三菱商事

プレスルーム

2023年10月17日
アイパークインスティチュート株式会社
国立大学法人横浜国立大学
医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院
三菱商事株式会社

「ヘルスケアMaaS 2023 ~健康・移動をデータで結ぶ未来~」 開催のお知らせ

●健康/未病/疾病管理・運動・スポーツ・移動などに関する最先端の情報交換や体験ができる3日間の連続イベント
●「未来の救急車」をテーマに、最新のテクノロジーを組み合わせた最先端救急の世界を体験できる実証実験
● 鎌倉・湘南エリアに本格展開する横浜国立大学による研究展示、ヘルスイノベーションに取り組む企業による展示、湘南アイパーク入居企業、近隣地域に所在する企業約30社による最新テクノロジーを体験できる体験型展示
 
アイパークインスティチュート株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:藤本利夫、以下「アイパークインスティチュート」)、国立大学法人横浜国立大学(以下「横浜国立大学」)、医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院(以下「湘南鎌倉総合病院」)、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)は、神奈川県、藤沢市、鎌倉市の後援を得て、2023年12月1日~12月3日の3日間、「ヘルスケアMaaS※1 2023 ~健康・移動をデータで結ぶ未来~」を開催します。
開催3年目となる本年は、研究施設を開放し、藤沢市村岡・鎌倉市深沢地区の最先端ヘルスイノベーション拠点形成構想にむけて進めている研究や5者連携での検討※2を、地域の方々に体験、理解いただくことを目的としています。
これらを通じて、村岡・深沢地区の最先端ヘルスイノベーション拠点構想を地域の方々と共創し、さらにはヘルスケア分野での地域の方々への還元を目指します。
※1:ヘルスケアMaaS=ヘルスケアを志向したシームレスな移動システムを構築し、人々の健康的な生活を支えること。MaaSは「Mobility as a Service」の略。
※2:湘南アイパーク、神奈川県、藤沢市、鎌倉市、湘南鎌倉総合病院の5者は、2019年に村岡・深沢地区のヘルスイノベーション最先端拠点形成を目指して、覚書を締結しました。具体的には「次世代健康管理」「ヘルスケアMaaS」「スポーツ振興」の3つを研究分野としています。
 
「ヘルスケアMaaS 2023 健康・移動をデータで結ぶ未来」 開催概要
【日時】 2023年12月1日(金)~12月3日(日)
【場所】 湘南ヘルスイノベーションパーク(略称:湘南アイパーク)
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地1(入場無料)
【主催】 アイパークインスティチュート、横浜国立大学、湘南鎌倉総合病院、三菱商事
【後援】 神奈川県、藤沢市、鎌倉市
【プログラム・日程】
学術関係者を対象とした「エキスパートシンポジウム」、地域の方々を対象とした 「未来を考える『みんなの語り場』」および 「実証実験」の3部構成で実施します。地域の方々対象のイベントでは参加者を募集します。

1.「エキスパートシンポジウム」(事前登録制):
日時:12月1日(金) 13:30-16:30
対象:村岡深沢ヘルスイノベーション拠点構想実現に興味関心のある産・官・学・医の専門家
内容:健康データや移動の最新テクノロジーを産学医の様々な観点で考えていきます。
 
2.「未来を考える『みんなの語り場』 ~このまちの未来を考えよう~」(事前登録制) :
日時:12月2日(土) 13:30-16:30
対象:村岡深沢ヘルスイノベーション拠点構想実現に興味関心のある住民の方
内容:まちの移動と健康をテーマとした講演や村岡・深沢地区におけるヘルスケアMaaSを軸とした未来の地域のあり方を、住民の方々とディスカッションします。
 
3.「実証実験 ~未来を体験しよう!~」(事前登録制):
日時:12月2日(土)、3日(日) 9:00-16:00
対象:未来の救急車のあり方へ興味関心のある方
内容:湘南鎌倉総合病院の救命救急室と連携し、大災害や事故に対する未来の救命救急の体験を通して、村岡・深沢地区におけるヘルスイノベーションを考えます。
▶救急車を利用した「移動のみらい」実証実験
内容:救急が必要となる現場を模擬し、初期的な状況把握を目的にドローンが現場を撮影、そこに実際の救急車が駆け付ける。スマートグラスを着用した救命士が病院のER(Emergency Room:救急救命室)と遠隔連携し、ERの指示のもと、的確な初期措置を実施する。足りない医療物資はドローンが現場に届ける。救急車内ではリアルタイムのバイタルデータ及び既往歴等の電子カルテデータをERと双方向でデータ連携し、ERとして患者の様態を正確に把握、手術の事前準備を整える。
そのような最新テクノロジーを駆使した、未来の救急医療の世界を実際に体験頂きます。
 
4.ワークショップ(事前登録制):
①スポーツコミュニティを軸とした健康について、ウェアラブルデバイスのデータから考えてみよう
日時:12月2日(土)9時~10時30分
内容:村岡深沢にお住いの有志の20名の方々に実際にウェアラブルデバイスを装着して得られたデータを基に、健康データの取得や健康の見える化を地域で行うことで、健康でいられるまちへどのように発展するかをワークショップ形式で皆さまとディスカッションをします。
【協力企業※3】鎌倉インターナショナルFC
②メタボ対策からフレイル対策へギアチェンジ~人生100年時代に備える~
日時:12月3日(日)14時~16時
内容:人生100年時代を見据えながら、主に60歳未満向けのメタボ対策から、主に70歳以上向けのフレイル対策へのギア操作の重要性について、運動、食事・栄養、睡眠、服薬などの視点から解説いたします。
【協力団体※3】イノベーションゲートウェイ湘南ロータリークラブ
③介護タクシー普及に向けた地域共創活動の紹介 
日時:12月3日(日)10時~12時
内容:歩行困難ならびに介助が必要な人々が、いつでも外出のできる環境を目指し、湘南鎌倉総合病院と横浜国立大学が共創し移動の最適化・効率性を高める取り組みを実施、ワークショップ形式で解説いたします。
【協力団体※3】湘南鎌倉総合病院、横浜国立大学
④常に健康であるための医療・健康データの活用について
日時:12月3日(日)14時~16時
内容:今後、超高齢社会を迎え、高齢者人口の増加に伴い、そのまま病気の方が増えると医療/介護制度が崩壊することが危惧されており、常に健康でいられる社会づくりを通して、健康寿命の延伸が望まれています。本ワークショップでは、そのための手立てとして、自分の健康データや既往歴/服薬履歴等のビッグデータを活用していく未来のヘルスイノベーションにつき、皆様とディスカッションできればと思います。
【協力団体※3】三菱商事
※3企業・団体については、今後、変更の可能性があります。

5.展示・体験コーナー
内容:湘南アイパーク内を開放し、横浜国立大学、湘南アイパーク入居企業やヘルスイノベーションに取り組む企業・団体の健康・未病・医療・移動・データ連携、スポーツ、食などに関連する事業や研究に触れられ、体験できるコーナーを設置しています。
 
6. その他:
施設内のカフェテリアやキッチンカーなどでお食事いただけます。
 
プログラムの詳細は、下記のサイトおよび最後部に添付のポスターからもご覧にいただけます。
 
応募方法:
1.シンポジウム、2.みんなの語り場、3.実証実験、4.ワークショップへの登録は、下記ウェブサイトから事前登録をお願い致します。定員の上限に達し次第、募集終了となります。
 
アイパークインスティチュート株式会社について
アイパークインスティチュート株式会社は、産業ファンド投資法人、武田薬品工業株式会社、三菱商事株式会社を主要株主として、2023年4月に事業を開始しました。2018年より武田薬品が担っていた湘南ヘルスイノベーションパーク(神奈川県藤沢市、略称:湘南アイパーク)の運営事業を2023年に承継し、施設の運営・管理のほか、イノベーション創出促進、技術交流・研究連携促進など、ライフサイエンスエコシステムの構築・活性化のための事業を行っています。当社に関する詳しい説明は こちら をご覧ください。
 
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)について
湘南アイパークは、2018 年 4 月に武田薬品工業株式会社が自社研究所を外部に開放して誕生した、日本初の製薬企業発サイエンスパークです。現在は武田薬品工業株式会社から独立したアイパークインスティチュート株式会社が運営を行っており、幅広い業種や規模の産官学が結集してヘルスイノベーションを加速する場となることを目指しています。現在、製薬企業のみならず、次世代医療、細胞農業、AI、行政などの企業・団体が集積し、約170社、2000 人以上(2023年10月現在)のエコシステムを形成しています。
公式HP:https://www.shonan-ipark.com/
湘南アイパーク最新の入居/メンバー企業・団体はこちら
公式SNS:YouTube / Facebook / Twitter / LinkedIn
 
国立大学法人横浜国立大学について
横浜国立大学は、4つの旧制学校を母体に1949年に新制大学として設立した総合大学で、5学部 ・6大学院を有しています。「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」「多様性」を建学からの歴史の中で培われた精神として掲げ、世界の学術研究と教育に重要な地歩を築くべく、努力を重ねることを憲章として宣言しています。
 
医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院について
1988年11月、神奈川県鎌倉市に病床数368床で開設された湘南鎌倉総合病院は、地域のために救急要請など「断らない」医療を実践しながら、多様化・拡大する医療ニーズに対応できる体制を整えてきました。2021年、陽子線治療、PET/CT、再生医療など最先端の医療を必要な方々に提供できるよう、先端医療センター棟を竣工、続いて2022年には、増加する地域の救急医療ニーズに対応すべく、救命救急センター・外傷センター棟を竣工しました。現在は669床を有し、県下でもトップクラスの腎臓移植を行う総合病院へと成長を遂げています。
また湘南ヘルスイノベーションパーク内に設けた湘南先端医学研究所では、再生医療、がんを含む難治性疾患および放射線医学に関して、基礎研究からトランスレーショナルリサーチ、臨床研究まで各段階を統合した診断・治療法の研究開発を推進しています。 https://www.skgh.jp
 
三菱商事株式会社について
三菱商事は、世界約90の国・地域に広がる拠点と約1700の連結事業会社と共同しながら、ビジネスを展開しております。天然ガス、総合素材、石油・化学ソリューション、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループ体制で、幅広い産業を事業領域とし、未来を見据えた重要課題への取組みとして、デジタル化や低・脱炭素社会に対応したDX(デジタルトランスフォーメーション)とEX(エネルギートランスフォーメーション)を一体で推進してまいります。
 
 
本件に関するお問い合わせ先:

アイパークインスティチュート株式会社
担当:滝澤、日比野
Mail:iPi.COM@shonan-ipark.com
 
国立大学法人横浜国立大学
担当:学長補佐(研究・医工連携)、工学研究院 准教授 下野 誠通
Mail:shimono-tomoyuki-hc@ynu.ac.jp
広報窓口:総務企画部リレーション推進課 広報担当
Mail : press@ynu.ac.jp
 
医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院 広報室
Mail:kouhou@shonankamakura.or.jp
 
三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
Tel:03-3210-2171
 
 

 
三菱商事のマテリアリティ(重要課題)
 
三菱商事は、企業理念「三綱領」に基づき、事業を通じて社会の持続可能な発展へ貢献し、価値創造に取り組むことで、社会と共に発展してきました。『中期経営戦略2024』で目指すMC Shared Value(共創価値)の継続的な創出に向け、当社が解決していく重要な社会課題である「マテリアリティ」を指針として、当社の持続可能な成長に向けた取り組みを強化していきます。本件は、事業活動を通じて目指す「カーボンニュートラル社会と物心共に豊かな生活の実現」に関する6つのマテリアリティの内、特に「持続可能で安定的な社会と暮らしの実現」「イノベーションを通じた社会課題の解決」「地域課題の解決とコミュニティとの共生」に資する取り組みになります。

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
TEL:03-3210-2171
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