれ、現実社会の問題を技術により解決するモデル案を競うものです。今年度は、授業中のホワイトボード情報を管理できる、スマートホワイトボードを提案したチームが優勝しました。三菱商事はこのコンペティションを通じて、次世代のSTEM教育(科学・技術・工学・数学等の理系教育)を支援しています。

エチオピア・縫製業における女性の雇用創出支援

3月26日(火)、エチオピアのアディスアベバにある、EDGET孤児チャリティ協会にて、女性のための縫製業における起業支援プロジェクトの寄贈式が開催されました。三菱商事が支援する本プロジェクトでは、縫製業のトレーニングと、起業に必要なミシンや資金等を提供し、貧困地域の女性達の自立を支援しています。

関西支社「九十九の森」第10回森林保全活動を実施

3月23日(土)、三菱商事関西支社は九十九の森において、森林保全活動を実施しました。
活動地は信貴山の麓、八尾市黒谷地区にあり、当社では2011年より、大阪府との協働の森づくり「アドプトフォレスト制度」を利用した、生駒山系花屏風活動に取り組んでいます。
第10回目の今回は、当社と当社グループ企業の社員19名のボランティアが参加し、NPO法人 日本森林ボランティア協会スタッフの指導のもと、下刈り作業をしました。以前植樹したヤマザクラ、ヤマボウシについて、昨年の西日本豪雨の影響が心配されていましたが、無事に育っていることを確認し、一同安堵しました。そして、生い茂っていた蔦や雑草をほぼ刈り取り、参加者は達成感を得ることのできた1日となりました。
当社では植樹した苗木が順調に育つように、今後もボランティア活動を継続する予定です。

三菱商事アート・ゲート・プログラム 第42回チャリティー・オークションを開催

3月23日(土)、三菱商事アート・ゲート・プログラム第42回チャリティー・オークションを丸の内パークビルディングにて開催しました。今回は、若手アーティストたちの意欲作56作品を出品し、150名を超えるお客様が来場しました。初めて参加するお客様もアーティストとの会話を楽しみ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
今後もより多くの方に引き続きご支援・ご参加いただけるよう、活動を継続していきます。
次回のオークションは、2019年7月6日(土)に開催予定です。

コロンビア・小規模コーヒー農家における貧困改善と違法作物撲滅の取り組み支援

3月19日(火)、コロンビア・べタニア市において、コーヒー生産地における小規模農家支援プロジェクト「Forest Ranger Families Program」に対する三菱商事からの支援10周年を記念し、式典が開催されました。当プロジェクトを通じ、小規模農家が栽培するコーヒー豆の品質が向上し、日本などのコーヒー消費国で安定的に販売されるようになりつつあり、小規模農家の貧困改善及び農村部における違法作物撲滅に向けた大きな一歩となっています。

ガイアナ・低所得層の青少年への職業訓練プログラム改善支援

3月19日(火)、ガイアナ首都ジョージタウンのクリッチロー職業訓練学校において、寄贈式典が開催されました。同校は、高等教育を受けることが困難な低所得者層の若者を対象に、トレーニングと教育を提供しており、三菱商事は、石油・ガス分野のコース新設と、既存の農林水産業コースの改良を支援します。

三菱商事アート・ゲート・プログラム 第42回チャリティー・オークション「ギャラリートーク」を開催

3月12日(火)、MC FORESTにて、三菱商事アート・ゲート・プログラムの第42回チャリティー・オークション(3月23日開催)のプレイベント「ギャラリートーク」を開催しました。
このイベントは、オークション前に作品を鑑賞しながら作家と交流することのできる場となっており、当日は今回のオークションに出品する作家たちが、作品の素材や技法、コンセプトについてプレゼンテーションを行い、作家とお客様との間で積極的な意見交換が行われました。三菱商事は今後も若手アーティストの支援を続けていきます。

ベトナム・ゲアン省における貧困層青少年向け職業訓練・障がい児向け車いす提供支援

3月4日(月)、ベトナム・ゲアン州にて、貧困層の青少年向け職業訓練と障がい児向け車いすの寄贈式が開催されました。伝統産業の縫製、織物、ホウキ作り等の職業訓練を通じた自立支援、また山地や遠隔地等、厳しい環境に暮らす障がい児に車いすを提供し、生活の改善と社会参加を支援します。

2月

「フェルメール展」障がい者特別鑑賞会開催

2月23日(土)大阪市立美術館の閉館後の館内を貸切り、特別鑑賞会「フェルメール展」を開催しました。三菱商事関西支社と大阪市立美術館の協働で年1回開催している本プログラムは、障がいのある方と付き添いの方を招待し、社員がボランティアとして館内誘導などのサポートを行い運営しています。今回は157名が参加され、当社及び当社グループ企業の社員13名がボランティアとして参加しました。今回日本初公開であり、大阪展限定の6点を含む作品が展示され、西日本では過去最大規模のフェルメール展をゆっくりと鑑賞いただきました。

アメリカ・マイノリティー理解促進のための講座開講支援

2月21日(木)、ワシントン大学にて、三菱商事が支援するマイノリティ理解促進のための講座の一貫として、「日本及び米国でインクルーシブ社会を実現するための課題と可能性」と題した公開討論会が開催されました。この討論会には、教授陣や社会人類学者を含め100名近くが出席し、米国と日本の視点から、性や人種など様々な差別に関する専門家の見解や研究結果が発表されました。また同時に、公平なインクルーシブ社会を作るためにすべきことなど、活発な議論も交わされました。

ボランティアセミナー 「『村の幼稚園』の今、そしてこれから」
幼い難民を考える会 活動報告会&販売会を開催

2月19日(火)昼休みに、認定NPO法人幼い難民を考える会による活動報告会&販売会を開催し、三菱商事及びグループ企業の社員34名が参加しました。
幼い難民を考える会は、内戦が長く続いたカンボジアの子どもたちと女性の自立支援のために活動しています。今回は、昨年12月に村の幼稚園を訪問した様子と政府の幼児教育に関する最新情報についてお話しいただきました。報告会終了後には、現地の女性が製作した雑貨の販売も行い、多くの参加者が購入することで支援に貢献できました。

認定NPO法人 幼い難民を考える会http://www.cyr.or.jp/別ウィンドウで開きます

所蔵作品展「MOMATコレクション」及び企画展「イメージコレクター・杉浦非水展」
障がい者特別鑑賞会開催

2月18日(月)、東京国立近代美術館の休館日に館内を貸切り、所蔵作品展「MOMATコレクション」及び企画展「イメージコレクター・杉浦非水展」特別鑑賞会を開催しました。
三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催している本プログラムは、障がいのある方と付き添いの方を招待し、社員がボランティアとして車イスの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。今回は55名の方を招待し、原田直次郎の「騎龍観音」など4点の重要文化財を含む名品の数々をゆっくりと鑑賞いただきました。

  • 本プログラムは2018年11月にbeyond2020プログラムの認定を受けました。
beyond2020プログラム ロゴマーク

beyond2020プログラムは、多様性や国際性に配慮した文化活動・事業を政府が認証し、日本文化の魅力を国内外に発信する取り組みです。

モロッコ・孤児及び困難を抱える子ども達への教育・自立支援

2月6日(水)、モロッコ王国カサブランカ近郊のSOSチルドレンズビレッジにて、孤児や様々な問題を抱える子どもや若者への教育・自立支援を行う活動の記念式典を開催しました。
本活動では800人の子ども達を対象に、安定した生活と家庭を保証することを目的として、自立した大人になるためのさまざまな学習方法の提供や能力開発、就職支援を行っています。

1月

ボランティアセミナー「見えない、見えにくい人(ロービジョン者)へのサポート」
日本点字図書館 障がい理解セミナーを開催

1月30日(水)昼休みに、社会福祉法人日本点字図書館による障がい理解セミナーを開催し、三菱商事及びグループ企業の社員26名が参加しました。
日本点字図書館は、長年に亘り、視覚障がい者の読書環境を整える環境づくりを行ってきました。視覚障がい者の多くは、読み書きと自由な外出に不便を感じています。今回のセミナーでは、前半にロービジョン者の現状をご説明いただいた後、後半は歩行訓練士のご指導のもと、実際にアイマスクを身につけて歩行体験会を行い、どのようなサポートが必要なのかを実践で学んでいきました。

社会福祉法人 日本点字図書館https://www.nittento.or.jp/別ウィンドウで開きます

コロンビア・小規模農家へのココア生産力強化プロジェクト支援

1月11日(金)、コロンビア・ボゴタ市において、小規模農家へのココア生産力強化プロジェクト支援に対する式典を開催しました。当プロジェクトを通じ、三菱商事は50年以上の武力紛争に見舞われた地域の小規模農家60家族に対し、ココア生産力強化に向けた技術支援を実施しました。カカオ栽培は、収穫まで3年掛かるため、バナナの間作による収入確保、土壌や作物の管理、出荷時の梱包方法等、収益向上につながる技術を教え、彼らの自立への貢献を目指します。

12月

三菱商事アート・ゲート・プログラム 第41回チャリティー・オークションを開催

12月15日(土)、三菱商事アート・ゲート・プログラム第41回チャリティー・オークションを三菱商事ビルにて行いました。今回は若手アーティストたちの意欲作55作品を出品し、120名を超えるお客様にご来場いただきました。オークション会場は熱気に包まれ、お客様が積極的にアーティストとの会話を楽しむ姿も見受けられました。今後もより多くの方に引き続きご支援・ご参加いただけるよう、活動を継続していきます。
次回のオークションは、2019年3月23日(土)に開催予定です。

「クリスマス・チャリティーバザー」を開催

12月12日(水)、13日(木)の2日間、三菱商事本店にて「クリスマス・チャリティーバザー」を開催しました。障がい者就労支援施設、復興支援団体、NGO・NPO団体に出店頂き、当社役員と社員を含む約130名も販売ボランティアとしてバザーを盛り上げました。
会場では、今年、豪雨や地震など大きな災害に見舞われた地域の復興を支援するため、その地域の特産品なども販売しました。その他、三菱商事復興支援財団の設立したふくしま逢瀬ワイナリーの商品やフェアトレード商品、地域の名産品や手工芸品などバラエティーに富んだ商品を多数販売しました。売上金は、全額各団体の活動資金として活用されます。

スリランカ・環境日記プログラム支援

12月7日(金)、三菱商事が支援する「グリーンクロススリランカ環境日記プログラム」の一貫として実施されたスピーチコンテストの最優秀者4名が来日し、当社本社を訪れ、スピーチや環境日記を披露しました。当プログラムでは、小学校5年生を対象とした環境日記、ポスター、ドラマ、スピーチ等のコンテストや、先生向けのセミナー等を開催し、環境配慮への意識向上を目指しています。

三菱商事アート・ゲート・プログラム 第41回チャリティー・オークション「ギャラリートーク」を開催

12月3日(月)、MC FORESTにて、三菱商事アート・ゲート・プログラムの第41回チャリティー・オークション(12月15日開催)のプレイベント「ギャラリートーク」を開催しました。
このイベントは、オークション前に作品を鑑賞しながら作家と交流することのできる場であり、当日は今回のオークションに出品する作家たちが、作品の素材や技法、コンセプトについてプレゼンテーションを行いました。多くの方にお越しいただき、作家とお客様との間で貴重な意見交換が行われました。三菱商事は今後も若手アーティストの支援を続けていきます。

11月

コートジボワール・コートジボワール北部及び南部農村へのウォーターポンプ修繕支援

11月30日(金)、コートジボワール南部のLandonou村で、三菱商事がOLAM社と共に支援するウォーターポンプ修繕プロジェクトの式典が開催されました。支援したココア・綿花農家の12の農村では、2011年の政治的混乱により、壊れたウォーターポンプがそのままとなっておりましたが、修繕により生活環境が改善されました。今後は村人によるメンテナンスを行い、安全な水へのアクセスが確保されます。

国立西洋美術館「ルーベンス展 ─ バロックの誕生」障がい者特別鑑賞会開催

11月17日(土)国立西洋美術館で、閉館後の館内を貸切り「ルーベンス展 ─ バロックの誕生」特別鑑賞会を開催しました。
三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催している本プログラムは、障がいのある方と付き添いの方を招待し、社員がボランティアとして車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。今回は約180名の方を招待し、バロック美術が栄えた17世紀のヨーロッパを代表する画家ルーベンスの傑作の数々をゆっくりと鑑賞いただきました。

  • 本プログラムは2018年11月にbeyond2020プログラムの認定を受けました。
beyond2020プログラム ロゴマーク

beyond2020プログラムは、多様性や国際性に配慮した文化活動・事業を政府が認証し、日本文化の魅力を国内外に発信する取り組みです。

ベトナム・フエ市 Nguyen Tri Phuong中学校向け外国語・IT教育支援

11月14日(水)、ベトナム中部のフエ市にあるNguyen Tri Phuong中学校において、「外国語・IT教育支援プロジェクト」の記念式典が開催されました。外国語教育(特に日本語教育)に力をいれている同中学校において、三菱商事はIT機器を利用した外国語及びIT教育の学習水準向上に向けた支援を行いました。

10月

ボランティアセミナー「活躍するインドの女性~経済的自立、社会的慣習への挑戦と自立」
地球の友と歩む会 活動報告会&販売会を開催

10月31日(水)昼休みに、特定非営利活動法人 地球の友と歩む会 による活動報告会と販売会を開催し、三菱商事及びグループ企業の社員45名が参加しました。
地球の友と歩む会は、長年にわたり、インド農村部の女性の自立を支援しています。古い慣習や社会的な通念によって差別、抑圧されている女性の意識改革や収入向上のため、どのような取り組みを行ってきたか、また、活動を通してエンパワーされていく女性たちについて、具体的な事業をもとにご報告いただきました。
講演後には、インドやインドネシアの女性が製作した雑貨の販売も行い、多くの参加者が購入することで、現地の支援に貢献することができました。

特定非営利活動法人 地球の友と歩む会http://earth-ngo.jp/別ウィンドウで開きます

韓国・HOLT車いすバスケットボールチーム支援

10月29日(月)、ソウル近郊の京畿道一山にて、HOLT車いすバスケットボールチームへの支援に関する協定書を締結しました。韓国では、車いすバスケットボールを含むパラスポーツに対する認知度がまだ低く、支援が不足しています。HOLT車いすバスケットボールチームが参加した「2018車いすバスケットボールリーグ」の11月10日の公式試合には、社員とその家族も応援観戦し、選手達の活躍に盛り上がりました。私たちはこうした支援を通じ、パラスポーツの認知度を向上させることを目指しています。

三菱商事千年の森(彌太郎の森)第10回森林保全活動

三菱商事は、2009年2月に高知県、安芸市、高知東部森林組合と四者協働の「森林保全パートナーズ協定」を締結後、三菱グループの創業者岩崎彌太郎の故郷である高知県安芸市において、毎年森林保全活動を継続しています。第10回目となる今回は10月27日(土)~28日(日)に開催し、当社及び当社グループ企業の社員とその家族、総勢45名のボランティアが参加しました。27日朝に星神社(妙見山)を参拝後、森林組合の指導の下、植樹・間伐作業を行い、翌日は岩崎彌太郎生家等ゆかりの地などを訪問しました。
本活動は、当社ゆかりの地への感謝という面からも大変意義深い事業と考えており、今後も、活動を継続する予定です。

「宮城の森づくり」森林保全活動を実施

東北支社では、2009年度より宮城県が推進する「みやぎの里山林協働再生支援事業」に賛同し、「宮城の森づくり」森林保全活動を行っています。10回目となる今回は、宮城県から新たに提供された活動地域にて、10月21日(日)に実施しました。
当日は、当支社及びMCグループ企業の社員とその家族合計36名のボランティアが参加し、宮城県森林インストラクター協会スタッフの指導を受けながら、オオシマザクラ、コブシ、ムサシノハギ等35本の植樹を行いました。また、斜面での作業がしやすいように、階段作りや遊歩道の整備も行いました。
作業後はインストラクター協会のスタッフに案内され、色づき始めた紅葉を眺めながら自然散策。最後には全員で森の中の古民家の庭で仙台名物の「芋煮」を食べ、秋晴れのもと、爽やかなボランティア活動となりました。

三菱商事留学生奨学金 交流・懇親会開催

三菱商事は1991年度より、日本国内の大学に在籍する外国人留学生を支援しており、今年は33ヶ国から来日した、全国47大学に在籍する99名の学生に奨学金を支給しています。
10月19日(金)、奨学生を当社に招いて、交流・懇親会を開催しました。午前中には、旧岩崎邸庭園と三菱史料館を見学し、午後からの交流会では、留学先に日本を選んだ理由や出身国の文化などについて語り合いました。その後、当社社員を含めた懇親会が行われ、相互の親睦を深める良い機会になりました。

第60回「丸の内市民環境フォーラム」開催

10月17日(水)、丸ビル1階マルキューブにて「第60回丸の内市民環境フォーラム」を開催しました。丸の内市民環境フォーラムは、社会を取り巻く環境問題をテーマに、東京海上日動火災保険と三菱商事が1993年から共催している講演会です。
今回は、MORIUMIUS(モリウミアス)フィールドディレクターの油井 元太郎さんを講師としてお迎えしました。講演では「森と海と明日へ。こども達のサステナブルな学びから地方の未来をつくる」をテーマに、都市と地域、人と地域の新しい形を模索しているモリウミアスの活動についてお話しいただきました。
参加者からは「自然と人間が共存する社会の実現、地域貢献の在り方を考えるきっかけとなった」「まずはMORIUMIUSへ行きたくなった」などの感想が多数寄せられました。

2018グリーンリボンランニングフェスティバル開催

10月8日(月・祝)、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場で「2018グリーンリボンランニングフェスティバル」が開催され、三菱商事とグループ企業を含めた社員約80名がランナーとして参加しました。
各競技のランナーは、駒沢オリンピック公園陸上競技場の特設コースを全力で走り抜け、当社所属でパラスポーツ応援プロジェクト「DREAM AS ONE.」アンバサダーの高橋 勇市も、ゲストランナーとして参加しました。
本プログラムは移植医療のシンボルマーク「グリーンリボン」を冠したフェスティバルで、臓器移植を受けた方をはじめ、障がいのある方や一般ランナーの方が共に走ることで、交流を深めながら生命や健康の大切さを知るランニングイベントです。
当社はこの大会の趣旨に賛同し、社会貢献活動の一環として2006年の開催当初からサポートしています。

9月

中国・障がい者民間サッカー大会「三菱友誼杯」支援

9月13日(木)~16日(日)、中国・北京近郊において、三菱グループ10社と共に、障がい者民間サッカー大会「三菱友誼杯」決勝大会を開催しました。
中国各地での厳しい予選を勝ち上がった、聴覚障がい者と知的障がい者の16チーム約200名が、今回行われた決勝大会に参加し、熱戦を繰り広げました。
また、15日(土)には、日本と韓国の女子デフサッカーチームを招き、日・中・韓の親善試合を行い、サッカーを通して交流を深めました。

三菱商事アート・ゲート・プログラム スペシャルイベント「アートのちから」を開催

9月15日(土)、東京・丸の内の丸ビルホールにて、アートが持つ楽しさや多様な価値観を伝える「三菱商事アート・ゲート・プログラム スペシャルイベント『アートのちから』」を開催しました。
第一部ではゲストに片岡鶴太郎さんをお招きし、日本画の制作過程を「アートパフォーマンス」として実演いただきました。第二部は今回で40回を迎えたチャリティー・オークションを実施、2017年度奨学金制度奨学生13名が30作品を出品しました。奨学生は出品作品への想いや一年間の活動の成果を発表、白熱した競り合いの続く活気のあるオークションとなりました。
また、本イベントのプレイベントとして、2017年度奨学金制度奨学生作品展、並びにギャラリートークを丸ビル3階回廊にて行いました。
次回のオークションは、2018年12月15日(土)三菱商事ビルにて開催予定です。

ロシア・極東連邦大学「ロシア・日本研究センター」向け奨学金支援

9月13日(木)、ロシア極東連邦大学との間で「日本ロシア関係研究センター」への三菱商事による2年目の支援に係わる協定書を締結しました。同センターは日露間の相互理解やアジア太平洋地域での両国協力の研究を行っており、当社の寄附金は若手研究員の奨学金として使われます。

「ディズニー・アート展」障がい者特別鑑賞会開催

9月2日(日)に宮城県美術館開催の「ディズニー・アート展」において、東北支社で6回目となる、障がい者を対象とした特別鑑賞会を美術館と協働で開催しました。
当日は、障がいのある方と付き添いの方98名を招待し、当支社及びMCグループ企業の社員ボランティア23名が、事前解説の会場設営、受付、館内の誘導等のサポートを行いました。鑑賞前に、美術館学芸員によるパンフレットを利用した「展覧会のみどころ」の解説があり、参加者にはミッキーマウスの誕生から「モアナと伝説の海」まで、約90年分の500点におよぶ作品をゆっくりと鑑賞していただきました。最後にはオリジナルうちわを配布し、大変充実したプログラムとなりました。

8月

東京国立博物館 特別展「縄文──1万年の美の鼓動」障がい者特別鑑賞会開催

8月27日(月)、東京国立博物館で休館日の館内を貸し切り、特別展「縄文──1万年の美の鼓動」特別鑑賞会を開催しました。
三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催している本プログラムは、障がいのある方と付き添いの方を招待し、社員がボランティアとして車イスの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。今回は約230名を招待し、研究員による本展覧会の見どころの講演、VRコンテンツ「DOGU 美のはじまり」の特別上映会も実施しました。縄文の国宝全6件を含む縄文時代を代表する優品の数々をゆっくりと鑑賞いただきました。

ボランティアセミナー 「ミャンマーから学ぶ国際協力」ブリッジ エーシア ジャパン活動報告会を開催

8月7日(火)夜、認定特定非営利活動法人ブリッジ エーシア ジャパン活動報告会をMC FORESTにて開催し、三菱商事社員も含め、各業界の方々33名が参加しました。
ブリッジ エーシア ジャパンは、ベトナムとミャンマーで20年以上、国際協力の活動を続けている団体で、当社では古着回収プログラムを通じて支援を続けています。
今回はヤンゴン駐在員の一時帰国に伴い、現地で開催されたミニライブラリー寄贈プロジェクト「Book & Toy」を紹介しながら、子ども達の学習環境についてお話しいただきました。
参加者からの活発な質疑応答も交わされ、日頃の支援がどのようなかたちで教育に役立てられているのかを知る良い機会となりました。

認定特定非営利活動法人 ブリッジ エーシア ジャパンhttps://www.baj-npo.org/index.html別ウィンドウで開きます

7月

国立新美術館 「ルーヴル美術館展 肖像芸術──人は人をどう表現してきたか」障がい者特別鑑賞会開催

7月31日(火)、休館日の国立新美術館で、「ルーヴル美術館展 肖像芸術──人は人をどう表現してきたか」特別鑑賞会を開催しました。三菱商事と美術館の協働で定期的に開催している本プログラムは、障がいのある方と付き添いの方を招待し、社員がボランティアとして車イスの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。今回は約290名を招待し、学芸員による本展覧会の見どころについての講演後、ルーヴル美術館の全8部門から、選りすぐられた肖像の傑作約110点の作品をゆっくりとご鑑賞いただきました。

「母と子の自然教室」を開催

1974年から継続している三菱商事の社会貢献活動「母と子の自然教室」を、7月21日(土)~23日(月)と7月28日(土)~30日(月)の2回、新潟県南魚沼市で開催しました。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住むひとり親家庭の母子79世帯175人、社員ボランティア42人、その他スタッフなど総勢246人が参加し、山の散策や水遊び、キャンプファイヤーなど様々なプログラムを行い、みんなで夏の思い出づくりをしました。
子ども達には、緑豊かな自然の中でのびのび遊んでもらい、お母さん達には普段の仕事や家事を忘れて、郷土料理を楽しみながらリラックスしてもらうなど、母親同士の交流を深めてもらいました。「母と子の自然教室」は、「継続」と「社員参加」を柱とする当社の社会貢献を代表する活動の一つです。

ボランティアセミナー 「難民危機~世界最大の難民居住地(ウガンダ)の現状と課題~」
ワールド・ビジョン・ジャパン活動報告会を開催

7月24日(火)昼休みに、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン活動報告会を開催し、三菱商事及びグループ企業の社員36名が参加しました。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、世界の子どもたちが健やかに成長できる世界を目指して活動しており、今回はSDGsで採択された「子どもへの暴力撤廃」達成に向けて、南スーダンで実施している難民支援の意義や難しさなど具体的なエピソードをもとにお話しいただきました。
参加者全員が熱心に耳を傾け、講演後には活発な質疑応答も交わされ、大変盛況な会となりました。

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンhttps://www.worldvision.jp/別ウィンドウで開きます

6月

ベトナム・クアンナム省漁村の文化・教育施設支援

6月28日(木)、ベトナム南中部にあるクアンナム省タムキー市タムタイン村にて、文化・教育施設の開館式が開催されました。タムタイン村は貧困層の多い漁村で、近年の資源枯渇により漁業での生活収入が減ってきている中、芸術家や美大生が集まって、村の人達とともにに建物に絵を描いたりするようになり、壁画村として観光に訪れる人が増えています。三菱商事は、観光産業振興に向けた施設の改修を支援し、設備等の充実を図りました。

劇団四季「こころの劇場」運営サポートに社員ボランティア参加

三菱商事は、劇団四季が全国各地の公演活動に小学生を招待する「こころの劇場」を2008年の開始当初から支援しています。「こころの劇場」は、いじめをはじめとした社会問題の根底にある「命の大切さ」「人を思いやる心」「信じ合う喜び」を、舞台を通じて子ども達に語りかけることを目的とした公演で、三菱商事の社員が運営サポートスタッフとして参加しました。5月17日(木)~6月26日(火)に関東各地区で行われた公演のうち「王様の耳はロバの耳」「魔法をすてたマジョリン」などの計8公演に参加、受付や会場内への誘導などのサポートを行い、招待された子どもたちとの触れ合いの機会ともなりました。

三菱商事アート・ゲート・プログラム 第39回チャリティー・オークションを開催

6月23日(土)、三菱商事アート・ゲート・プログラム第39回チャリティー・オークションを三菱商事ビルにて行いました。今回のオークションには、若手アーティストたちの意欲作55作品を出品、100名を超えるお客様と45名の作家が参加し開催されました。
会場では、お客様が積極的にアーティストとの会話を楽しみ、気に入った作品に手を挙げていました。今後もより多くの方に引き続きご支援・ご参加いただけるよう、活動を継続していきます。
次回のオークションは、2018年9月15日(土)に開催予定です。

三菱商事アート・ゲート・プログラム 第39回チャリティー・オークション「ギャラリートーク」を開催

6月12日(火)、MC FORESTにて、三菱商事アート・ゲート・プログラムの第39回チャリティー・オークション(6月23日開催)のプレイベント「ギャラリートーク」を開催しました。
のイベントは、オークション前に作品を鑑賞しながら作家と交流することのできる場となっており、当日は今回のオークションに出品する作家たちが、作品の素材や技法、コンセプトについてプレゼンテーションを行いました。参加者との質疑応答のほか、作家同士の新たな交流も生まれ、活発な意見交換が行われました。三菱商事は今後も若手アーティストの支援を続けていきます。

第28回「ベガルタ仙台サッカースクール」開催

6月9日(土)東北支社は、「ベガルタ仙台サッカースクール」を開催しました。このプログラムは、仙台市内の児童養護施設の子ども達を対象に、サッカーを通じてチームワークの大切さと仲間との連帯意識を養い、常に向上心を持って力強く生きる一助となるようにと、2002年より開始し、今回で28回目を迎えました。
当日は、児童養護施設から38名の小学生と9名の引率職員、MCグループ企業も含めたボランティア8名の総勢55名が参加しました。今回も、元日本代表選手で現在ベガルタ仙台アンバサダーの平瀬智行さんにコーチの一人として参加頂きました。子ども達は、学年毎にコート3面を利用してショートパスやシュート等の練習を行った後、最後にコーチ、ボランティア、先生達も交えてゲームを行い、楽しい時間を過ごしました。また、スクールの後は、コーチやボランティアと一緒に和やかに昼食をとりながら親交を深めました。

5月

国立科学博物館 特別展「人体~神秘への挑戦~」障がい者特別鑑賞会開催

5月28日(月)国立科学博物館で、休館日の館内を貸切り、特別展「人体~神秘への挑戦~」の特別鑑賞会を開催しました。三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催している本プログラムは、障がいのある方と付き添いの方を招待し、社員がボランティアとして車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。今回は約260名の方を招待し、人体の構造や機能、人体理解への取り組みの歴史、最新研究の成果など、多様な展示をゆっくりと鑑賞いただきました。

第3回「WFPウォーク・ザ・ワールド 大阪」開催

5月27日(日)、大阪で3回目となるチャリティーウォーク・イベント「WFPウォーク・ザ・ワールド大阪」が開催されました。このイベントは、途上国の子どもたちの飢餓撲滅を推進するチャリティーウォークで、参加者が5kmまたは10kmのコースを歩くという催しです。日本では2005年から横浜にて開催しています。
今回、大会全体では1,286名が参加し、そのうち三菱商事及びグループ企業(三菱食品、KFC、三菱商事アグリサービス、東洋ゴム工業、玉造、サステック、六甲バター)からは、社員とその家族40名という昨年の2倍となる多数の人が参加しました。
当日は、気温が30度近くまで上がる真夏日の晴天となりましたが、当社の参加者全員が無事完歩できました。この参加費の一部がWFP国連世界食糧計画の「学校給食プログラム」の支援に役立てられます。

中国・日中青少年絵画コンテスト支援

5月26日(土)、中国・北京市で日中青少年絵画コンテストの表彰式を開催しました。
彩の夢」をテーマに絵画作品を募集し、家族・友情・平和などを描いた応募作品3,257作品の中から、1等賞2名を含む105名が入賞しました。表彰式には日中受賞者18名を招待し、お互いの作品を品評したり、家族や先生と共に交流したりと相互理解を深めました。

ミャンマー・農業指導者研修センター支援

Photo by Osamu Nakamura

5月18日(金)、ミャンマー中部のマンダレー管区にある、国際協力NGOオイスカが運営する農業指導者研修センターで、第2期研修生22名の入所式が行われました。同センターは、中部乾燥地帯の農村の貧困問題解決を目指し、現地の青年に農業技術指導を行うもので、三菱商事は2015年から建設を支援してきました。研修生は、稲作、蔬菜栽培のほか、養鶏や養魚等の実践的な研修を通じて学びを深めます。

国連WFP協会 チャリティーウォーク・イベント「WFPウォーク・ザ・ワールド」

5月13日(日)、国連WFP協会※が横浜みなとみらい地区にて、チャリティーウォーク・イベント「WFPウォーク・ザ・ワールド」を開催し、三菱商事及びグループ企業の社員とその家族57名を含む過去最高の合計4,707名が参加しました。
このイベントは、国連WFP協会が2005年より開催しているもので、世界の子どもたちを苦しめている飢餓をなくすために、参加者が5kmまたは10kmのコースを一斉に歩くという催しです。参加費の一部がWFP国連世界食糧計画の学校給食プログラムの支援に役立てられます。当社は同協会の趣旨に賛同し、2010年から支援しています。

  • 国連の食糧支援機関であるWFP 国連世界食糧計画の活動を支援する認定NPO法人

認定NPO法人 国連WFP協会http://ja.wfp.org/jawfp別ウィンドウで開きます

ゴールデンウィークスペシャル企画

5月4日(金・祝)、MC FOREST前1階広場にて2つのイベントを開催しました。

「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018」MC FORESTエリアコンサート

日時:5月4日(金) 1stステージ 11:30~/2ndステージ 13:30~

5月3日(木)~ 5日(土)に大手町・丸の内・有楽町・池袋エリアで行われた、ラ・フォル・ジュルネ・TOKYO2018「モンド・ヌーヴォー新しい世界へ」の企画の1つとして、5月4日(金)にMC FOREST前1階広場で無料のエリアコンサートを2回開催しました。1回目のステージではブラジル音楽の軽快なリズムに沢山の方が足を止めました。2回目のステージは、ホルンの優しい音色に包まれ、各回とも300名を超す方々が来場し、音楽を身近に親しむ一日となりました。

「わたなべちひろ Acoustic Concert ~Avec la musique(アベク ラ ミュージク)~」

日時:5月4日(金) 15:00~15:40

エリアコンサートに続き、三菱商事オリジナル企画として弱冠14歳のアーティストわたなべちひろさんのコンサートを開催しました。ギターとヴァイオリンのサポートと共にちひろさんの伸びやかでパワフルな歌声が響き始めると道行く方も足を止め、聞き入っていました。FOREST前広場からあふれるほどの観客の方々の心を一瞬でつかみ魅了した、素晴らしいコンサートとなりました。

4月

セルビア共和国・日本語講師派遣プロジェクト

4月25日(水)、ベオグラード大学にて、セルビアの小学校と高等学校17校に日本語講師を派遣するプロジェクトの2017年度修了式が行われました。このプロジェクトは日本語教育の拡大と、派遣される日本語講師をベオグラード大学日本語学科性から選定することにより、学生への就業機会提供とモチベーション啓発を図るものです。生徒約200名が出席し、日本語の歌やスピーチ、詩の朗読等、日本語学習の成果が発表されました。

台湾・台北市立陽明教養院へのリフォーム工事支援

三菱商事は、2005年から台湾市最大の知的障がい者養護施設「台北市立陽明教養院」を支援しています。技能の高い院生が社会体験できる模擬店(ベーカリー)の屋外ウッドデッキに、老朽化による穴が開いてしまったため、リフォーム工事を実施。4月23日(月)に寄贈式を行いました。毎日の体操や屋外活動での安全性が大幅に向上し、更にカフェ増設等、新たな技能の習得につなげたいとの喜びのコメントがありました。

ボランティアセミナー 「SDGsと持続可能なまちづくり」 日本ハビタット協会 セミナー&販売会を開催

4月19日(木)昼休みに、認定NPO法人日本ハビタット協会 セミナー&販売会を開催し、三菱商事及びグループ企業の社員32名が参加しました。日本ハビタット協会は、国連ハビタット(人間居住計画)のパートナー団体として、世界中で起きている紛争・災害・貧困などにより悪化した居住環境を改善する事業を展開している他、2011年度及び2013年度には三菱商事復興支援財団から支援を受け、被災地の復興にも貢献しています。当日は、SDGsが掲げる17の目標の中から「パートナーシップで目標を達成しよう」「ジェンダー平等を実現しよう」「安全な水とトイレを世界中に」「住み続けられるまちづくりを」の4点についてお話いただきました。また講演後には、東日本大震災復興支援として実施している「復興の桑プロジェクト」の商品販売も行っていただき、参加者の多くが購入、仙台市の農業支援に貢献することができました。

認定NPO法人日本ハビタット協会https://www.habitat.or.jp/別ウィンドウで開きます

ミャンマー・シュエダゴンパゴダへのエレベーター寄贈

4月3日(火)、ミャンマーの仏教徒にとって最大の聖地であり、観光地としても有名なシュエダゴンパゴダにて、南門エレベーターの寄贈式を開催しました。三菱商事は2013年度より継続して寄附を行っており、シュエダゴンパゴダ、更にはミャンマー全体の発展に寄与することを期待しています。

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