三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2012年2月分)

活動内容

2月は宮城県石巻市の仮設住宅で、長い避難生活を送っている方々へ、NGO制作のコミュニティー新聞を配達する活動を行いました。配達を通じて被災された方々とお話しすると、震災から約一年を経る中での前向きな気持ちの変化とともに、被災地の今後についての不安などを伺うことも多く、被災地への継続的な支援の必要性を再認識しました。

参加メンバーの声

  • 「今回の依頼内容が、被災された方々と直接触れ合うものということで非常に緊張しましたが、体験談や考えを聞くことのできる貴重な機会となりました。居住スペースの広さや2年後に退出しなければならないという入居期限、水道の凍結など、訪問してみなければ分からない厳しい現状が仮設住宅にはありました。自分が見聞きしたことを、もっと多くの人に伝えていきたいと思いました」
  • 「被災者の方々が、震災やこれまで11カ月間の話を私たちにすることで、少しでも心の整理につながってくれれば良いと思います。また、ともに活動したNGOスタッフの純粋な姿勢や態度に触れ、『こんな若者が日本にいてくれて頼もしいな』と感じました」
  • 「仮設住宅の一軒一軒を回ると、震災に遭われた方といろいろお話ができました。特に、赤ちゃんのいる若いお母さんのお宅に配達した時のことが強く印象に残っています。お母さんは、昨年3月9日に生まれたという赤ちゃんを抱いて『この子は太陽です』『頑張らないといけない』と力強く話してくれました。『子どもたちが笑顔で生活できるように大人たちがしっかりしないといけない』と強く思いました。まず今の自分にできることとして、今回聞いた話や現地の状況を自分の周りの人に伝えていきたいと思います」
ページ上部へ