三菱商事と吉本興業ホールディングス 「笑い」を活用した事業共創に係る業務提携契約を締結

2024年11月6日
三菱商事株式会社
吉本興業ホールディングス株式会社
 

三菱商事株式会社および吉本興業ホールディングス株式会社は、「笑い」による生活者の健康課題解決、「お笑いコンテンツ」の海外展開、DXを活用したコンテンツ制作等を含む、事業共創の検討について合意し、業務提携契約(以下、「本契約」)を締結しましたのでお知らせします。

日本では超高齢社会の到来を見据え、認知症や脳の老化等の予防、ウェルビーイングの実現等が求められているなか、笑いが健康にもたらす効果が改めて注目されています。吉本興業と三菱商事は、笑い×ヘルスケアで生活者の健康課題解決に取り組みます。また、三菱商事は日本の優れた無形資産をブランドとして広く海外へ展開していく方針であり、吉本興業が有する日本のお笑いコンテンツを魅力ある無形資産として、共同で海外へも届けることを構想していきます。生活者の健康データの捕捉やモニタリング、お笑いコンテンツの制作等にあたっては、三菱商事のもつDXの知見を活用し、お笑い×デジタルによる新しい付加価値共創を目指します。

今後、本契約に基づき、吉本興業はこれまでの事業で培ったコンテンツやコラボレーショングッズの企画・制作を担い、三菱商事は国内外における人材とネットワーク、デジタル・ヘルスケア等の事業知見、小売り・雑貨等の製造販売網を活用するほか、人材を交流させることで新規事業の創出を目指します。具体的には、下記について共同検討を開始いたします。

  1. 笑いによる健康課題解決を基軸とした新規サービス
  2. デジタル技術を活用した新規コンテンツの共同制作・配信
  3. お笑いコンテンツの海外展開
  4. 両社グループの事業基盤を活用した地域活性化
  5. グッズ製造・販売
  6. そのほか新規サービス

本取り組みを通じ、吉本興業と三菱商事は、世界の人々に健康でよりよい暮らし「スマートライフ」の提供を目指します。

【会社概要】

1.三菱商事の概要

  • 本社:
    東京都千代田区丸の内二丁目 3 番 1 号
  • 代表者:
    代表取締役 社長 中西 勝也
  • 設立年:
    1950 年 (創立年 1954 年)
  • 主な事業内容:
    地球環境エネルギー、マテリアルソリューション、金属資源、社会インフラ、モビリティ、食品産業、S.L.C.(Smart-Life Creation)、電力ソリューションの8グループ体制で、幅広い産業を事業領域として多角的なビジネスを展開。

2. 吉本興業ホールディングスの概要

  • 本社:
    大阪市中央区難波千日前11番6号
  • 代表者:
    代表取締役 社長 岡本 昭彦
  • 設立年:
    1912 年
  • 主な事業内容:
    劇場運営、タレントマネジメント、映像等コンテンツ制作・販売、その他の事業

【報道機関からのお問い合せ先】

三菱商事株式会社 広報部 TEL (03) 3210-2171
吉本興業ホールディングス株式会社 コーポレート・コミュニケーション本部 広報室 楠 秀司

(Tel)080-2424-9133 (Email)kusunoki.hideshi@yoshimoto.co.jp別ウィンドウで開きます


三菱商事のマテリアリティ(重要課題)

三菱商事は、企業理念「三綱領」に基づき、事業を通じて社会の持続可能な発展へ貢献し、価値創造に取り組むことで、社会と共に発展してきました。『中期経営戦略2024』で目指すMC Shared Value(共創価値)の継続的な創出に向け、当社が解決していく重要な社会課題である「マテリアリティ」を指針として、当社の持続可能な成長に向けた取り組みを強化していきます。本件は、事業活動を通じて目指す「カーボンニュートラル社会と物心共に豊かな生活の実現」に関する6つのマテリアリティの内、特に「持続可能で安定的な社会と暮らしの実現」「地域課題の解決とコミュニティとの共生」に資する取り組みになります。
脱炭素社会への貢献
自然資本の保全と有効活用
持続可能で安定的な社会と暮らしの実現
イノベーションを通じた社会課題の解決
地域課題の解決とコミュニティの共生
事業推進における人権の尊重

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171