MC Shared Value Creation Forum~ESG対話2025~
開催概要
登壇者
- 社外取締役 秋山咲恵
- 社外取締役 小木曾麻里
- 東京大学大学院経済学研究科教授 柳川 範之氏(ファシリテーター)
- 常務執行役員 CSEO 小林健司
- 執行役員 総務部長 藤村武宏
- 執行役員 人事部長 柏原玲子
- サステナビリティ部長 庄司恭子
- IR・SR部長 赤松茂隆

当日のサマリー
当日は、東京大学大学院 経済学研究科の柳川教授のファシリテーションのもと、事前説明動画の内容を踏まえながら、秋山取締役および小木曾取締役との質疑応答を中心に、活発な意見交換が行われました。主な内容は以下の通りです。
経営戦略2027に関して、戦略策定時における社外取締役の関与や、当社が目指す姿、市場目線での打ち出し方等について議論が拡がりました。社外取締役からは、執行側との対話状況や、定量目標設定に反映された経営の姿勢について説明がありました。
役員報酬については、報酬設計の見直し背景や、報酬委員会の独立による効果等に関心が寄せられました。報酬制度は経営戦略2027のKPIとの連動や株主との一層の価値共有を意識した設計としたことや、社外取締役の意見がより反映される体制となったこと等について説明されました。
カーボンニュートラル社会の実現に向けては、「カーボンニュートラル社会へのロードマップ」の進捗、EX戦略の位置付け、投資採算性とのバランス等について質問が寄せられました。これに対し、当社はロードマップに基づき、中長期的な視点で環境に配慮した戦略が練られている点、排出量の大きい大型投融資案件についても取締役会にて活発に議論が行われている点などが共有されました。
株主提案に関しては、勧告的提案を株主総会議案として取り上げなかった理由や監査体制等について質問が寄せられ、当社からは、勧告的提案か定款変更議案の二者択一ではなく、ステークホルダーの皆様との継続的な対話を通じて、当社の考えへのご理解を深めていただくと共に、いただいたご意見を経営にフィードバックしていく方針であることや、監査等委員会と監査部との連携を強化している状況、「カーボンニュートラル社会へのロードマップ」に基づく取組状況について説明されました。
その他、女性のパイプライン強化や「G検定」の導入意義など、幅広いテーマにわたりご質問をいただき、各施策に対する当社の基本方針と現状について説明されました。
事前説明動画
項目 | 内容 | 説明者 |
---|---|---|
サステナビリティ | 持続的な成長に向けたサステナビリティに関する取り組み | サステナビリティ部長 庄司 恭子 |
人的資本 | MC HR Vision「DEAR」に基づく各種人事施策の展開 | 執行役員 人事部長 柏原 玲子 |
役員報酬 | 中長期的な企業価値向上に向けた役員報酬制度の改定 | |
ガバナンス | コーポレートガバナンスの実効性向上に向けた取り組み | 執行役員 総務部長 藤村 武宏 |
事前説明資料
- 持続的な成長に向けたサステナビリティに関する取り組み
[PDF: 1.0MB]
- MC HR
Vision「DEAR」に基づく各種人事施策の展開
[PDF: 1.3MB]
- 中長期的な企業価値向上に向けた役員報酬制度の改定
[PDF: 497KB]
- コーポレートガバナンスの実効性向上に向けた取り組み
[PDF: 646KB]