プレスルーム
2023年5月2日
三菱商事株式会社
丸の内イノベーションパートナーズ株式会社
丸の内イノベーションパートナーズ株式会社
Marunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.設立に関するお知らせ
三菱商事株式会社(以下、三菱商事)は、株式会社三菱UFJ銀行(以下、MUBK)、およびPavilion Private Equity Co., Ltd.(以下、PPE)とともに、丸の内イノベーションパートナーズ株式会社(以下、MIP)を通じて脱炭素に資するクライメートテック(Climate Tech、以下、気候テック)関連企業を主たる対象として成長投資を行う「Marunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.」(以下、本ファンド)を組成致しました。海外投資家向け関連エンティティ含め投資家各社から400百万米ドルの出資コミットを預かり第一次募集を完了致しましたのでお知らせします。今後更に投資家募集活動を行い、最終的には800~1,000百万米ドル規模まで拡大することを計画しております。
三菱商事は、2021年10月に策定した「カーボンニュートラル社会へのロードマップ」において、2050年の温室効果ガス(GHG)排出量ネットゼロを宣言しました。さらに、「中期経営戦略 2024 MC Shared Value(共創価値)の創出」において、「Energy Transformation(EX)・Digital Transformation(DX)の一体推進による未来創造」を成長戦略として掲げ、社会や産業課題の解決に取り組んでいます。
また、気候テックの分野では、ネットゼロに向けて様々な先端技術・ソリューションの開発・導入拡大、その為の投資が必要不可欠とされており、中長期的に高い資金需要が見込まれています。
三菱商事並びにMIPは、本ファンドによる気候テック関連企業への成長投資を通じて、これら企業が有する先端技術の商業化・スケール化及び技術導入の促進を図り、投資先企業の企業価値を高めると同時に、カーボンニュートラル社会実現に向けた脱炭素化を後押しすることを目指します。同時に、メインスポンサーである三菱商事グループの産業知見、事業ネットワーク、総合力を活用すると共に、本ファンドに参画する戦略的投資家の皆様とも連携しながら、優良な投資機会の獲得と投資先企業に対する成長支援を図って参ります。
【MIPの概要】
商号
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丸の内イノベーションパートナーズ株式会社
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代表者
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代表取締役CEO 三好一郎
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運営ファンド
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Marunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.
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資本金
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1億5千万円
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株主構成
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三菱商事株式会社 90.1%
Pavilion Private Equity Co., Ltd. 5.0%
株式会社三菱UFJ銀行 4.9%
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主な事業内容
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投資事業組合の管理・運用業務
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【本ファンドの概要】
名称
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Marunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.
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設立時期
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2023年4月
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出資約束金総額※
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設立当初400百万米ドル、目標額800~1,000百万米ドル
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ジェネラル・パートナー (GP)
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丸の内イノベーションパートナーズ株式会社
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※海外投資家向け関連エンティティ含む
【本ファンドのスキーム図】
*本プレスリリースは、三菱商事及びMIPの活動実績について一般に公表するためのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。また、本プレスリリースは、日本その他の地域におけるファンドの持分その他の証券の購入又は応募の勧誘を構成するものではありません。
参考:
三菱商事株式会社の概要
本社所在地 :東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
事業内容 :天然ガス、総合素材、化学ソリューション、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループに産業DX部門及び次世代エネルギー部門を加えた体制で、幅広い産業を事業領域として多角的なビジネスを展開
代表者 :代表取締役 社長 中西 勝也
創立 :1954年 7月1日(設立1950年4月1日)
丸の内イノベーションパートナーズ株式会社の概要
本社所在地 :東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 丸の内二丁目ビル7階xLink丸の内
事業内容 :投資事業組合の管理・運営業務
代表者 :三好 一郎 代表取締役CEO
創立 :2022年8月
株式会社三菱UFJ銀行
本社所在地 :東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
事業内容 :金融業及びその付帯業務
代表者 :半沢 淳一 取締役頭取執行役員
創立 :1919年8月
Pavilion Private Equity Co., Ltd.
本社所在地 :Yeouido Finance Tower, Yeouido-dong) 20th Floor, 32 Gukjegeumyung-ro 2 gil, Youngdeungpo-gu, ソウル, 韓国
事業内容 :プライベートエクイティファンドの管理・運営業務
会長 :Young-Gak Yun
代表者 :Hyung-Jin Park代表取締役、Young Joon Hong 代表取締役
創立 :2016年1月
三菱商事のマテリアリティ(重要課題)
三菱商事は、企業理念「三綱領」に基づき、事業を通じて社会の持続可能な発展へ貢献し、価値創造に取り組むことで、社会と共に発展してきました。『中期経営戦略2024』で目指すMC Shared Value(共創価値)の継続的な創出に向け、当社が解決していく重要な社会課題である「マテリアリティ」を指針として、当社の持続可能な成長に向けた取り組みを強化していきます。本件は、事業活動を通じて目指す「カーボンニュートラル社会と物心共に豊かな生活の実現」に関する6つのマテリアリティの内、特に「脱炭素社会への貢献」と「イノベーションを通じた社会課題の解決」に資する取り組みになります。
ニュースリリースに関するお問い合わせ先
三菱商事株式会社 広報部 報道チームTEL:03-3210-2171 / FAX:03-5252-7705