三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2012年5月分)

活動内容

5月から、これまで活動してきた宮城県石巻市、南三陸町に加え、岩手県陸前高田市に活動場所を広げました。陸前高田市も津波により甚大な被害を受けた地域の一つです。震災発生から1年以上過ぎた現在も、各地に瓦礫が残り、ボランティアは海岸や農地、住宅跡地などで瓦礫撤去を行いました。

また、南三陸町では毎月開催されている催事「福興市」もお手伝い。復興に向けて歩み続ける被災地の活気に触れることができました。

参加メンバーの声

  • 「震災後1年以上たっていますが、陸前高田市の中心部でも、市役所やスーパーマーケットが鉄骨むき出しのままで残っており、復旧・復興がなかなか進まない現状を痛感させられました。今回の活動場所となった海岸や農地でも、瓦礫やゴミが散乱し、当初は何をしたら良いかと困惑しました。しかし、一般ボランティアの方も交え、人海戦術で取り組めば、きれいになっていきます。ボランティア活動の重要性を実感しました」
  • 「現地の方々は明るく自然に接してくれましたが、胸中には大きな悲しみが横たわっているように感じました。漁師の方の『仕事があるだけで幸せだ』との言葉、語り部の方の『気持ちだけでいいから、われわれのことを忘れないでほしい』とおっしゃった言葉は忘れまいと思いました」
  • 「今回2回目の参加を終えて、改めて『継続は力なり』ということを強く感じました。東京にいると日々の生活に追われ、昨年の大震災も忘れがちになってしまいます。しかし、震災の現実をしっかり自分で受け止め、継続的な支援活動の意義を知るためにも、現地に足を運ぶことが重要。今後も自分のペースで、支援を継続していきたいと思います」
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