被災地でのボランティア活動レポート
(2015年7月分)
活動内容
7月は、宮城県でボランティア活動を行いました。
宮城県仙台市では、交流人口の増加や産業復興を目指して震災後に設立された醸造所を支援しました。ワインの原料となるブドウ栽培のため、農地の草刈りに汗をかきました(写真左)。現在、栽培と並行して、ワイナリー施設の建設が進んでいます(同中央)。
支援活動の他にも、仙台市周辺で大きな被害のあった荒浜などを訪問しました。荒浜に建立された慰霊碑と観音像には今も全国から多くの人が訪れているそうです(同右)。
参加メンバーの声
- 「醸造所の皆さんの復興に向けた熱意を、まぶしく感じました。われわれにできることは少ないでしょうが、この希望に満ちた事業を大切に見守っていきたいと思います。また、ボランティア活動の内容はかつての瓦礫撤去から変化し、新しい街・産業づくりなど“次”に向けた活動の必要性が高まっているとも感じました」
- 「東北とはいえ7月末の炎天下での草刈りは大変な作業でしたが、皆で力を合わせてきれいになった畑を見ると『来て良かった』という思いが込み上げてきました。この醸造所でのボランティア活動には開墾、苗木植えと参加してきたこともあり、来るたびに未来に向けた前向きな変化が感じられ、うれしく思います」
- 「今回初めて復興支援活動に参加しましたが、4年たった今でも当時の津波の爪跡が残る地区がまだまだ残っていることに驚きました。その上で頑張ろうと活動されている方のお手伝いができ、復興支援活動の意義を全身で感じられたように思います。これからも被災地の復興や事業を見守っていきたいです」