LNGカナダプロジェクト拡張計画の最終投資決定について
三菱商事株式会社(以下、「当社」)は、出資参画・生産開始済のLNGカナダプロジェクト(以下、「本プロジェクト」)において、プロジェクトパートナーとともに、液化設備の拡張計画について最終投資決定を行いました。今回の拡張により、本プロジェクトの液化天然ガス(LNG)生産能力は年間1,400万トンから年間2,800万トンへ倍増する予定です。
本プロジェクトは、カナダ/ブリティッシュ・コロンビア州キティマットにおいて操業する、同国初の大型LNG事業です。カナダ西部の豊富な天然ガス資源を背景に、日本をはじめとするアジアのLNG主要需要地への航海距離が比較的短いという地理的優位性を有しています。また、アジア向けのLNG輸送において海上交通の要衝を通過する必要がないことから、安定的なLNG供給を実現できる供給源として期待されているほか、今回の拡張計画では、既設の長距離パイプラインや一部の既存プラント設備を活用することで、競争力のあるLNG安定供給を目指してまいります。
拡張計画の実行により、本プロジェクトは日本の年間LNG輸入量(2025年実績:約6,500万トン)の約4割に相当する世界最大級のLNG事業となる見込みです。また、当社は、拡張設備の稼働開始が見込まれる2030年代初頭以降、既存権益分の年間210万トンに加え、新たに年間210万トンのLNG(いずれも当社持分比率15%相当)を引き取る予定です。
天然ガス及びLNGは、相対的に環境負荷が低く、低・脱炭素社会への移行を支える重要なエネルギー源の1つです。今後、経済成長や人口増に加え、AI・データセンター関連需要の拡大等を背景とした世界的なエネルギー需要の増加が見込まれる中、その重要性は一層高まると考えています。
当社は本プロジェクトを通じて、日本を含む世界の需要家へのエネルギー安定供給に貢献するとともに、低・脱炭素社会への移行に必要なエネルギーの供給拡大を推進してまいります。また、本プロジェクトのさらなる価値向上を通じて、西カナダの雇用創出や経済発展と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
【関連リリース】
【カナダLNG事業】

当社は1969年にLNG事業に関与して以来、原料ガスの上流開発から液化、輸送、販売に至るまで、LNGバリューチェーンに関与してきました。
カナダLNG事業では、パートナー各社が、原料ガスを独自に調達した上で、全長670kmのパイプラインを通じて天然ガス液化設備へ輸送し、産出されるLNGを持分比率に応じて引き取ります。
【プロジェクト所在地】
【プロジェクト所在地】

【プロジェクト完成予想図】

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